そこから、息子が3年間通っていた幼稚園まで歩いてみました。
我々がお世話になった、わかままさんの家の前も通り、
スーパーに突き当たって右手にある幼稚園。
自分が行くことになっていた日本の幼稚園とは180度も違う、
言葉も何も通じないこの幼稚園で
最初の頃は通いたくないって言って
毎日のように息子が泣いていた事や、
なっちゃんやわかばちゃんに助けてもらったことや、
カーペンターを着させられて、
日本人なのに仮装している園児と一緒に
英語の歌を歌って踊った事や、フラッシュバックしてきました。
せっかくなのでここにある小さなスーパーで、
マギーのスープやキンダーサプライズなんかをお土産に買って、
その足で最後の1年を過ごしたアパートを見てみました。
1年延長になったので、契約も切れるあのアパートは延長せず、
幼稚園の近くに移ったのです。
1階で、南側は一面芝でよくウサギみたいなヌートリアみたいな動物が
よく歩いていたこのアパートは、
細かいことは色々ありましたが、とても快適な場所でした。
その先の道路で、息子と自転車の練習したなあ、
とかそんな事を考えながらバス停に戻って
HAUSMEERの駅まで戻り、
デュッセルドルフ方面の電車に乗ったのでした。
あの頃とほとんど何も変わっていないので、
ちょっと胸を掴むような、鼻の奥の方がツンとくるような気持ちにさせました。