11月は誕生日ラッシュ(ё_ё)

誕生日プレゼントを互いに交換し合う仲間は、私･娘･元兄嫁で今は親友のもこちん･親友Cさんの4人です。12か月もあるんだから、バラけてくれると助かるのに、私とCさんは4月、娘ともこちんは11月と何ともバランスが悪い。でも仕方ないよね～、誕生日だもの～

その上我が家では、長男のところの孫娘も、アジちゃんの妹のアビちゃんも11月ということで、11月は誕生日ラッシュです

娘婿アジちゃんの妹のアビちゃんには、娘夫婦が働いている間、サンバちゃんの面倒をみてもらっているので、お礼を兼ねて娘との合同誕生日パーティーを近くのイタリアンのお店で開きました。

開始が平日の午後5時半だったので、最初お客さんは私たちのみ！笑

今年の春、サンバちゃんを保育園に預けようと色々探してみたものの、結局見つからず･･･で、急遽セネガルからアビちゃんが助っ人に来てくれたのでした。

最初アジちゃんの妹に来日して貰うと聞いた時、私は正直余り賛成できないな～と思いました。

一緒に暮らすのは、日本人同士でも大変なことです。

それでも反対したところで、仕事を持っている私が、娘たちのためにしてあげられることは限られている。毎日サンバちゃんの面倒をみてあげることは不可能です。

「子供は育ててくれる人に懐いちゃうよ？ママよりアビちゃんの方がいい、ってことになったら、それを受け入れられるの？」

「サンバちゃんがアビちゃんに懐くのは、凄く嬉しいよ。だってアジズの妹だもの。ママみたいな人がもう一人いるって、サンバちゃんにとって、とても幸せなことじゃない？サンバちゃんが幸せなことが、私の一番の幸せだから、そんなこと全然平気。」

「アビちゃんと性格が合わなかったらどうするの？一旦来日したら、簡単に帰ってくださいとは言えないんじゃない？」

「こっちが子守をお願いする身だよ。性格が合わないとか、言ってる場合じゃないでしょ？それに兄弟姉妹の中で、アジズと一番仲が良いって聞いて、それなら大丈夫だと思ったの。」

日本の嫁と小姑の関係を思うと、私は暗澹たる気持ちになりました。だが待てよ。私ともこちんだって、元々は嫁と小姑だったじゃないか。なのに凄く仲良くなって、今じゃ親友じゃないか。

結局私の心配は、杞憂に終わりました。婿のアジズはセネガル人ですが、どうかしたらその価値観や思考回路が、娘のそれより私と近いと感じることが多々あります。

そのアジズと一番仲が良いアビちゃんも、やはりアジズと同じ様な感覚の持ち主でした。来た当初は、全く言葉が通じませんでしたが、彼ら二人に共通していることは、勘が良くとても心優しいということ。私の動きを見ていて、今ままは何を望んでいるかということを瞬時に感じ取ってくれます。

そして次の瞬間には、実際に動いて私を助けてくれます。同じ兄弟でも、弟のポには無かった感覚を二人は持っているんですね。（ポもとても良い人だけど、そういう感覚は持っていない）笑

日本に来て直ぐにコロナ禍でどこにも出かけられず、ホームシックにもかかっていたアビちゃんは、この日サプライズで用意していた誕生日プレートを見て、涙を流して喜んでくれました。

「まま、アリガト。まま、ほんとうにアリガト」って泣きながらハグしてくれたアビちゃんを、思いっきり抱き締めました。いいでしょ、一瞬だけソーシャルディスタンス、忘れても。

特別な日、遠くで光るスカイツリーも、一緒にお祝いしてくれたみたいに感じた11月の夜。束の間コロナのことも忘れて、幸せ感じた夜でした。娘もアビちゃんも、本当におめでとう

婿のアジちゃんは
現在セネガルで奮闘中！
そして今日はもこちんの誕生日～
もこちん、おめでと～
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