以下 2010年1月24日記録
最上階にリハビリセンターがある。
午後の小一時間を自分に汲まれたカリキュラムをこなす。
準備体操を終えると15分の自転車こぎ。
呼吸がまだ整わないが自転車こぎをすると体がいくらか軽くなる。
その他にも時間があれば自分でフロアを行ったり来たりの運動をしていた。
そのときどこかで見たことのある人物に出会った。
城の見えるテラスのドア付近で出会った。
1回目の入院で城を見て運命のいたずらを笑いあった初老の紳士だった。
同年輩くらいだろう。
話すうちにその方が同じ日の手術で単独ICUで隣り合わせたことが分かった。
ただ、私は手術日については話さなかったのでその紳士は何も知らない。
他県からこちらの病院を紹介されて入院加療されているようだった。
正月前に一時自宅に帰ったと話されていた。
私は正月は病院で過ごした。
その紳士も私と同じバストバンドを装着していた。
同じ病気かもしれない。
以後一度フロアで見たときはお元気そうに見えた。
う、羨ましい。。私、苦しい
一期一会のご縁だった。