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明治からの贈り物 静嘉堂文庫美術館

2018-08-27 23:41:00 | 博物館・美術館・エンタテイメント・イベント

 当時の洋画界で、“裸体画論争”に及んだ、わが国“ヌード”の先駆的作品、黒田清輝「裸体婦人像」など、話題の名品が公開されてます。伊藤若冲「動植綵絵」を原画にした綴織の壁飾りもありました。これは、複製です。

 展示品の鑑賞よりも、<河野元昭館長のおしゃべりトーク>を聞きに来ました。
 「明治からの贈り物」は、猛暑の関係で若干お客さんが少なかったようです。
 トークの題目は、「岡倉天心『國華(こっか)』論 饒舌館長口演す」です。『國華(こっか)』は1889年(明治22年)に創刊された世界中で現在発行を続けている美術雑誌の中では最も古いです。月刊誌です。現在1部7千円で、1,000部刷っているそうです。
  今年の4月13日~5月27日(日)に東京国立博物館の平成館で、創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年 特別展「名作誕生-つながる日本美術」という展覧会がありました。17万人の人が見たそうです。 河野館長が100名くらいの聴衆に「見た人は、手を上げて下さい」と質問したら、ほとんどの人が手を上げてました。私も行きました。
 館長をされているだけに、人の入りが気になるようです。主だった展覧会の動員数を知ってました。
 お話は、岡倉天心の話と言いながら、脱線が多いです。90分ですが、レジメに書いてあるマイベストテンのすべてを語ることはないです(^^;

 自宅を出て美術館を二つ回って、全工程47キロ走りました。電車とバスで回るより安かったです。サントリー美術館のある東京ミッドタウンの駐車場は高かったです。

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