2022.9.27~28  北海道5日目・6日目 『この世の果て』

2022-09-28 19:07:26 | 2022 秋田・新潟・大宮・金沢から北海道へ
2022年9月27日
(遠征36日目 北海道5日目)
天気 晴れ 気温16℃

今日のタイトルはなんと『この世の果て』
ある場所のある景色が「この世の果て」らしいのですが・・・
気になるのでさっそく行ってみることにしました。

『道の駅スワン44ねむろ』のすぐ横にあるのが『白鳥の風蓮湖』
その風蓮湖の隣にあるのが春国岱(しゅんくにたい)
ここから数分の距離です。
ここが『この世の果て』の景色を観れる場所のようですが、あいにく朝は霧。
そこで一番最後に観ることにしました。
(結果的にはこれが正解でした)
『花咲灯台・車石』
次に向かったのは『花咲灯台・車石』


AM11時20分『根室車石』到着!




オレンジの灯台が綺麗です。


この「根室車石」は放射状摂理の構造でその奇観と大きさは世界でも類を見ないことから天然記念物に指定されています。


ここでは直径7.5メートルにも及ぶ『半円型車石』があります。





岩が車軸状の構造になっていることから名付けられています。




ここからは『納沙布岬』を目指します。
約33分の行程。
その途中の景色です。


『納沙布岬』    
本土最東端の岬。


ここは一度来ましたがやはりスルーはできません。


安倍晋三元首相「国葬」に伴ない半旗になっていました。




『根室市北方領土資料館』
ここで『最東端の出発訪問到達証明書』(無料)をいただきました。


すぐ横にあるのが納沙布岬灯台!
納沙布岬灯台。



2019年にすぐ近くまで来ていてその存在を知らずにスルーしてしまった
『春国岱(しゅんくにたい)』へ移動です。

その途中で見た景色。
牧草ロールが等間隔で奇麗に置かれていました。


『春国岱(しゅんくにたい)』    
午後3時過ぎ到着!


ここは砂が堆積した陸地です。




特に珍しいのは砂丘上に出来た『アカエゾマツ』の純林。


世界でも2例しかありません。
名前の由来はアイヌ語で
『スンク・ニッ・タイ』=シュンコクタイ(春国岱)






この景色を観て『この世の果て』と表現したかった人の気持ちがなんとなく分かってきました。


目の前には野生の鹿。


大きなツノを生やしているのでボスの鹿でしょう。



まだ体に鮮やかな斑点があるバンビも(笑)



その向こうには野鳥の鳥たち。



私自身が動物たちの世界にどっぷり入り込めそうな場所です。
もも姐さん(笑)に言いました。
『あと2時間ほどこのまま夕景を観たい・・たぶん遅くなるかもだけど・・良いかな?』
『良いとも!』
この野生の鹿たちの動きを見てみたい。

最初はほとんど動きはありませんでした。
動きがあったのは夕方になってから・・・
鹿の動きが慌ただしくなります。


鹿が木道を乗り越えていきます。


という事はあの大きなツノのボス鹿が木道を乗り越えて私たちの方に来るかもしれないのです。



その予感は当たりました。


ボス鹿が動き出して木道に近づいてきました。
緊張が走ります。
木道に上がればそうとうにヤバイ。
私のすぐ近くです。


この時、もも姐さんははるか遠く。


彼女は
『たぶんヒロボーはあのツノで刺されるだろう。
その刺さったツノを私はどうやって抜いたら良いのか?
そこから救急車を呼んで残った車はどうしたら良いか・・なんかそんな事をアレコレ考えていたらしい(笑)




後で聞いて笑ったけど、心配してくれていたんだと感謝しました。
で、そのボス鹿は何度も挑戦して苦労しながら木道の下をくぐり抜けていきました。



そして夕景。


太陽が傾き、ここ春国岱に夜の帳が下りる頃立ち枯れた木々がいかにも幻想的でこの世のものとは思えない景色に変わっていきます。








午後5時30分。
約 2時間ほどここで過ごし車で出ようとしたその時。
ヘッドライトに照らされた先には『キツネ』の姿。



まったく逃げる様子はありません。


さらにその数分後。
なんと民家の玄関の入り口付近にたむろしている4~5頭の鹿の群れ。
それが普通なんでしょうか?
大分なら大騒ぎになる案件です(笑)

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2022年9月28日
(遠征37日目 北海道 6日目)
天気 晴れ 気温8℃

「この世の果て」の第2弾

今日は温泉からスタートです。
朝7時に入る温泉は気持ち良いですね。
疲れが取れた分軽くなってフワリと浮いてしまいそうになります(笑)

今日は昨日の「この世の果て」の第2弾。
    
『ならわら』と「とどわら」


「野付半島」に向けて出発です。


AM 8時25分野付半島ネイチャーセンターに向けて出発!
その途中のパーキングで!
AM9時
『ならわら』
(ナラの木が立ち枯れた跡)


これも昨日と同様、この世ではなかなか観れない景色です。


堆積は現在でも野付半島の先端付近で進んでいるようで半島の延長が見られるそうです。
逆に侵食は湾川で進んでいるそうです。

ここで見つけたキツネ。
2度目ともなるとそんなには驚きません。
ああ、ここにも居るのか程度です。
慣れは怖いですね(笑)


Am 9時半到着。
ネイチャーセンター到着。
ここに車を置いて徒歩20分。



道の左右にはススキが背の高さほどに伸びています。


所々にハマナスの花が咲いています。


そこを『熊よけの鈴』をチリンチリン鳴らしながら今日も颯爽と前を行くもも姐さん!
『先頭を行くとヒグマに会うよ』と言うと急いで私を先頭にするもも姐さん。
『ヒグマは後ろからも襲うらしいよ』と脅かすと横に並んだもも姐さん。

そんなに怖くても観光には行きたいんだよなぁ(笑)


ここからは木道になっていますが少し狭く気をつけないと落ちそうです。





これが「とどわら」です。
海水に浸食されたトドマツが立ち枯れた光景はまさに「この世の果て」を思わせます。



帰りにトラクターバスとすれ違いました。
(片道500円往復1000円)
私たちが手を振るとトラクターバスのお客さんも手を振ってくれました。


ここに来なければ出会うことのなかった人々。


わずか数秒間だけの出会い。
『ご安全に!』


ここの「別海ジャンボホタテバーガー』=1100円
全国ご当地バーガーグランプリ2年連続日本一!
ご当地グルメグランプリ北海道3連覇!


自分でバーガーを組み立てるご当地グルメ。
なんといっても『バンズ』が絶品。
食べたことがない美味しさです。


ジャンボホタテは春巻きで包まれていて中はジューシー外はパリパリ。
牛乳はジョッキ300mlと500mlが選べるのも優しい。
これで1100円は安い!


今日の観光はここまで。
ここから移動です。

あすはどんな景色が待っているのやら!!
楽しみです。



 



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