Hiroyasu-kingの体験記  裏読み思考で社会を暴く、真理不尽の違法許さず! 遊び心で一刀両断 是非に及ばず

ヒロヤスキングの穴馬指南奮戦記から、社会の真相に迫る裏読み体験談 
官僚国家の罠 国民は家畜じゃないよ!主権在民だよ!

地震に強い家にするには、バランスの良い構造にするって事だよ 家の建て方には知恵がいるよ

2016年05月10日 11時59分27秒 | 地震被害 住宅倒壊 耐震建築 人命救助 

熊本地震の建物倒壊被害は深刻だね 古い在来木造建物が倒壊したって事は仕方がないって事だけどね

2000年以降に建てられた建物も倒壊しているって事は、耐震性を高める造り方を追求する必要があるだろ

ハウスメーカーは実験を繰り返して、集成材を使った大断面構造を主体として、接合部は金具で強化するって工法になってきているからね

耐震性がアップしているって事は理解できるよ だからって在来工法では耐震性はアップできないって事になったら不愉快だからね

国に技術が確立されていないからね 在来木造は大工さんの技術、知識レベルで停滞しているよ

現在の大工さんは、戦後の簡易化した在来木造の技術を継承した知識と技術で止まっているからだよ

耐震性に強い構造の知識と技術を追求した職人はいなくなってるよ 一般的な大工技術では耐震性を強める工夫は消えてしまっているよ

したがって荷重バランスが悪くなってる建物は、揺れに対して建物全体で吸収する構造等の知識が働いていないからね

建物の部分破壊が起きて、全壊へと連鎖してしまうよ  連鎖崩壊が起きる構造だからだよ

耐えられない程の衝撃ならば、部分破壊が起きても、建物の倒壊を防いで、全壊するような構造にならないように工夫をすれば、被害は最小限にできるよ 人命を守る工夫が生まれるよ

木材の素材強度を遥かに上回る強度を生み出すのが、形の生み出す強度だよ 竹で編んだ籠は、籠としての強度をもつよ 一本の竹では維持できない強度をね それは形の生み出す強度だよ 素材強度を遥かに超える強度だよ

自然界の動植物は、この形の生み出す強度を生かして進化しているだろ 形の生み出す強度を生かすって事が技術だろ 

家造りに生かさなければならない技術と知恵だよ これを追求して家造りをすれば耐震性の高い家を造ることができるよ

 

地震に強い家にするには!

1.地盤の良いところに建てる 軟弱地盤なら地盤改良、杭打ち等の補強をする

 

2.基礎はべた基礎にする(布基礎ではダメ!部分決壊の原因になるよ) 

べた基礎は数年前に基準が緩和されて、ダブル配筋で無くても認めるように、基準を変えたからね 工事費が安くなって実用性が高くなったよ 昔は、鉄骨の3階建て並の基準で、金が掛かりすぎるので、木造の基礎では施工されていなかったからね 

シングル配筋でも認めるようになって、基準が改善されてからは普及するようになったよ 工事費が布基礎と変わらなくなったからね 布基礎より材料費はかかるけど、施工が簡単になったから工賃が下がったからね 

利点は、鉄筋を持ち網のように配筋した一枚のコンクリートの盤を基礎にすることで不同沈下が起きなくなるよ したがって建物の部分破壊を緩和できるよ 基礎ごと建物が突き上げられても建物の破壊は防げるよ 

基礎をベタ基礎にすることで、地面の湿気が防げるから、土台が腐らない、湿気が無いからシロアリが生息できない等の利点があるよ 耐震性を高めるならべた基礎にするって事だよ

 

3.梁伏せは通し梁にするって事だね 同じ大きさの大梁を端から端まで通すって事だよ 縦横ともにね 鉄骨のビルディングのようにね そして、梁を支える柱と間取りを構成する柱の役割を区別するんだよ 建物を支える力柱を複数にして分散荷重にしておくって事だね 一本の柱では、折れたら倒壊するからね 複数なら筋交いを入れて力壁にするとかもできるよ 筋交いの設置部分も重要だからね 力柱を補強するように設置するって事だよ

バランスの良い梁伏せと適切な柱の設置が建物の強度を生み出すよ 建物が横倒しになっても壊れない構造だね

今はプレカット工場での加工が多いからね 工場の設計士の梁伏せになってしまうからね 施工者が梁伏せ図を示さなければ丈夫にできないよ 材料コストを落とすと梁伏せ図は耐震性の弱いものになるよ 骨組みには、金を惜しんでは駄目だよ 命を守る家作りだからね

 

4.2階の床は構造用合板をベタ張りして床剛性を高めるって事だね 火打ちの強度を補強するからね 建物全体で衝撃を吸収するためには、建物の一体性を高めるって事だよ 一つの形が生み出す力を身に着けるって事だね

 

5.小屋組みも、バランスの良い梁伏せと通し梁にして、適切な柱の配置に気を配るって事だね 屋根は三角構造になるから丈夫だけどね 火打ちはまめに入れといた方が良いよ 屋根を軽くするって事は効果があるからね 瓦は地震に弱いから避けるって事だね カラーベストが主流だから30年もてば葺き替えるって事だね

 

6.未知の効果として、建物全体の力の集約点として大黒柱を設けるって工法だよ 田舎家にはあった大黒柱だね 建物に大黒柱を入れるって事は、軸力が働いて、建物が揺れに対してバランスを取る支点ができるって事だからね ヤジロべイの原理かな 高層建築の心柱工法(スカイツリー)は柱の根を固定しないけどね 低層建築なら固定して軸力を発揮させるって事だね 心柱は力の支点となって建物全体を支えるって事だよ これがバランス構造だよ

圧倒的な素材強度のある鉄材を、木材と組み合わせて混構造にするって事がこれからの建物だよ 耐震性を高めることができるよ 国が全く研究しない技術だよ 行政の怠慢だよ

 

在来木造は揺れて撓って耐えるって構造を生かさなければ耐震性は高まらないからね バランス構造を無視したら、部分破壊が起きて連鎖崩壊になり、全壊するよ 如何に強い構造にするかが知恵だろ 剛性を高めるって事だけでは十分ではないよ

建物の骨組みを見れば、丈夫な構造かは分かるよ 何処に欠点があるかもね だから補強すべき部分も分かるよ

建物の倒壊診断をしている設計士さん達が分かると良いけどね 基本的な考えが確立していなければ、的確な判断はできないだろうね

物を作ったことも無い学者さん達だけでは、核心は掴めないだろうね 在来木造は弱い、集成材を使ったツーバイフォーが強かったと言いそうだよ

またしても耐久性を無視して、消費文化の推奨になりそうだよ 日本建築の技術は追いやられるのかな? 悔しいね!

 

5月20日のNHKで、新耐震で造られた築5年程度の木造の建物が倒壊した現場を検証していたよ

平面図を写していたから、構造上の欠陥が俺には想定できたよ 京都大学の教授は1階と2階がずれていて耐力壁の位置が悪いからと指摘していたよ

別の現場で倒壊した建物についても、筋交いの方向が同じ方向に向いているって指摘をしていたよ

大工だったら同じ方向にはしないからね 必ず、右向き左向きと均等になるように入れるのが常識だよ 後は2階の力が掛かる方向を見て入れるよ

大工は筋交いを突っ張る力で入れるよ 設計士は筋交いは引っ張る力で計算するからね 根本的な考えが違うよ

筋交いを突っ張る力で働かせるから、撓って力を吸収するんだからね 引っ張る力でしか見なければ、限界を超えれば破壊されるよ

筋交いが伸びる訳がないからね 建物が撓って耐えるなんて動きはできないって事だろ ブレースとしか考えないからね 

筋交いの向きを考えるって事ができていないって事は、大工の技術と知識が欠けているって事だよ 技術の継承が不完全な大工が存在しているって事だよ

根本的な技術の継承が成されずに、短期間で見よう見真似の半端職人と言われる大工が増えているって事だよ 基本的知識が欠如しているんだよ

倒壊した建物の平面図から想定すると、ツーバイフォー工法の家だとしたら倒壊する建物図面になっていたよ

力壁がバランスよく効率的に設けられない構造(設計上)になっていたからね 

1階と2階がずれている建物の構造設計は、ベテランの構造知識が働かなければ、丈夫な家は造れないよ

在来工法で梁伏せ図を書いたとしても、梁伏せ図の構想は多々あるからね 未熟者が十分な知識も経験も無く書けば、倒壊する梁伏せ図にもなるよ

どの様な梁伏せ図を書いて、丈夫な構造にするかは熟練した知識と経験と技術が働くんだよ

俺が梁伏せ図を書けば、倒壊しない構造にできると自信があるね 映像で倒壊した建物を見た瞬間に、未熟者が造った構造の建物だと分かったよ

壊れない丈夫な家にする為の、基本的な構造の理念が欠如しているから、壊れやすい構造の家を造ってしまうんだよ

同じ設計の家を、複数の大工に造らせてみれば分かるよ 熟練した腕の良い大工なら丈夫な梁伏せ図を書くよ

未熟な大工が造れば壊れやすい構造の家を平気で造るよ それは基本的な知識と技術が備わっていないからだよ 

同じ平面図の家でも、在来木造の家は、造る大工(設計者の梁伏せ図)によって構造は変わるからね 梁伏せ図で建物の強弱が出るんだよ

学者が、いくら耐震基準だけ高めて、金具を増やしたり、筋交いや耐力壁を増やしても、的外れなことにもなるよ

如何に、丈夫な構造にするかの研究を怠っているからね 理解できていないし、どの様に構造材を組めば丈夫になるかも知らないからね

技術者の話を聞かずに、知らない頭でいくら考えても、核心を捉えた答えは出ないだろうね 机上の知識しか持たない学者では無理だよ

熟練した技術者の意見や倒壊した要因の分析を聞かないとね 熟練した大工なら「俺が造れば倒壊はさせない!」って言うだろうね

でも、国は末端産業を疲弊させたから、職人気質は途絶えてしまっているよ 熟練した大工は80才にも達していて隠居しているだろうからね

技術の継承が疎かになったから、橋梁工事でも事故が多発しているよ 失敗しない為の配慮や注意事項が欠如し始めているからだよ

ベテランの技術者ってのは、絶対に失敗しない為の注意、チェック事項が知識として備わっていたからね 万が一の危機管理能力があったよ

木造住宅でも、如何に丈夫な構造の家にするかって知識が、熟練した大工には継承されていたんだよ 

どんな構造の造りでも形にさえすれば良いって、現在の感覚では丈夫な家は造れないよ 偉そうに語る学者でも指導できないだろうね 

学者は造れないからね 大学教授が木造建築を考えるようになったのは、阪神大震災以降だろ 木造建築を研究した教授なんて聞いたことが無いよ

木造建築を研究しても教授として出世しないからね 教授が大工に相談して意見を聞くなんて恥だろうからね 分からぬまま喋るってことにもなるよ

これが、学歴社会が生んだ日本の欠点だよ 技術者を粗末にした結末だよ 丈夫な家を造るための知識や技術は消え去って、在来木造は追いやられるって事だね

壊れた家を、どの様な構造で造れば、倒壊を防げたかって、理論的に示せないだろうね 終いには設計プランが悪かったって逃げるだろうね

むやみやたらと金具、筋交い、耐力壁を等を増やして対処しようとするだろうね 他に知恵が浮かばないんだろうね 

学者だけでは解決できないよ 机上の理論家では、丈夫な家の構造図を示せないだろうからね 

技術を語れる大工も高齢になっているからね 造る技術はあっても、理論的に語る言葉は持たないからね

熟練した大工でさえも、耐震を意識した技術は漠然とした継承に留まっており、理論的に確立して継承されていないからね

丈夫な家造りの方法はあるけどね 人の命を守る家造りはできるけどね 調べて理解しようとする姿勢が日本にはないね 

高度な高層建築の技術は発展しても、木造建築の技術は衰退しているよ 末端の技術者を粗末にしたからだよ

 



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