
沖縄戦で数多くの美術品が失われたそうです。中国と日本の間に位置しているので、両国の美術品もあったようです。
今回の展示は、そのような状況の中でも残った美術品が展示されています。首里王府を治めた尚家に継承された「国宝 琉球国王尚家関係資料」は素晴らしいです。1868年に明治政府が成立すると、いわゆる琉球処分によって、19代尚泰の王位が廃され、沖縄県が設置、首里城は明治政府へ明け渡されることとなります。尚家は東京居住を命じられ、首里城内にあった王家の文物の一部は東京へ移されました。
国宝の「王冠(付簪)」の展示(8/22~9/2)まで待ちました。
この後、別の美術館に行く予定だったので車で行きました。六本木まで車で乗り付けるのは初めてでした。
「見どころトーク」という学芸員の説明に間に合うように家を出ましたが、ギリギリでした。一番後ろの席に潜り込むことに成功しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます