よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

私の考える街造り

2020-02-17 06:11:50 | 日記
日本の街造りは画一的である。観光地でも郊外の住宅地でも駅の廻りにマンションを建て、車が走り回り

駐停車違反を知りながら公共交通機関の邪魔をする。地価が極端に高い都心の一等地を除けば、観光地や

住宅地が近くにある駅周辺は数百メートル以内、公共交通機関や商業使用目的の車以外を通行禁止にすべ

きと思う。駅の近くではなく、数百メートルの場所に駐車場を設ければいいのではないか。あるいは時間

帯を区切ってもいいし、一方通行にして車両通行制限をかけてもいいが、兎に角歩行者が安心して街中の

商業施設をゆっくり利用できるようにすべきだ。歩道を思いっきり広げて駅前広場にしてもいい。イベン

トもしやすくなるし、歩く楽しみを享受できるようになる。


狭い道路に面した商業施設は利用しにくい、歩く速度が遅くなれば利用頻度も増える。人々の触れ合いも

もっと増えて、駅周辺の街に挨拶やおしゃべり空間が出来て明るくなる。
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教養としてのテクノロジー  伊藤穰一

2020-02-16 08:03:39 | 
副題にAI、仮想通貨、ブロックチェーンとあるようにスマホ登場から10年以上たち、私たちの身の回り

には新しいテクノロジーがドンドン登場しています。まだ身近に感じていなくても確実に生活の中に浸透

してきているのはネット上での情報の氾濫をみれば一目瞭然。テレビでもそれらの実際に起きている問題

等がよく報道されています。


本書でも例にとっていますが自動運転に関しても様々な問題が浮上していて、例えば事故の責任を誰が取

るのかということ。乗っている人間が運転をしていなくても事故の責任は取らされるのが実態で、まだま

だ発展途上だということが分かりますが、すでに日本でも狭いエリアで試験運用されています。


テクノロジーの進歩が凄まじい速さで進んでいるので、倫理面で沢山の課題が山積みになってます。日本

人は論理的な話し合いが苦手なので、この問題に関して他国に後れを取っているのが現状です。アメリカ

や中国は先にテクノロジーありきで問題が起きてから対処する傾向が強いですが、日本は大企業優先で問

題の先送り傾向がみられ、ベンチャーの発明もなかなか世に出てこない。まずはどういう技術革新がある

のか、どう使えばいいのか、どうすれば人間の幸福に繋がるのかを考え、議論し、スピード感を持ってト

ライし世界貢献出来るよう行動すべきです。
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遅過ぎる政府対応 新型コロナウイルス

2020-02-15 07:58:59 | 日記
新型コロナウイルスの感染者が国内で増えている状況を、朝からずっとテレビで報道している。しかも当

初中国渡航者に限定していた症例とは違う、検査対象から外れていた国内在住者で中国渡航歴がない人に

も広まっていて、街中のインタビューでも「どう対応すれば」と困惑気味に話す人が印象的だ。注意して

いるはずの医療関係者にも症状が表れて、厚生労働省の対応が遅れている事を如術に示している。何しろ

厚労省は症状がない人の感染も「想定していなかった(朝日新聞)」としており、今更ながら検査対象を

広げる方針を決めたという。


世界はSARS、MARSの経験から早々と対策を講じてきていたが、安倍総理は中国マネーの日本経済に対

する影響や習主席の招へいを意識し完全な対応を取っていなかった。後手後手の対応で更に感染者が増加

する懸念が出てきた。勿論パニックに陥るべきではないし必要以上に恐れることも危険だが、政府対応の

遅さは検証すべきだ。


最後に早くから警鐘を鳴らしていた山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)の話を紹介した

い「政府の対策はあまりにも遅い。既に国内に感染者がいたにもかかわらず、検査対象が狭かったため、

発覚していなかっただけではないのか。もっと早い段階で医療の専門家に対策をとらせるべきでしたが、

東京五輪を控えており事を荒立てたくないから強い対策をとらなかったのでしょう。日本感染症学会は6

日に『既に国内にウイルスが入り込み散発的な流行が起きていてもおかしくない』との見解を公表してい

ます。その通りになったということ。もはや政府は頼れず、自分の身は自分で守るしかない。手洗い、う

がいのみならず、使い捨て手袋などで予防を徹底すべきです」(日刊ゲンダイ 2月14日)
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R.E.M. - Losing My Religion (Official Music Video)

2020-02-14 06:53:19 | 音楽
神奈川は晴れ間が見えます。暖冬傾向は続いて、この時期にしては暑いぐらいの気温ですね。昨日は

大阪出張で満員電車にも揺られ汗をかいてしまいました。

R.E.M. - Losing My Religion (Official Music Video)


アメリカのラジオ局がかけまくって大ヒットした曲です。和訳もネットに出ていますので、是非見て

下さい。名曲です。


中古CD販売中
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円朝 上下  小島政二郎

2020-02-12 06:34:07 | 
神田神保町をぶらぶらしている時に見つけた本書、三遊亭円朝の名前は近代落語家の祖、「怪談牡丹灯籠

」「塩原多助」の作者程度しか知らなかったが、上巻462、下巻439ページの長編をアッという間に

読み切ってしまった。抜群の面白さだった。芸に対して生真面目すぎる円朝と師匠の円生、理解者で母の

おすみ、いい加減な父の円太郎、おやい、息子の朝太郎、小稲、おさと、そして唯一にして無二の親友・

利八とあまりにも多彩な登場人物は一種の群像劇を思わせるような、一人ひとりが個性的で出来れば、テ

レビドラマにでもしたらとてもスゴイものが出来そう。(円朝は菅田将暉、円生は小日向文世という配役

はどうだろうか)


江戸末期から明治維新という時代を市井に住む人間から見たものということも興味深いし、芸に対して真

面目過ぎる円朝が最後は山岡鉄舟に師事し、禅に行きつくところも思いもよらない展開だった。今や落語

ブームで賑やかな演芸が幅を利かせているが、落語研究会の面白さを本書でさらに深く感じることが出来

た。


円朝一代記でありながら、不詳の息子・朝太郎との確執も小説以上で、最後はウルっとしてしまった。波

乱万丈とはこのことだ。文庫化されたのが2008年だが、元々1968年の小島政二郎全集から出てい

るので、言い回しが古かったり表記が昔の字だったりして、そういうところも味があっていい。


円朝 上下   小島政二郎    河出文庫
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