宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

awnova緊急開催と鴨川における被災者受け入れの始まり

2011-03-20 | 地域生活
震災後の今をシェアし合おうという事でawnovaが緊急開催されました。


安房マネーメーリングリストの情報で集まったのは約50人の人々+沢山の子供達。awanova過去最高の人出?有事の時に最も人が集まるこのコミュニティの足腰の強さに感動しました。


まず被災地にてプレス活動をしているジャーナリストの野田さんより、メディアが伝え切らない被災地現状の報告。
ニュージーランド、スマトラ、阪神淡路など各被災地入りしたジャーナリスト達誰もが、今回が最もひどい状況だと言っているとの事。そして今本当に必要なものが何かといった、的確でレアな話が聞けました。彼はこの後すぐ、集まったガソリン用携帯カンと支援物資と義援金を車に積んで現地へ直行しました。
その後、林さんより鴨川で起き始めた被災者受け入れの動きについての報告。
「大山小廃校利用の会」などの働きかけにより、鴨川市は被災者を受け入れる市として宣言をしてくれることになり、鴨川市の旅館組合、ペンション組合、民宿組合、不動産組合、天津神明神社、大山小、鴨川市役所が連携し、受け入れを体制化するとのこと。


さらに、集まった救援物資の仕分けをみんなで行いました。女性チーム大活躍。


ちょうさんの家にはこんな張り紙が。それにしても地域にガイガーカウンター持っている人がいるってのもすごいね。


いつでも僕等を癒してくれるのはこの子達の笑顔。避難所のキビシい状況の中でも、子供達はキャーッチボールをしたりサッカーをしたりとはしゃぎ回り、その事が大人達に活力を与えていると、野田さんの話にもありました。守るべきはこれしか無いでしょう。

安房マネーに関して僕は地域通貨のあり方としていくつかの疑問があり、今まで入会を控えていましたが、今回の的確で迅速な動きに大きく心を動かされ、入会しました。鴨川コミュニティ素晴らしいです!

宮下昌也と巡る悠久の旅