6月19日に行われた第19節(アウェー) 山雅vs大分の試合に行ってきました。
その前に。
関西の地震により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます.
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さて遠征での車中泊も4月の金沢遠征、5月の甲府遠征に続いて今回で3回目となります。
4日間の車中泊も3回目となるとかなり手慣れてきました(笑)
というようなことは山雅遠征 その2 に書くとしてまずは山雅戦から。
山雅遠征・4泊5日(その1) 第19節(アウェー) 山雅vs大分 1-4 逆転勝利
山雅遠征・4泊5日(その2) 諏訪大社・高島城・蓼科湖・白樺湖・八島湿原・ちひろ美術館・白馬・軽井沢 観光巡り
この2回に分けて書いていきたいと思います。
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では、まず山雅遠征(その1)から
実は松本には2014年10月9日から15日まで6泊7日の遠征で来ているので今回で2回目となります。
=その時のブログから=
《「大名町のはんこや」様
なにせ「信州」とか「そば」とか「松本」とかいう文字が目に入るだけで「憧れの地」にやってきたという思いが強い。
一度通り過ぎたのだが「無料 貸し自転車」の文字につられて引き返したのがここ「大名町のはんこや」さん。
「自転車借りていいですか?」のお願いに「良いですよ」と快く返事をしてくれた。
そしてこの方こそが今回の旅(遠征)で知り合った最初の方なのだ》
《松本城を後にして先ほど借りた自転車を返して話をしていると突然「トリサポさん?」と聞かれた。
そこから話が弾んだ(笑)
名刺をいただいた。
「第一回松本検定マスタークラス合格 松本の達人」と書かれていた。
そして「大名町商興会 会長」さんだった》
「大名町のはんこや」様
試合当日 午後1時。
驚く顔が見たかったので内緒で行きました。


お店には「大分トリニータ チーム&サポーターの皆様 歓迎」の文字が。
さらに「お帰りなさい 松本へ!」と書かれた言葉にグっときました。

お店の中から出て来たのは4年前と変わらない優しい笑顔。

「ツイッターで見てました。来てくれたんですね」と驚く顔。
「もちろんです。 このお店に一番に来たかったんです」と私。
3人で話が弾んだ後、
「今日は勝ち点以外のお土産は何でも持って帰ってください(笑)」
「いえいえ大分から来ましたから今日は負けませんよ(笑)」

寸志として「大判・小判」をいただきました(本物ではないですよ(笑))
後で聞いたら他のトリサポさんもいただいたそうです。
変らぬ笑顔と優しさに涙が出そうになりました。
健康に留意されてください。
きっと、又来ます。
ありがとうございました。

「焼き鳥 まるちゃん」様
=2014年 ブログより=
この店は、「松本山雅」と「AC長野パルセイロ」との対決、”信州ダービー”を描いた映画「クラシコ」に登場する。
山雅サポさんの中ではよく知られたお店。
最初はトリサポが来ていいのかなと思ったが、「山雅サポ」は常に「ウエルカム」ですからと聞き勇気を振り絞ってやってきたのに(笑)
店主の「まるちゃん」は本当に気さくな良い方だった。
声をかけたのですがいらっしゃいませんでした。
残念。

「喫茶山雅」様
まるちゃんからすぐ近くに喫茶山雅がありました。

=喫茶山雅って何?=
1965年JR松本駅前に「純喫茶山雅」が開店。
そして同年、現在の松本山雅FCの前身となる松本山雅フットボールクラブが結成。
クラブ名は、山好きの店主が「山」と「優雅」を組み合わせて名付けた喫茶店の名前に由来します。
1978年に駅前再開発に伴い、惜しまれつつお店は姿を消すことに。
2017年2月25日、約40年ぶりに、『喫茶山雅』が復活しました。

お店の中は山雅さんのグッズ販売やレプユニの展示、選手のサイン、選手の写真などがあり山雅サポさんであれば1日中過ごしたい空間かもしれません。

2階に上がる階段にも写真がありました。

ゆっくりしたかったのですが、時間が迫ってきたのでアルウィンに向かうことに。

このお店で声をかけてくれた母娘さん。
AちゃんとSちゃん、可愛い笑顔をありがとう!

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「四柱神社」

4年前の試合当日の朝。
必勝祈願にトリユニを着てお参りに行ったら、同じく山雅ユニを着たサポさんと一緒になりお互いの健闘をたたえた思い出の神社です。
(お元気ですか?)

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午後2時半 アルウィン到着。
山雅サポさんからTさん経由で駐車場のチケットをいただいていたので、スタジアムのすぐ近くに停めることができました。
おかげで助かりました。
ありがとうございました。

待機列に向かっていると突然 飛行機の音が。
見るとこんな近くに飛んでることにビックリ。
そういえば近くに飛行場があるのをすっかり忘れていました(笑)

さらに待機列に向かっていると「写真をお願いしていいですか?」と嫁が声をかけられました。
もちろん喜んで一緒に写りましたが、嫁のサッカー帽が珍しかったのかも(笑)
4年前もそうでしたが、山雅サポさんは本当にフレンドリーで気さくな方が多いですね。

待機列に荷物を置いてまずはスタグルへ。

「信州味噌 山賊焼き」
「山賊焼」は鶏のむね肉、またはもも肉に片栗粉をまぶして1枚まるごと豪快に油で揚げたもの。
ショウガを入れたたれに肉をよく漬け込むのが味付けのポイントだそうです。
【松本山賊焼】の生みの親である「居酒屋 一歩」さんの大将 お元気ですか?
「居酒屋 一歩」さんに行きたかったなぁ!

久しぶりの山賊焼きを味わいながら座って食べていると、声をかけてくれたのがAさん。
驚いたのがこの方 5年連続でホームはもちろんすべてのアウェーに行っているということ。
それもご夫婦で。
これは出来るようで、まず無理ですね。
資金はもちろんですが本人や家族が健康であることがまず前提になりますから。
それも5年間も。
いやぁ素晴らしいです。

この写真から分かりますか?
左から右の建物に向かって人が並んでいますよね。
その先は見えません(笑)
ゴール裏に行きたい人たちが抽選によって振り分けられ、3時半に入場し、席を確保したら15分間はそのイスから離れてはいけないそうです。
混雑を避けるために考えられたシステムのようです。
スタグルを食べたい人は、その時間帯を狙うと人が少なくて買いやすいですよ、と教えてくれました。
Aさん、いろいろ教えてくださりありがとうございました。
大分に来たときはぜひ、声をかけてください。

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午後4時 開門です。
歓迎の旗が嬉しいですね。

さてアルウィンに入場です。

久しぶりの景色。
スタジアムから北アルプスを望める。

全てが絵になるスタジアムですね。

我が家のクマちゃんズ もビックリ顔!(笑)

ババケンのサポさんのゲーフラが新しくなりこの日がお披露目です。
この一瞬を撮ったサポさんはお見事!
最初に見た時は嫁と2人で「オオ!!」って思わず声が出ましたよ。
ゲーフラも素晴らしい出来栄えですね。

嫁と2人で記念に。

松本に住んでいる山雅&トリニータサポのPさんと(笑)
この日は大分側から、大分に来たときは山雅側から応援する素敵な女性です。

有料の駐車場チケットをいただいた山雅サポさんとそのチケットを届けてくれたトリサポさんです。
アルウィンのすぐ近くに停めることができました。
本当にありがとうございました。

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「散水」
24基から一斉に水が出る様子は見ていて気持ちが良いもんですね。

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ちょうど私の位置から選手がウォーミングアップをする様子が見えました。
これはラッキー!
星くんに

丸ちゃん。

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さぁGK高木が出てきました。

完封勝利を頼んだよ!

こちらは山雅サポさん。
アウェー感が伝わって来るでしょ(笑)

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大分サポも負けてませんよ。

「のり」

「フジモン」は久しぶりのスタメン。

「彬さん」の出場は?

「さんぺー」のこの顔はなにか悪いことを考えているときの顔(笑)
いやいやまさかねぇ(笑)

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「試合開始」
前節、愛媛に負けはしたものの今季連敗が無い大分。
かたや今季ホームアルウィンで負けなしの山雅。
どちらにとっても大事な試合であることは間違いない。

メンバー表を見た時は4バックかと思ったが、フジモンがワントップ。

シャドーにババケンと

ごっちゃん。

左サイドに星

右にレイ。

中に川西と

コテ。

最終ラインが刀根、

のり、

丸ちゃん
いつもの3-4-2-1の3バックなのだが丸ちゃんが最終ラインの右に入るとは、全くの予想外だった。

恐いのは元大分トリニータの38番永井選手。
恩返し弾は遠慮しますね(笑)

そして守備に攻撃に走り回り常にゴールを狙っていた7番前田大然選手。
まだ20歳。
惚れ惚れするほど良い選手だねぇ。

山雅さんとの契約で出れないバズに代わり川西がスタメン。

大分も山雅もクリーンな試合をするチーム。
お互いアグレッシブにそれでいて怪我をしない戦いを期待する。

「6分 山雅先制ゴール」
大分陣内でボールを奪った7番前田大然選手がスピードを生かしドリブルで持ち上がり25番前田直輝選手にパス。

フリーで受けた前田直輝選手が左足でシュート。
これがコテの足に当たり、コースが変わり先制ゴール。
開始6分の失点だった。

甲府戦の悪夢が頭に浮かんだが、失点後の大分の選手の動きは悪くなかった。

セカンドボールも拾えているし

積極的なサイドチェンジもよく効いている。

甲府戦で大敗したことは痛かったけれど、良い勉強になったと思う。

何よりゲームキャプテンである のりの顔に笑みがあった。

失点はしたものの選手に落ち着きがあったことが大きかった。

しかしボールを奪い相手陣まで攻め込むものの、クロスがファーに流れシュートまで行けない。

大分の決定機がないまま時間が過ぎていく。



「22分 レッドカード」

22分、5番岩間選手がフジモンを後ろから倒したということで一発レッドで退場に。

痛そうな表情のフジモン。

ここでアルウィン全体が騒然となり殺伐とした雰囲気にならなければいいが、と心配していたところ、ババケンが岩間選手に近づき、

慰めるように一言二言 言葉をかけていた姿に少し救われた気がした。

「24分」
これで得たフリーキックは相手にブロックされる。

これで10人対11人となり大分数的優位になる。

とはいえ1点リードされているのは大分。

1人少なくなった山雅は守りに入りハイプレスに来なくなる。

こうなるとゴールをこじ開けるのは難しくなる。

「34分」
星がクロス、これをごっちゃんが頭で合わせるもGKがクリア。

これで得たコーナーキック。
大分はショートコーナーを選択。

しかしこのプレー中に刀根が倒されPKを得る。

「35分 ごっちゃん同点ゴール」

ごっちゃんが左隅に決めて同点ゴール。

ここで決められるか止められるかでこの試合は大きく変わる。
そんな緊迫した場面。

このアルウィンの声をかき消すほどの集中力を出せ、と祈りつつボールを見つめる。
相手GKもコースを読んでいたがその先。
見事に同点ゴールを決めた。
これで 1-1 の同点。

ゲームキャプテン のり の背中は頼もしく、その手は優しい。
これでごっちゃんは今季 7得点目。
(さんぺーとの約束の10得点まで残り3得点(笑))

「ごっちゃん 同点ゴール おめでとう!」

「40分 フジモンゴール!」
川西からババケンに渡り、ババケンが中央にロングボールを入れる。

ごっちゃんが上手く止め、ターンしてフジモンに返す。

フジモンがこれを決め、今季開幕戦以来となる得点を上げた。

これで1-2となり大分逆転。

ゲームキャプテン のり の背中は頼もしく、その手は優しい。
(あれ? どこかで使ったような・・・(笑))

「フジモン 逆転ゴール おめでとう!」

前半が終わり、審判団が引き返すときアルウィンは大ブーイングに包まれた。
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「後半 開始」

「55分 山雅フリーキック」
「61分 川西ミドルシュート」
「62分 高木のプレー」
前田大然がそばにいて、コテが後ろを向いている状況での緩いパス。
一歩間違えばゴールに直結する怖さがあった。

66分 藤本 憲明 → 伊佐 耕平に交代

「67分」
ロングボールに前田大然選手が抜け出し鈴木のりとのマッチアップ。
1人少ないとは思えないほどの迫力で迫ってくる。
しかし何度も書くけどこの選手は1人3役こなすんじゃないのってくらい凄い選手だなぁ。
しかも20歳。

点差はわずかに1点。
伊佐の投入で追加点が欲しいところ。

「73分 伊佐シュート」
伊佐が枠の右を狙うもGkがクリア。

観客数「11942人」
約12000人の前で毎試合プレーができる山雅の選手は幸せだろうね。
うちも見習わなくてはいけないなぁ。

76分 馬場 賢治 → 三平 和司に交代

「78分」
いつ同点にされるのか分からない状況になる。
残り10分。
大分コーナーキック シュートコーナーを使うがシュートまで至らず。
残り8分。
前田大然選手へのロングボール。
危ない場面が続く。

「83分 さんぺーゴール!」
川西がドリブルで持ち上がり伊佐に。

伊佐が反転して
(さんぺーは走り続ける)

そのままシュート。
(さんぺーなおも走る)

GKが弾く
(さんぺー 走る、走る)

こぼれ球をそのまま押し込みジャーンプ(笑)

走り続けたさんぺーの気持ちのこもったゴールだった。

これで得点は 1-3.

まだ時間が残っているとはいえこれでほぼ勝敗は決まった。

今季 2得点目となる試合を決定づける貴重なゴールとなった。

「よく詰めてたなぁ、さんぺー半端ねぇ~!」
「だ・か・ら・パクるなって(笑))

「さんぺー ゴール おめでとう!」

さらに2分後
「85分 ごっちゃんゴール」
川西がキラーパスをごっちゃんに出す。

ごっちゃんがそのまま持ち込み落ち着いてゴールを決めた。
これで 1-4 となる。
しかしこれで足を痛めた。
(さんぺーとの約束の10得点まで残り2得点(笑))

川西と彬さんの交代を予定していたが取りやめ

87分 後藤 優介 → 竹内 彬に交代
負傷したごっちゃんと彬さんを代えた。

アデショナルタイム4分。
1-2のままだったら怖い時間だが3点差あると少し安心できる。

「90分過ぎ トリニータ オーレ」
90分過ぎ トリニータ・オーレが始まった。
勝利を確信した時だけに歌えるチャント。

まさかこのアルウィンでトリニータ・オーレが歌えるとは試合前には思いもしなかった。
胸が熱くなってきた。

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「試合終了 1-4 逆転勝利」

選手が引き上げてくる。
ゲームキャプテン のり の顔は優しく、その手は優しい。
(おっとっと。 どこかで使ったような・・・(笑))

選手の顔には疲労の色が見える。
「レイ」

「彬さん」

「コテ」

「さんぺー」
さんぺーにはこの後、ラインダンスという大役が残っている(笑)

「レイ」

「岸田」

「刀根」

「國分」

「星」

「丸ちゃん」

選手も試合の緊張感から解放されてきたのか少しだけ笑顔が戻ってきた(笑)
「彬さん」

「さんぺー」

「のり」
この のりくん の顔をみなさんよーく覚えていてくださいね(笑)

「フジモン」

「ババケン」

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さてラインダンスが始まり先陣を切ったのがフジモン。

しかしさんぺーからダメ出し(笑)
そしてさんぺーの「高速の勝利の舞」(笑)

さらに「高木」「姫野」「さんぺー」「フジモン」の4人で「好き勝手 勝利の舞」が始まる(笑)

さらに伊佐が加わり5人となったところで真打の「彬さん」登場(笑)
(この写真はmさんにお願いして、いただいたものです)

「彬さん」が加わるなんてレアもいいところ(笑)
(この写真も同様にmさんにお願いして、いただいたものです)
(mさん、ありがとうございました)

これに大喜びの 刀根とのり の2人。
とくに のりの顔はもうクシャクシャ(笑)
こんなに喜んでいる顔を見るのは初めてかも。

先程の顔。
同じ人とは思えない(笑)

これが彬さんなんですね。

選手みんなから慕われているのがよく分かります。

このチームがまとまっているのは彼がいるから。

みんなの笑顔を見ていて確信しました。

アルウィンの異様な雰囲気の中、それに呑まれることなく自分たちのサッカーができたこと。

そんな選手たちを現地で後押しできた事。

苦しみながらも最後に勝ち点3を持ち帰れたこと。

アルウィンに来て良かった。
選手の喜ぶ顔を見て心からそう思いました。

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試合後、永井 龍選手が挨拶に来てくれました。

知っているように2015年3月23日から7月12日までの間、大分トリニータの選手として活躍してくれました。

「リョウ~ がんばれ~! 応援しているよ!」の声と拍手でいっぱいでした。
「挨拶に来てくれてありがとう! ガンバレ! 永井 龍!」

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浦和からご家族で来たYさん。

初めてお会いした伊佐くんサポのMさんと仲間の皆さん。
皆さん ありがとうございました。

試合が終わったと同時にアルウィンはまるで地響きのようなブーイングに包まれました。
逆の立場だったら、と思うと気持ちは分かります。
もう少し違った形、違った雰囲気の中で闘いたかった、という気持ちはこのブログを書いている今もそう思っています。
1-4という3点差のスコアではあったが辛勝だったと思います。
中でも大然選手の働きは凄いの一言でした。
最後には足をつりましたがその運動量は半端なく恐怖でした。
完全アウェーの中、最後までクリーンに戦い勝利を収めた大分の選手。
一人少ない中、走り抜き闘う姿勢を崩さなかった山雅の選手。
声を出し、選手の背中を押し続けた両サポーター。
アルウィンは素晴らしい舞台でした。
山雅遠征・4泊5日(その1) 第19節(アウェー) 山雅vs大分 1-4 逆転勝利 終わります。
山雅遠征・4泊5日(その2)
(諏訪大社・高島城・蓼科湖・白樺湖・八島湿原・ちひろ美術館・白馬・軽井沢 観光巡り)に続きます。
その前に。
関西の地震により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます.
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さて遠征での車中泊も4月の金沢遠征、5月の甲府遠征に続いて今回で3回目となります。
4日間の車中泊も3回目となるとかなり手慣れてきました(笑)
というようなことは山雅遠征 その2 に書くとしてまずは山雅戦から。
山雅遠征・4泊5日(その1) 第19節(アウェー) 山雅vs大分 1-4 逆転勝利
山雅遠征・4泊5日(その2) 諏訪大社・高島城・蓼科湖・白樺湖・八島湿原・ちひろ美術館・白馬・軽井沢 観光巡り
この2回に分けて書いていきたいと思います。
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では、まず山雅遠征(その1)から
実は松本には2014年10月9日から15日まで6泊7日の遠征で来ているので今回で2回目となります。
=その時のブログから=
《「大名町のはんこや」様
なにせ「信州」とか「そば」とか「松本」とかいう文字が目に入るだけで「憧れの地」にやってきたという思いが強い。
一度通り過ぎたのだが「無料 貸し自転車」の文字につられて引き返したのがここ「大名町のはんこや」さん。
「自転車借りていいですか?」のお願いに「良いですよ」と快く返事をしてくれた。
そしてこの方こそが今回の旅(遠征)で知り合った最初の方なのだ》
《松本城を後にして先ほど借りた自転車を返して話をしていると突然「トリサポさん?」と聞かれた。
そこから話が弾んだ(笑)
名刺をいただいた。
「第一回松本検定マスタークラス合格 松本の達人」と書かれていた。
そして「大名町商興会 会長」さんだった》
「大名町のはんこや」様
試合当日 午後1時。
驚く顔が見たかったので内緒で行きました。


お店には「大分トリニータ チーム&サポーターの皆様 歓迎」の文字が。
さらに「お帰りなさい 松本へ!」と書かれた言葉にグっときました。

お店の中から出て来たのは4年前と変わらない優しい笑顔。

「ツイッターで見てました。来てくれたんですね」と驚く顔。
「もちろんです。 このお店に一番に来たかったんです」と私。
3人で話が弾んだ後、
「今日は勝ち点以外のお土産は何でも持って帰ってください(笑)」
「いえいえ大分から来ましたから今日は負けませんよ(笑)」

寸志として「大判・小判」をいただきました(本物ではないですよ(笑))
後で聞いたら他のトリサポさんもいただいたそうです。
変らぬ笑顔と優しさに涙が出そうになりました。
健康に留意されてください。
きっと、又来ます。
ありがとうございました。

「焼き鳥 まるちゃん」様
=2014年 ブログより=
この店は、「松本山雅」と「AC長野パルセイロ」との対決、”信州ダービー”を描いた映画「クラシコ」に登場する。
山雅サポさんの中ではよく知られたお店。
最初はトリサポが来ていいのかなと思ったが、「山雅サポ」は常に「ウエルカム」ですからと聞き勇気を振り絞ってやってきたのに(笑)
店主の「まるちゃん」は本当に気さくな良い方だった。
声をかけたのですがいらっしゃいませんでした。
残念。

「喫茶山雅」様
まるちゃんからすぐ近くに喫茶山雅がありました。

=喫茶山雅って何?=
1965年JR松本駅前に「純喫茶山雅」が開店。
そして同年、現在の松本山雅FCの前身となる松本山雅フットボールクラブが結成。
クラブ名は、山好きの店主が「山」と「優雅」を組み合わせて名付けた喫茶店の名前に由来します。
1978年に駅前再開発に伴い、惜しまれつつお店は姿を消すことに。
2017年2月25日、約40年ぶりに、『喫茶山雅』が復活しました。

お店の中は山雅さんのグッズ販売やレプユニの展示、選手のサイン、選手の写真などがあり山雅サポさんであれば1日中過ごしたい空間かもしれません。

2階に上がる階段にも写真がありました。

ゆっくりしたかったのですが、時間が迫ってきたのでアルウィンに向かうことに。

このお店で声をかけてくれた母娘さん。
AちゃんとSちゃん、可愛い笑顔をありがとう!

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「四柱神社」

4年前の試合当日の朝。
必勝祈願にトリユニを着てお参りに行ったら、同じく山雅ユニを着たサポさんと一緒になりお互いの健闘をたたえた思い出の神社です。
(お元気ですか?)

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午後2時半 アルウィン到着。
山雅サポさんからTさん経由で駐車場のチケットをいただいていたので、スタジアムのすぐ近くに停めることができました。
おかげで助かりました。
ありがとうございました。

待機列に向かっていると突然 飛行機の音が。
見るとこんな近くに飛んでることにビックリ。
そういえば近くに飛行場があるのをすっかり忘れていました(笑)

さらに待機列に向かっていると「写真をお願いしていいですか?」と嫁が声をかけられました。
もちろん喜んで一緒に写りましたが、嫁のサッカー帽が珍しかったのかも(笑)
4年前もそうでしたが、山雅サポさんは本当にフレンドリーで気さくな方が多いですね。

待機列に荷物を置いてまずはスタグルへ。

「信州味噌 山賊焼き」
「山賊焼」は鶏のむね肉、またはもも肉に片栗粉をまぶして1枚まるごと豪快に油で揚げたもの。
ショウガを入れたたれに肉をよく漬け込むのが味付けのポイントだそうです。
【松本山賊焼】の生みの親である「居酒屋 一歩」さんの大将 お元気ですか?
「居酒屋 一歩」さんに行きたかったなぁ!

久しぶりの山賊焼きを味わいながら座って食べていると、声をかけてくれたのがAさん。
驚いたのがこの方 5年連続でホームはもちろんすべてのアウェーに行っているということ。
それもご夫婦で。
これは出来るようで、まず無理ですね。
資金はもちろんですが本人や家族が健康であることがまず前提になりますから。
それも5年間も。
いやぁ素晴らしいです。

この写真から分かりますか?
左から右の建物に向かって人が並んでいますよね。
その先は見えません(笑)
ゴール裏に行きたい人たちが抽選によって振り分けられ、3時半に入場し、席を確保したら15分間はそのイスから離れてはいけないそうです。
混雑を避けるために考えられたシステムのようです。
スタグルを食べたい人は、その時間帯を狙うと人が少なくて買いやすいですよ、と教えてくれました。
Aさん、いろいろ教えてくださりありがとうございました。
大分に来たときはぜひ、声をかけてください。

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午後4時 開門です。
歓迎の旗が嬉しいですね。

さてアルウィンに入場です。

久しぶりの景色。
スタジアムから北アルプスを望める。

全てが絵になるスタジアムですね。

我が家のクマちゃんズ もビックリ顔!(笑)

ババケンのサポさんのゲーフラが新しくなりこの日がお披露目です。
この一瞬を撮ったサポさんはお見事!
最初に見た時は嫁と2人で「オオ!!」って思わず声が出ましたよ。
ゲーフラも素晴らしい出来栄えですね。

嫁と2人で記念に。

松本に住んでいる山雅&トリニータサポのPさんと(笑)
この日は大分側から、大分に来たときは山雅側から応援する素敵な女性です。

有料の駐車場チケットをいただいた山雅サポさんとそのチケットを届けてくれたトリサポさんです。
アルウィンのすぐ近くに停めることができました。
本当にありがとうございました。

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「散水」
24基から一斉に水が出る様子は見ていて気持ちが良いもんですね。

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ちょうど私の位置から選手がウォーミングアップをする様子が見えました。
これはラッキー!
星くんに

丸ちゃん。

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さぁGK高木が出てきました。

完封勝利を頼んだよ!

こちらは山雅サポさん。
アウェー感が伝わって来るでしょ(笑)

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大分サポも負けてませんよ。

「のり」

「フジモン」は久しぶりのスタメン。

「彬さん」の出場は?

「さんぺー」のこの顔はなにか悪いことを考えているときの顔(笑)
いやいやまさかねぇ(笑)

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「試合開始」
前節、愛媛に負けはしたものの今季連敗が無い大分。
かたや今季ホームアルウィンで負けなしの山雅。
どちらにとっても大事な試合であることは間違いない。

メンバー表を見た時は4バックかと思ったが、フジモンがワントップ。

シャドーにババケンと

ごっちゃん。

左サイドに星

右にレイ。

中に川西と

コテ。

最終ラインが刀根、

のり、

丸ちゃん
いつもの3-4-2-1の3バックなのだが丸ちゃんが最終ラインの右に入るとは、全くの予想外だった。

恐いのは元大分トリニータの38番永井選手。
恩返し弾は遠慮しますね(笑)

そして守備に攻撃に走り回り常にゴールを狙っていた7番前田大然選手。
まだ20歳。
惚れ惚れするほど良い選手だねぇ。

山雅さんとの契約で出れないバズに代わり川西がスタメン。

大分も山雅もクリーンな試合をするチーム。
お互いアグレッシブにそれでいて怪我をしない戦いを期待する。

「6分 山雅先制ゴール」
大分陣内でボールを奪った7番前田大然選手がスピードを生かしドリブルで持ち上がり25番前田直輝選手にパス。

フリーで受けた前田直輝選手が左足でシュート。
これがコテの足に当たり、コースが変わり先制ゴール。
開始6分の失点だった。

甲府戦の悪夢が頭に浮かんだが、失点後の大分の選手の動きは悪くなかった。

セカンドボールも拾えているし

積極的なサイドチェンジもよく効いている。

甲府戦で大敗したことは痛かったけれど、良い勉強になったと思う。

何よりゲームキャプテンである のりの顔に笑みがあった。

失点はしたものの選手に落ち着きがあったことが大きかった。

しかしボールを奪い相手陣まで攻め込むものの、クロスがファーに流れシュートまで行けない。

大分の決定機がないまま時間が過ぎていく。



「22分 レッドカード」

22分、5番岩間選手がフジモンを後ろから倒したということで一発レッドで退場に。

痛そうな表情のフジモン。

ここでアルウィン全体が騒然となり殺伐とした雰囲気にならなければいいが、と心配していたところ、ババケンが岩間選手に近づき、

慰めるように一言二言 言葉をかけていた姿に少し救われた気がした。

「24分」
これで得たフリーキックは相手にブロックされる。

これで10人対11人となり大分数的優位になる。

とはいえ1点リードされているのは大分。

1人少なくなった山雅は守りに入りハイプレスに来なくなる。

こうなるとゴールをこじ開けるのは難しくなる。

「34分」
星がクロス、これをごっちゃんが頭で合わせるもGKがクリア。

これで得たコーナーキック。
大分はショートコーナーを選択。

しかしこのプレー中に刀根が倒されPKを得る。

「35分 ごっちゃん同点ゴール」

ごっちゃんが左隅に決めて同点ゴール。

ここで決められるか止められるかでこの試合は大きく変わる。
そんな緊迫した場面。

このアルウィンの声をかき消すほどの集中力を出せ、と祈りつつボールを見つめる。
相手GKもコースを読んでいたがその先。
見事に同点ゴールを決めた。
これで 1-1 の同点。

ゲームキャプテン のり の背中は頼もしく、その手は優しい。
これでごっちゃんは今季 7得点目。
(さんぺーとの約束の10得点まで残り3得点(笑))

「ごっちゃん 同点ゴール おめでとう!」

「40分 フジモンゴール!」
川西からババケンに渡り、ババケンが中央にロングボールを入れる。

ごっちゃんが上手く止め、ターンしてフジモンに返す。

フジモンがこれを決め、今季開幕戦以来となる得点を上げた。

これで1-2となり大分逆転。

ゲームキャプテン のり の背中は頼もしく、その手は優しい。
(あれ? どこかで使ったような・・・(笑))

「フジモン 逆転ゴール おめでとう!」

前半が終わり、審判団が引き返すときアルウィンは大ブーイングに包まれた。
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「後半 開始」

「55分 山雅フリーキック」
「61分 川西ミドルシュート」
「62分 高木のプレー」
前田大然がそばにいて、コテが後ろを向いている状況での緩いパス。
一歩間違えばゴールに直結する怖さがあった。

66分 藤本 憲明 → 伊佐 耕平に交代

「67分」
ロングボールに前田大然選手が抜け出し鈴木のりとのマッチアップ。
1人少ないとは思えないほどの迫力で迫ってくる。
しかし何度も書くけどこの選手は1人3役こなすんじゃないのってくらい凄い選手だなぁ。
しかも20歳。

点差はわずかに1点。
伊佐の投入で追加点が欲しいところ。

「73分 伊佐シュート」
伊佐が枠の右を狙うもGkがクリア。

観客数「11942人」
約12000人の前で毎試合プレーができる山雅の選手は幸せだろうね。
うちも見習わなくてはいけないなぁ。

76分 馬場 賢治 → 三平 和司に交代

「78分」
いつ同点にされるのか分からない状況になる。
残り10分。
大分コーナーキック シュートコーナーを使うがシュートまで至らず。
残り8分。
前田大然選手へのロングボール。
危ない場面が続く。

「83分 さんぺーゴール!」
川西がドリブルで持ち上がり伊佐に。

伊佐が反転して
(さんぺーは走り続ける)

そのままシュート。
(さんぺーなおも走る)

GKが弾く
(さんぺー 走る、走る)

こぼれ球をそのまま押し込みジャーンプ(笑)

走り続けたさんぺーの気持ちのこもったゴールだった。

これで得点は 1-3.

まだ時間が残っているとはいえこれでほぼ勝敗は決まった。

今季 2得点目となる試合を決定づける貴重なゴールとなった。

「よく詰めてたなぁ、さんぺー半端ねぇ~!」
「だ・か・ら・パクるなって(笑))

「さんぺー ゴール おめでとう!」

さらに2分後
「85分 ごっちゃんゴール」
川西がキラーパスをごっちゃんに出す。

ごっちゃんがそのまま持ち込み落ち着いてゴールを決めた。
これで 1-4 となる。
しかしこれで足を痛めた。
(さんぺーとの約束の10得点まで残り2得点(笑))

川西と彬さんの交代を予定していたが取りやめ

87分 後藤 優介 → 竹内 彬に交代
負傷したごっちゃんと彬さんを代えた。

アデショナルタイム4分。
1-2のままだったら怖い時間だが3点差あると少し安心できる。

「90分過ぎ トリニータ オーレ」
90分過ぎ トリニータ・オーレが始まった。
勝利を確信した時だけに歌えるチャント。

まさかこのアルウィンでトリニータ・オーレが歌えるとは試合前には思いもしなかった。
胸が熱くなってきた。

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「試合終了 1-4 逆転勝利」

選手が引き上げてくる。
ゲームキャプテン のり の顔は優しく、その手は優しい。
(おっとっと。 どこかで使ったような・・・(笑))

選手の顔には疲労の色が見える。
「レイ」

「彬さん」

「コテ」

「さんぺー」
さんぺーにはこの後、ラインダンスという大役が残っている(笑)

「レイ」

「岸田」

「刀根」

「國分」

「星」

「丸ちゃん」

選手も試合の緊張感から解放されてきたのか少しだけ笑顔が戻ってきた(笑)
「彬さん」

「さんぺー」

「のり」
この のりくん の顔をみなさんよーく覚えていてくださいね(笑)

「フジモン」

「ババケン」

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さてラインダンスが始まり先陣を切ったのがフジモン。

しかしさんぺーからダメ出し(笑)
そしてさんぺーの「高速の勝利の舞」(笑)

さらに「高木」「姫野」「さんぺー」「フジモン」の4人で「好き勝手 勝利の舞」が始まる(笑)

さらに伊佐が加わり5人となったところで真打の「彬さん」登場(笑)
(この写真はmさんにお願いして、いただいたものです)

「彬さん」が加わるなんてレアもいいところ(笑)
(この写真も同様にmさんにお願いして、いただいたものです)
(mさん、ありがとうございました)

これに大喜びの 刀根とのり の2人。
とくに のりの顔はもうクシャクシャ(笑)
こんなに喜んでいる顔を見るのは初めてかも。

先程の顔。
同じ人とは思えない(笑)

これが彬さんなんですね。

選手みんなから慕われているのがよく分かります。

このチームがまとまっているのは彼がいるから。

みんなの笑顔を見ていて確信しました。

アルウィンの異様な雰囲気の中、それに呑まれることなく自分たちのサッカーができたこと。

そんな選手たちを現地で後押しできた事。

苦しみながらも最後に勝ち点3を持ち帰れたこと。

アルウィンに来て良かった。
選手の喜ぶ顔を見て心からそう思いました。

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試合後、永井 龍選手が挨拶に来てくれました。

知っているように2015年3月23日から7月12日までの間、大分トリニータの選手として活躍してくれました。

「リョウ~ がんばれ~! 応援しているよ!」の声と拍手でいっぱいでした。
「挨拶に来てくれてありがとう! ガンバレ! 永井 龍!」

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浦和からご家族で来たYさん。

初めてお会いした伊佐くんサポのMさんと仲間の皆さん。
皆さん ありがとうございました。

試合が終わったと同時にアルウィンはまるで地響きのようなブーイングに包まれました。
逆の立場だったら、と思うと気持ちは分かります。
もう少し違った形、違った雰囲気の中で闘いたかった、という気持ちはこのブログを書いている今もそう思っています。
1-4という3点差のスコアではあったが辛勝だったと思います。
中でも大然選手の働きは凄いの一言でした。
最後には足をつりましたがその運動量は半端なく恐怖でした。
完全アウェーの中、最後までクリーンに戦い勝利を収めた大分の選手。
一人少ない中、走り抜き闘う姿勢を崩さなかった山雅の選手。
声を出し、選手の背中を押し続けた両サポーター。
アルウィンは素晴らしい舞台でした。
山雅遠征・4泊5日(その1) 第19節(アウェー) 山雅vs大分 1-4 逆転勝利 終わります。
山雅遠征・4泊5日(その2)
(諏訪大社・高島城・蓼科湖・白樺湖・八島湿原・ちひろ美術館・白馬・軽井沢 観光巡り)に続きます。