とらぶるエイリアンず リプレイ集『エイリアンず・パラダイス』和栗あきら
著者はルリルラの人ですねぇ。ルリルラのリプレイが中途半端に中断したままけっこう時間が経ったと思っていたら、これをやっていたのか。
とらぶるエイリアンず。宇宙人達の起こすトラブル?
PCは宇宙人(や地球人)になって悪い宇宙人の陰謀を防ぐっていうコンセプト?
でもPCの中に裏切り者がいるかもしれない(おおむねランダムに決定)ので疑心暗鬼・裏の読み合いになるのが面白い。そういうのを隠れてやる為にメモでGMとやりとりする事が多いみたいで、TRPG(会話型RPG)というよりもメモ型RPGとでも言うべきシステムになってる(笑)
裏切っている事を悟られない・あるいは嘘を見抜くというゲームは、トランプなんかではたまにあるし、敵として参加するというリプレイも見たことあるけど、TRPGのルール(リプレイ)として見かけたのは初めて。
その辺りの裏交渉やPCの宇宙人の正体が、リプレイでも一応最後までバレないように注意して書いてあるのがいい。ちゃんとルールを知っていれば自分でも推測する楽しみがあるんだろうな~。
リプレイ集という名ながらリプレイは全体の1/3程度しかないのが残念。(他はゲームブックだったりGMへの指針だったり追加データだったり、色々盛りだくさんではある。ちなみに本文中の「注」が各章の後ろ(本の途中)にまとまっているのは見づらい)
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