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津久見 荒代地磯

2014-06-30 19:48:09 | 釣り
津久見の町並みを通り過ぎると、いるかで有名な「いるか島」が見えてくる。
その手前に荒代(あらじろ)というがある。
その近くの地磯に行ってみた。
狙いの魚はクロ(メジナ)


朝 4時45分に到着。
地磯から、正面の島「貴船島」を望む。この右側が「いるか島」になる。
この10分後。景色が一変する。




4時55分。
周りが真っ赤に染まる。
撒き餌を作っていてふと目を上げた景色にビックリしてしまった。
手を止めてしばし魚のことを忘れて見とれてしまった。




そしてその1時間後の景色。
若い頃、県南を中心にいろいろな磯に船で渡った。
そのほとんどが夜明け前に渡り、うっすらと夜が明けかかるときに竿を出す。
一日で一番、魚が釣れる時間帯でもある。
そのためか綺麗な海の景色を見ているはずなのだが写真はおろか、頭の片隅にも風景は浮かんでこない。
魚を釣る事しか頭に無かった若かった自分を叱り飛ばしたい気分だ。





魚は居ないと当然釣れない。
しかし、そこに見えてるからといって釣れるというもんでもない。
大潮なのか小潮なのか。
満ち潮なのか引き潮なのか。
晴れているのか曇っているのか。
いろんな条件が絡み合う。
風の向きが変わっただけでも今まで釣れていた魚がピタっと釣れなくなるなんてよくあることだ。
はまればはまるほど魚釣りが難しくなっていくので本当に面白い。
見えるかな?
撒き餌に群がる凄い数の雑魚(小さい魚)




その正体はこの魚(スズメ鯛)
鯛と名前は付くが鯛の仲間ではない。
何百、何千匹といる。




この中から自分の狙った魚(クロやアジ)を釣るのは至難の業である。
エサに「オキアミ」というエビを針に付けるのだがものの5秒もすればエサが取られている。




しかしだからこそ自分の狙った魚が釣れたときの喜びは大きい。
釣れたのではなく、釣ったんだという「自分への納得」が満足に繋がる。




今日の釣果。
手のひらアジと手のひらクロ(メジナ)
大きさはまったく満足していない。
しかし今はクロ釣りが出来るだけで楽しい。



クロ(メジナ)の美味しい食べ方

「焼き霜」・・やきしも

魚を皮つきのまま刺身にするときなどに、表面(主に皮のついているほう)に直火で焼き目をつけ、
ただちに冷水で冷ます調理法。
生臭みや余分な脂肪をとりのぞき、風味を増す。
鯛・あいなめ・はもなどに用いる。
かつおのたたきもこの手法を用いたもの。

さて焼酎を片手にクロの焼き霜を食べようっと(笑)




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