HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

48 その4

2013年07月07日 | 家族



そこから、息子が3年間通っていた幼稚園まで歩いてみました。

我々がお世話になった、わかままさんの家の前も通り、


スーパーに突き当たって右手にある幼稚園。



自分が行くことになっていた日本の幼稚園とは180度も違う、


言葉も何も通じないこの幼稚園で


最初の頃は通いたくないって言って


毎日のように息子が泣いていた事や、


なっちゃんやわかばちゃんに助けてもらったことや、


カーペンターを着させられて、


日本人なのに仮装している園児と一緒に


英語の歌を歌って踊った事や、フラッシュバックしてきました。



せっかくなのでここにある小さなスーパーで、


マギーのスープやキンダーサプライズなんかをお土産に買って、


その足で最後の1年を過ごしたアパートを見てみました。



1年延長になったので、契約も切れるあのアパートは延長せず、


幼稚園の近くに移ったのです。



1階で、南側は一面芝でよくウサギみたいなヌートリアみたいな動物が


よく歩いていたこのアパートは、


細かいことは色々ありましたが、とても快適な場所でした。



その先の道路で、息子と自転車の練習したなあ、


とかそんな事を考えながらバス停に戻って


HAUSMEERの駅まで戻り、


デュッセルドルフ方面の電車に乗ったのでした。




あの頃とほとんど何も変わっていないので、


ちょっと胸を掴むような、鼻の奥の方がツンとくるような気持ちにさせました。

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48 その3

2013年07月07日 | 家族




通りに沿って走るUバーンから、歩いている日本人を見かけながら、


「あの頃の私たち」を見ているようで、


久し振りの景色が目に飛び込んでくるにつれ、


いろいろな事が思い出されてくるものですね。

正確に言うと我々はデュッセルドルフの市内ではなく、


市外のメアブッシュという場所に住んでいました。


周りの景色が一面の畑に変わって、ようやく最寄りの駅に着きました。

そこから歩いてみようかと一瞬思いましたが、


思い直し電車から降りた乗客を待っていたバスに乗り込み、


最初の駅で降りました。

まずは最初の2年間住んでいた、CAMESALEEの家を見に行ってみました。



8世帯くらいあったのに、ドイツ人は1世帯しかおらず、


大家のような人はロシア人だし、


我々の隣の住人はバングラデシュ人の家族。


デュッセルドルフ市内に住んでいる人たちには味わえないような所でした。

あの頃と同じように静かな場所でした。



お世辞にも広いとはいえないその最上階の屋根裏の部屋。



外観も玄関も、当時と全く変わっていませんでした。




そのまま足を進めて、週末の朝、


息子と一緒に買いに来ていたパン屋の前に着きました。


最初に一人渡欧した時、


このパン屋の前で、息子の幼稚園のことをどうしようかと悩み、


もうこの辺りに住んでいる日本人の方に直接聞いてみよう、


なんてドキドキしながら待ち伏せした事も思い出してしまいました。

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48 その2

2013年07月07日 | 家族




ホテルに到着して、軽装に着替えて、


まずはアルトシュタットに言ってみました。


懐かしい日本食のスーパーを過ぎると、


通りは大がかりな工事中でした。


ショッピングモールを過ぎて、ケーニッヒスアレーを過ぎ、



一人で混みに混んだツムユーリゲでアルトビールを飲みました。




土曜日という事もあってか、アルトシュタットはすごい人の波。




そしてライン川の向こうでは、


キルメス(移動遊園地)を準備しているところが見えました。


明日空港に行くときにでも通ってみようかと思ってはいたのですが、


無性に昔住んでいた場所に行ってみたくなって、その足でUバーンに乗りこみました。

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48 〓

2013年07月07日 | 家族

7月6日(土曜)


今朝から同僚と別行動になるので、7:30に一緒に朝食を食べようということにしてたのですが、目が覚めたら8:30でした。目覚ましも2つかけたのに。カーテンを閉めたままで寝てしまったのがいけなかったのです。同僚には詫びましたが、お陰で頭がスッキリしました。でも約束を破ってしまったので自分に罰として朝食を抜きました。そして空港に行く途中のタクシーに乗る時には、既に後悔していました(笑)。お昼のフライトはご多分に漏れず30分ほど遅延。

今日は、私の48回目の誕生日。

昨年の誕生日は、出張先の高知で迎えました。生まれて初めて桂浜に立ち寄ったのでした。

そして今年誕生日を迎えた場所は、デュッセルドルフ。

リヨンから次の目的地までのダイレクトフライトがなかったので、一泊することにしたのです。

2003年に戻ってきてから10年間、一度も立ち寄ることがなかった街です。息子が小学校に入学する2週間ほど前に離れてから月日は経って、息子も高校2年生。光陰矢の如しというにはやはりいろいろあったと思います。ただここで過ごした時間は強烈に私と私たち家族の心の中にあるのです。一人で来ることに少し躊躇はありましたが、この時期に来れるのは何かの縁だと思うことにしました。
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