大分トリニータ 鹿島遠征  第27節 9月28日 対鹿島(アウェー) 3-1 負け

2013-10-01 19:15:19 | 大分トリニータ


昨日(9月30日)鹿島遠征から帰ってきた。
今回は4泊5日の遠征だった。

実はこの遠征の目的は鹿島戦ではなく
余命宣告をされた長兄に会うことだった。
もちろんその事は本人も家族も周りも知っている。
入院はしていないものの、手術は不可能ということだった。

9月27日午後7時過ぎ、病院から帰って来た兄と会った。
夕方まで点滴をしていたということだ。
声やしゃべり方は変わっていないが
顔を見るとむくんでいるためか3年前に会ったときとは別人のようになっていた。

『薬のせいで髪が無くなったよ』
と笑いながら話す兄を見ていると、
胸が締め付けられる思いだった。

この兄とは喧嘩をした記憶もなければ怒られた記憶もない。
逆に親に怒られたときには私をかばってくれ
私の味方になってくれる、そんな兄だった。

兄弟4人の中でも特に気が合い、大分に帰って来たときは
飲みに行ったり、カラオケに行ったり、釣りに行ったりと
よく遊んだものだ。

別れるとき『生きて会えるのは
これが最期かもしれない』と思うと涙が止まらなくなった。

言葉が出てこなかった。

ただただ黙って手をにぎった。
暖かい昔の兄の温もりだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




本編

試合当日。
この列車に乗った。
茨城県の水戸から鹿島まで湾岸地帯を結ぶ 「鹿島臨海鉄道」
その旅客輸送を担っているのがこの「6000形」
全車両運転台が付いている。
中は転換クロスシートを装備し、木目調の化粧版を用いている。
今の電車の音に慣れている人はこのディーゼルの音をうるさく感じる
かもしれない。
私はどこか懐かしく感じた。








運転席は左側。
右は鎖で入れないが外からは撮影が可能。







なるほどユニと同じ色かぁ・・と変なところに感心した。






駅の階段にも。







「カシマサッカースタジアム」到着






ジーコ像













このスタジアムの外にあるお店屋さんは普段は別の店の方達だということだ。
試合の当日のみ営業。
シーズンオフになると全て持ち帰るということだ。






で、「もつ煮」とビールを2杯頼んだところ
「タコ」と「ビール」をおまけにくれた。
さらに別なものを買うとこんどは「からあげ」をおまけにくれた。
おばちゃん「ありがとう」
又来るね・・・きっと。







「サッカースタジアム」だけあってゴールが近い。
見やすい。
なにより空が青いのが良い。








「大銀」もイスをブルーにしてくれんかなぁ・・と独り言(笑)








よく見るとビジターは一部分ブルーだった。















彼は鎌倉在住の「トリサポ」
話し方に頭の良さを感じる。

「鳩サブレ」・・美味かった。
ありがとう。







本日のゲーフラ。
「マツケン」のゲーフラ・・ありがとうございます。







何と言うか・・・・。
取材陣の多さに・・・。







トリ側から見たらこんなかんじ。








試合前の挨拶に来た選手。
















選手入場・・鹿島サポ。








その迫力に感心した。
が、G裏の上部の人の少なさが人ごとでなく気になった。









さぁがんばれ  気合が入る。








ハーフタイム。
前半 0-0。








後半開始そうそう「デカ」がゴールを決めるも
逆転負け。







試合終了。
座り込むトリニータ選手。








「高木」の肩に手をやり、何か話しかける「深谷」










もちろん勝つことが第一ではあるし、プロとしての意地も見せて欲しいし、
1勝で終わって欲しくないと思っている。

しかし、目の前で汗にまみれ、必死に勝とうとしている選手を見てると
勝ち負けとは別に涙が出てきて仕方がなかった。

チームとして負けたのでは無く、個の力で負けたのだ。

その現実を目の当たりに見ると、
精一杯戦った選手の一人一人が愛おしくてならない。







ただその中でも「昌也」が「小笠原」を
サイドで翻弄した時のプレーが忘れられない。
若い力は使われてこそ
実戦で成長していくものだと思う。
何故この「昌也」をもっと早くから
使わなかったのだろう。
勝負の世界に『たられば』は
禁句だというのはわかっているが
それでも『早くから使っていたら』とつい思ってしまった。





今回の遠征も嫁の精力的な動きにあわせ色々なところに行った。

○ 世界一の「牛久大仏」

○ 霞ヶ浦の「クルーズ」

○ 剣聖・塚原卜伝 及び 鹿島神宮

○ 葛飾柴又「寅さん」
○ 矢切の渡し
○ こち亀「両さん」
○ あまちゃんロケ地 上野「アメ横」

○ 成田山新勝寺 等々



そして今回もそれぞれの場所でたくさんの方々と出会うことができた。

おもしろかった人
不思議だった人
びっくりした人
意外だった人
やさしくしてくれた人

たくさんありすぎて書けない(笑)

書く機会があればいつか書こうと思う。


明日(10月2日)から3泊4日、関西への旅に出る。

10月5日のセレッソ戦の朝に帰ってくる予定だが
フェリーの為天候が心配でならない。

が、それ以上に心配なのが青葉が5日ぶりに会ったせいか
昨晩、私の顔を見て泣くんだよ。
「あんた誰?」みたいに。
目も合わせないし。
それで明日から4日もいなければ完全に知らない人だもんなぁ。

泣けてくるよ。







この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大分トリニータ 第26節 9月... | トップ | 大分トリニータ 第28節 10... »
最新の画像もっと見る

大分トリニータ」カテゴリの最新記事