病気の話題はブログとリアルでは扱いが違うよということ

自分の病気のことってこうしてブログにも書いているし、こそこそすることでもないと思っているからリアルな知り合いにも特に隠し立てはしていない。

ブログでは同病の人と分かち合いたいとかつながりたいという思いもあるし、自分自身の備忘録としておきたいという気持ちがあるから、家族くらいにしか報告しないことも詳しく書いている。

けれど、リアルな知り合いや友だちにはわざわざ聞いて聞いて～！と騒ぎ立てるようなことはしていない。
やはりデリケートな問題ではあるし、殊更に大袈裟にすることではないと思うし。
だから、私が経験した乳がんについてもごく早期に見つかり軽い治療ですでに完治したと思っている友人がいるくらい。
実のところそれくらい話題にし辛いことだし、胸を全摘したとか腋窩に転移したとかっていうのは、あまり言いたくないなと思う自分もいる。

そんなごくごくプライベートな出来事である病気のことが、私の知らないところで私の知らない人に広まっていた。
更に私に対してある善意の申し入れも行われた。
ブログをやっているのだから、ブログ上のことはネットの世界で広がるのは承知の上。
ブログを通して、見知らぬ誰かと私はつながっている。
そうではなくて、リアルな世界でね。
それは善意のことなのかもしれないけれども、私はそれほど広い心や強い心を持っているわけではない。

すっかり恐ろしくなり、ブログを書くこともできなくなってしまい、この１週間いつにも増して更新が不定期になっていた。

けれど、考えを変えれば、ブログ（ネット）の世界は実世界に比べればよっぽどお気楽かも。
ここは私の居場所でもあるわけだしね。

もともと人付き合いが苦手な私のこと、リアルではしばらく対人恐怖が治りそうにないけれど、ブログはまた明日から普通に更新しようと思う。

よろしくね