その時、何が起こったのか解らなかった。
相手サポーターの旗が揺れている。
選手が倒れこんでいる。
「ゴールを決められた」
誰かが叫んだ。
「立て。立ち上がって攻めろ。まだ終わってねえぞ~」
「立て~~!」
あちこちから声が上がる。
しかし、試合は終了していた。
1-1の引き分け。
九分九厘勝っていた。
サポーターの誰もが勝ちを信じていた。
雨に打たれ、寒さに震え、耐えたつらさが
選手と共に喜べる事で報われる。
その一瞬がもう目の前まで来ていた。
久しぶりの勝利。
アウェーでの勝利。
「大分よりの使者」を歌うはずだった。
歌えると信じていた。
勝利を得るために「守り」に入った選手。
「攻めろ」
「守りに入るな」
何度叫んだかわからない。
選手がゴール裏に来た時、何人かの拍手も
サポーターのブーイングの前にかき消された。
今日来ていたサポーターの誰もが「引き分け」だなんて
思ってはいないだろう。
「負けた」のだ。
このやり場の無い「いかり」「むなしさ」「きょむかん」を
どこに持っていったらいいのだろう。
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残り9試合。
監督、私の愛するトリニータを
何処に連れて行こうとしているのですか?。
さすがの私も気持が萎えました。
明日、朝起きたら元気になってますように!!
本当に、お疲れ様でした。
今日は元気になりましたか?
さぁさぁ、気持ちを切り替えて
前向きに行きましょう。
切り替えの早いところがトリサポの
良い所・・・だそうです。笑