先日の土曜日(11/3)、大阪の国立劇場に行き、初めて文楽を見た。
出しものは「仮名手本忠臣蔵」の第一部。
10時半開演で終了が16時。この間、昼の休憩が25分、午後の休憩が5分。第6幕までを1部で行い、第2部で11幕までの全てを終了という設定。
前の日までのやや寝不足のせいか、イヤホンで解説を聞きながら見ていたが、時折フット眠っていた。午後一の、切腹に到る場面は1時間超のストーリーだったが、感激し、思わず涙がにじんできた。
何と無く恥ずかしく感じ、我慢して見ていたら、前の席の人たちも何人かハンカチで涙をぬぐっていた。
その後暫く続いた後、5分の休憩。この辺りでグッタリで、最後の1時間半はウトウトしながらの観劇であった。
妻も、前回は一つ一つのストーリーが異なっていたのと女性が登場したのでもう少し華やかで面白かったが、今回は疲れた、と言っていた。
翌日は奈良の郡山城ホールで開催された和太鼓の演奏を聞いた。目的は以前の部下が出演するため、それを聞くことだった。
初めて彼が出演する和太鼓を聴いたが、よく練習していることが分かった。3曲聞いて退場したが、こちらは前日と異なり、全く眠くなる事は無かった。
それなりに有意義であり、疲れた休日だった。