先月下旬に出る予定だった『無限のファンタジア・リプレイ 七色の風を集めて』。
著者が小林正親・井上鮭と聞いて、前の『Song Seeker』が(中盤からエンディングは良かったものの)大人げなさが目立って後味悪い印象が強かったただけに「どんなものだろう…」と不安だったんだけど。
雑誌は読んでないので この間にどんな修行を積んだかは知らないけれど(笑)、今回はとても良かった。
やっぱり旅をする仲間(と一緒に遊ぶプレイヤー:GMも含めて)は仲良く(=お互いに気分よく楽しめるように譲り合う)でないと、読んでいても気持ちよくないです。
その点、今回はばっちり!
歌劇団という設定を生かして、戦闘でなく相手を説得して解決しようとする姿勢は良かった。某ぺらぺらーずも戦闘を回避することに頭をしぼっているけれど、そちらよりも もっと前向きな感じがした。(ぺらぺらーずは弱いから仕方なく回避してる感じ? もっとも、いかに奇抜な策を考え付くかが楽しいけど(笑))
ピヨールが鮭さんかな? 「こうでなきゃ!」に沿って前回同様微妙に爆走してるんだけど、前回と違って嫌な感じはしなかった。むしろ共感?
ちなみに最後の第4話は、どうなんだろう? 第3話で終わっていても不思議はないので蛇足な感じはするし、後日談っぽいので嬉しい気もするし。
(普通なら、続編で別の本で出すところでは?(苦笑)
…ということは、続編を出す気は無い、と(爆))