第10節(ホーム)柏戦 0-1 ここから巻き返すのがトリニータ!負けてたまるか!クソッタレが原動力!

2021-04-18 18:27:01 | 大分トリニータ
雨の昭和電工ドーム大分。
閉じられた屋根。


大分vs柏戦。
ここまで下位に沈む両チームの対戦。


勝負の神様のイタズラなのか、ハンドからのPKというまったく同じピンチとチャンスが両チームに訪れた。


どちらのGKも止めた。
違うのはボールが転がっていった位置とそれに反応したスピード。

そして・・・苦い敗戦。

これで6連敗。



厳しい。
今の状況に危機感を抱いているサポがほとんどだろう。


先が見えない不安な状況。


『どうしたら勝つんだろう?』


だれも正解の答えなど持っているはずもない。


出口の観えない苦しさ。
言えることは、今日の試合1点を争うゲームとして見れば面白かった。


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「飲水タイム」
コーチより先に選手のもとに駆け寄ったのが伊佐だった。


小出になにか話して・・・


タカザワのもとへ


そこには大分の今の状況をなんとか打開しようとする伊佐の気持ちがみてとれた。


片さんが5年間かけて作り上げたトリニータ独自の戦法。
しかし選手が入れ替わり戦術の成熟度が薄れ一つのミスが敗戦に繋がっていく悪い流れの中。


開幕前の自信が徐々に不信に変わっていく。


勝ち点が「5」のまま試合数だけが消化されていく。



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「ハーフタイム」


なんとなく元気のない選手一人一人に伊佐がグータッチに行く。


ヤマトの背中越しに声をかけた。


後半開始
髙澤から伊佐に交代した。


伊佐がインスタの動画の中で書いていたように


『全ては気持ち!』
今はその言葉がピッタリくる。


「53分」 PKからの流れで江坂選手にゴールを決められた。


連敗は避けたい。


相手ゴールに迫るがその前に相手DF陣が立ちはだかる。


「88分」
大分コーナキックのチャンス。


相手ハンドで大分がPKを獲得。


キッカーは伊佐。


迷わずボールを持った姿に伊佐の漢気と勇気を感じた。


全員で戦い


・・・負けた。


チームが負けたのはサポを含む全員の責任。


決して一人の責任ではない。 


あのときJ3という地獄に落ち、


一緒に辛酸をなめた戦友がガックリとうなだれ



敗戦の責任を一人で抱え込んでいる姿が辛かった。


「僕の責任で負けました」


試合後にそう語った伊佐。


それは伊佐らしい潔い言葉ではあるけれど・・・



どんな時でも私たちを勇気づけてくれた仲間がもがいている姿に心が痛む。


今までのどんな敗戦よりも声を出せないことを恨んだ。



「伊佐! 負けるな!」


「ここから巻き返すぞ!」


伝わらないもどかしさ。
隣で嫁が今まで見たことがないほどの強さで伊佐に拍手を送っていた。


帰路の選手バス。


監督が手を振ってくれた。
伊佐とキャプテン高木の姿が見えた。
2人が動画をアップし違う言葉でサポーターに感謝を伝えた。


伊佐の言葉が泣かせる。
                    
『前に!前に!
やり続ける。
全ては気持ち!
絶対にやる!
これからの試合で絶対に取り返します!
応援ありがとうございました』



キャプテン高木も
                  
『ありがとうございました!
次は勝つ!』 




さらに上村コーチもツイートした。
                                                   
『なかなか結果が出てない現状にも関わらず、たくさんの方が帰路のバスのお見送りをしてくれたことに心が揺さぶられました』




試合前、臼杵の福良天満宮に必勝祈願に行った。

『チームの勝ち点3と選手が怪我をしませんように』
いつもお願いするのはこの2つ。
それが私のルーティーン。
あるサポさんに試合後、その事を感謝された。

『必勝祈願で選手が怪我をしませんように、とお願いしてくれて嬉しいです。ありがとうございます』

なかなかチームが勝てない中、自分にできるのは必勝祈願だけ。
それでもチームが負けると心が折れそうになる。
必勝祈願そのものに虚しさを感じる時も・・正直ある。

人の心は弱いもの。
いくら強がっていても結果が出ないと不安がつきまとう。

『感謝しています』

この言葉が励みになった。
言葉って偉大だな。
『もっと頑張ろう』って思った。

こちらこそ感謝を言葉にしてくれてありがとうございます。



選手もきっと同じ。
今が一番きついとき。

励ます言葉と同様に感謝の言葉も大事なんだ、と思う。
メンタルがやられている今。
とにかく選手のモチベーションを上げることが一番。
怒られて伸びる人間なんてごくわずか。
褒められると嬉しいし、感謝されるともっと頑張れる!

サポだって同じこと。
まずはサポも自分のテンションを上げることが大事。
何かポジティブな事はないか!
探してみた。
あるではないか。

9試合が終わった時の成績を今季と昨季を比べてみた。
                  
今季 1勝2分6負け=勝ち点5
昨季 2勝1分6負け=勝ち点7 


なんだ、なんだ!
昨季とわずか勝ち点2しか違わないじゃないか!

そう!
9試合が終わった時点で昨季と比べると、その差はわずか勝ち点2だけ。

38試合のうち終わったのはまだ9試合。
4分の1も終わっていない。
残りはまだ29試合。
巻き返すには十分ある

重要なのはここから!
次の試合こそが大事!

サッカーは人生と同じ。
一度も失敗をした事がない人間なんてこの世には存在しないんだから。
今を乗り越えた先にきっと成長が待っている。

伊佐はこうも言った。
「僕がヘコんでいたらチームの雰囲気が悪くなるので・・・」
人生は常に今から!
選手もサポもここから!
                   
頑張ろう 大分トリニータ!
頑張ろう 大分12番!!


最後までチームを信じるのみ!
いまこそ一致団結!
                   
バモス伊佐!
バモス高木!
バモストリニータ!


俺たちはいつも「クソッタレが原動力」




最後に

今節もわざわざ私たちの席までご挨拶に来ていただいた皆さん、
お気遣いいただいた皆さん、
ありがとうございました。














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