いつも「ねこなんて大っ嫌い」をご覧くださり、有難うございます。現在ほぼ隔日で記事投稿をさせて頂いております当ブログ。
一昨年の春、母かずえが脳梗塞で倒れてから、毎日更新を隔日更新に変更したのですが、今後は、週に一度くらいの記事投稿にさせて頂こうと思っております。
今現在、毎日更新していないのに、毎日訪れてくださる方がいらっしゃいます。ハンドメイド馬鹿で、ちょっと偏屈で変わり者の、私の書く文章を読んでくださる方々。あ、その大半は、純粋にポンちゃんを見に来てくださる方々でしょうか。いずれにしても、そんな皆様には、本当に申し訳なく思います。
本日の記事は活字のみ、しかも、少々重い長文でございます。
お見苦しい点もあるかと思いますので、どうぞ心とお時間に余裕のある方のみ、お読み頂ければと存じます。
「結婚はしない。子どももいらない。」
ここ10年以上ずっとそう言い続けてきた娘、35歳。
まぁそうは言っても、人生はいつどうなるか分かりません。
大事なことは、一度しかない自分の人生を、自分の思い通りに歩けばいい。そうすれば、失敗した時、少なくとも誰かのせいにすることは無いだろうし、反省できればまた前を向いて歩いていける。
思えば、そんなキレイごととも思えるようなことばかり言っていた私の頭に、ある日突然、鉄槌が振り下ろされる。私にとってそんな出来事でした。
「まま、子どもを産むことに決めた。アジちゃん(セネガル人)と今すぐ結婚するつもりはない。でも、近い将来きっとすると思う。」そんな娘の一言から、この話は始まりました。
ねこブログと言いながら、娘のことも色々書かせて頂いてきたので、長くこちらをご覧の皆様は、娘のことをよく知ってくださっていると思います。
親である私が言うのも可笑しな話ですが、彼女は女にしておくのは勿体ないような、男気のある、バイタリティー溢れる人間です。
その上周りの人たちのことをよく見ていて、細やかな気遣いが出来るタイプ。(ま、私が気遣いできない部類の最たる人間なので、そう思うだけかもしれませんが)アホな私が何度骨折を繰り返しても、嫌な顔ひとつしないで、看護してくれる娘です。
私には過ぎた娘だと、いつも感謝しています。ただね、彼女は時折突拍子もないことをやってのける。少なくとも彼女よりは、いわゆる平均的日本人タイプに近い私からすれば、過去、何度彼女に度肝を抜かれたかしれません。
それにしても、今回のはキツかった。
彼が自国セネガルで、満足な働き口もなく、くすぶっていたのは約一年前。そんな折、数年前に来日して日本人と結婚した幼馴染が、ご夫婦で帰国されたのだと。久し振りの再会を果たし、彼の様子を見て、一緒に日本で働こう!と強く勧められて来日したのが半年前。しかし来日して直ぐに就労ビザは下りません。つまり、無職。
そんな時に娘と出会いました。(現在は就労ビザも下り、幼馴染が働く会社で仕事を始めました)最初は付き合うことにも反対しました。家に連れてくることも拒否。(これにはまぁ、彼とは関係なく、私のトラウマが起因でしたが)
初対面は、あれは娘に仕組まれた・・・のかな。ほろ酔い気分の私は、娘に導かれるままある店へ。
そこで、ニコニコしながら待っていた彼。
そっか、この人に恋しちゃったか。
恋しちゃったんなら仕方ないよね。ま、別に結婚する訳じゃないし。今、35歳のこの時に、幸せな時間を過ごせるパートナーが彼だというのなら、温かく見守るか・・・。
そんなことを思いながら、ここ4ヶ月、彼らを優しい気持ちで見守ってきたつもり。
1ヶ月ほど前に、娘の爆弾発言を聞いて、私はまず、彼に対して激怒しました。いつもは怒ることなんて、あんまり無いんですけどね、私。でもそんな私が本気で怒りました。
娘のことを本当に気遣っているなら、何故避妊をしなかったのか。
そこには、日本で誰かと結婚して国籍を得て、日本で不自由なく働くため、娘を利用しようという気持ちはなかったのか。
私は、娘が利用されようとしているのではないかと疑い、そうだとしたら、絶対に許せない・・・と思いました。
突然の妊娠という結果は、彼を迎え入れ、温かく応援しようとしていた、私への裏切りの様にも感じました。
娘には、手を変え品を変え、思いつく限りのことを、何度も訴え、何度も話し合いました。
何年か付き合ってみて、本当に信頼に値する人だと思ったら、結婚も祝福するつもりでした。それも分かっていて、何故、今?
彼がどんなにいい人なのかは知らないけれど、奇襲攻撃のようにこんな無責任なことをするような人を、私は信用できない。そんな人の子供を産むのが、本当にあなたの幸せなのか。
今じゃハーフなんて、そう珍しいことではないかもれないけど、黒人だということで、差別されたり悲しい目にあったりするかもしれない我が子に、どうやって気持ちを添わせていくつもりなのか。
経済的な後ろ盾のない彼と、結婚なんかして幸せになれるのか。
それでも彼女の気持ちはブレません。
私の言葉に対し、静かに彼女の考えを述べます。
妊娠がハッキリと分かる前から、つわりは始まっていました。彼女が私のお腹にいた時、つわりが酷くて、入院しなければどうにもならない状態になりました。母娘ですから体質も似ているのか、相当辛そうなつわりです。
そろそろ弱音を吐かないかな。
こんなに辛いのは無理・・・と、諦めてくれないかな・・・。
酷いことを考える日が続きました。
そんな私の期待を見透かしたように、どんなに体調が悪くても仕事は休まない。愚痴もこぼさない。自分一人で何とか乗り越えようとする娘。「仕事はギリギリまで続けます。産んだらすぐに復帰して、自分でちゃんと稼ぎます。出来るだけままには迷惑を掛けないように努力します」
迷惑?迷惑を掛けられたくないんじゃないよ。
私はただただ、あなたに幸せになって欲しいだけだよ。
そんな時、娘の3人の母(親友Cさん・もこちん・私)と娘とで、近くの温泉施設に行くことに。
私が出したSOSに、2人が応えてくれたのでした。
そこでも全員が産むことに反対。じっとみんなの意見を聞いていた娘でしたが「それでもやっぱりこの子を産むという気持ちに変わりはない」と。
「今まで沢山の男の人と付き合ってきたけど、一度も結婚したいと思ったことは無いの。子供だって今まで全然欲しいと思わなかった。けど、彼は、このままこの後の人生を、共に過ごしたら幸せかもしれないって、初めて思えた人なの。この人の子供だったら、欲しいかもって思ったの。」
家に帰ってからも、二人で話をしました。
「自分のことを大切に思ってくれている人たちが、みんなで反対する。悲しくて、孤独で、胸が締め付けられるようだった」そう言って、声を殺して泣く娘。
それまで3人の母が、彼女の言うことに異を唱えることなど一度もありませんでした。彼女にとっても、否定されることは余程堪えたのでしょう。
「けどね、みんなが言ってることは、全部尤もなことだよね。彼がどういう人なのかを知るには時間が短すぎるんじゃないか。おまけに経済力も無い。そんな中で子供を産もうなんて、無謀なんじゃないかって。あなたに苦労をさせたくない、悲しい思いをさせたくないって、みんなあなたのことを思ってくれてのことだよね」
「分かってる。申し訳ないとも思ってる。でもね、みんなが思う結婚の条件と、私が思う条件、全然違うんだよ。彼に、経済的に柱になって欲しいなんて思ってない。勿論一生懸命家族のために働いて欲しいとは思ってるけど、彼に養ってもらうために結婚したいんじゃないの。彼は日本に居れば外国人だし、黒人だってことで、就労条件も決して良くはない。そこは私が柱になればいいの。私は家族のために、一生懸命働いて、稼いでいく自信がある。」
母娘と言えども、ここまで固い決心をしている娘を、私にはもうどうすることも出来ない。
毎日毎日考えました。
では、私に出来ることは何?
愛する娘に、私がしてあげられることは何だろう。
もうね、結局ね、娘を信じて、見守ろうと、そういう結論に達しました。
娘が信じている彼を、何故私は自分の怒りで許すことが出来ないのだろう。そんなに自分が大事か?娘のことより、自分の気持ちの方が大事なのか?自問自答を繰り返しました。でも彼への怒りも簡単には納まってくれません。自分自身の気持ちなのに、コントロールできない。こんなんじゃダメだ。
現在娘のお腹の中には、小さいながら懸命に生きようとする命が脈打っています。私の中で、一時は闇に葬り去ろうとした命。ですが、娘が本当に産むと決めたのなら、それは私にとっても大切な命。私に出来ることがあるなら、協力しよう。
ハンドメイドサイトを開設し、自分の夢の実現に一歩ずつ近づいている途中です。そしてそれを応援してくださる方も少なからずいらっしゃいます。その方々には本当に申し訳ないと思いますし、私の我儘かもしれませんが、今自分にとって一番大切なことを見失ってはいけない。
ブログ開始から2年と4ヶ月。沢山の皆様に応援して頂き、ここまで続けられたことに、心から感謝を申し上げます。
でもね、これで終わる訳ではありません。
下手の横好きで、文章を書くことはとても好きですし、皆さまとの交流もとても楽しい。細々と続けながら、本当に娘がこの家を出ていける日が来たら、またこれまで通り、完全復活しようと思っております。
差し当たって私が娘にしてやれることは、毎日のキチンとした食事を作ることだと思いました。お腹の子の身体を作っていくであろう、娘が口にする物。出来るだけ添加物を摂らないで済むよう、食材から料理をすること。そして初めての妊娠を不安に思っている娘と、毎日たくさんお喋りしよう。そして一緒にたくさん笑おう。
そんな訳で当面は、休みである週末を使って、無理のない記事投稿をしていきたいと、そう思っております。
予定日は9月初旬。
どんなちびくろサンボが生まれてくるのかな・・・
ようやくそんな想像をしながら、産まれてくることを楽しみに思えるようになりました。暫くは私の家での育児になりそうですから、おチビちゃんとポンちゃんが、仲良くしてくれている、そんな記事が書けたりしたらいいなぁ・・・なんて思っております。
今はもう、私以外の2人の母たちも応援してくれています。
日本語が達者な幼馴染と共に、彼、アジちゃんは、私への謝罪と挨拶に、高い敷居を跨ぎに来ました。思うことの全てをぶちまけて、幼馴染にその都度通訳して貰い、私の気持ちも軽くなりました。
あとひとつ、とても懸念していた第二夫のこと。彼は交際することさえ、実は猛反対していたので、伝えることにかなり躊躇しました。娘が意を決して電話した数日前の夜。言葉に詰まっている娘に「どうしたん?何?なんやねんな。」「うん、あのさ、子供産むことになった。」一瞬絶句しましたが「そっかー、そうなんや。ビックリしたわー。でもそっかー、それは、おめでとうやな。元気な子ぉ産まなあかんな。身体に気ぃつけなあかんでー。」
自分の気持ちを全部飲み込んで、第一声でおめでとうと言ってくれた第二夫には、心から感謝しました。私が出来なかったことを、ちゃんとやってくれましたから。
でも、その後私にだけは電話で「あかんもう、正気でいられへん。ヤケ酒と祝い酒、どっちか分からんけど、今日は飲む!」そう言って、一升の日本酒を空けてしまい、まだ飲み足りひん・・・と今度はLINEで呟きながら、追加のお酒を買いに行った第二夫のその後は・・・私にも分かりません。お酒、強くないのに・・・。笑
娘が選んだ道が、良かったのかどうかは、誰にも分かりません。そしてこれから娘の前に立ちはだかる苦労や困難は、娘自身が乗り越えていくしかありません。それでもきっと、彼女が後悔することは無いんだろうなぁ・・・と、余り頼りにならない母は考えます。
長く長く重い記事を、最後までご覧くださって、ありがとうございました。これからは、ちょっとのんびり目の「ねこなんて大っ嫌い」を、どうぞよろしくお願いいたします。
一昨年の春、母かずえが脳梗塞で倒れてから、毎日更新を隔日更新に変更したのですが、今後は、週に一度くらいの記事投稿にさせて頂こうと思っております。
今現在、毎日更新していないのに、毎日訪れてくださる方がいらっしゃいます。ハンドメイド馬鹿で、ちょっと偏屈で変わり者の、私の書く文章を読んでくださる方々。あ、その大半は、純粋にポンちゃんを見に来てくださる方々でしょうか。いずれにしても、そんな皆様には、本当に申し訳なく思います。
本日の記事は活字のみ、しかも、少々重い長文でございます。
お見苦しい点もあるかと思いますので、どうぞ心とお時間に余裕のある方のみ、お読み頂ければと存じます。
「結婚はしない。子どももいらない。」
ここ10年以上ずっとそう言い続けてきた娘、35歳。
まぁそうは言っても、人生はいつどうなるか分かりません。
大事なことは、一度しかない自分の人生を、自分の思い通りに歩けばいい。そうすれば、失敗した時、少なくとも誰かのせいにすることは無いだろうし、反省できればまた前を向いて歩いていける。
思えば、そんなキレイごととも思えるようなことばかり言っていた私の頭に、ある日突然、鉄槌が振り下ろされる。私にとってそんな出来事でした。
「まま、子どもを産むことに決めた。アジちゃん(セネガル人)と今すぐ結婚するつもりはない。でも、近い将来きっとすると思う。」そんな娘の一言から、この話は始まりました。
ねこブログと言いながら、娘のことも色々書かせて頂いてきたので、長くこちらをご覧の皆様は、娘のことをよく知ってくださっていると思います。
親である私が言うのも可笑しな話ですが、彼女は女にしておくのは勿体ないような、男気のある、バイタリティー溢れる人間です。
その上周りの人たちのことをよく見ていて、細やかな気遣いが出来るタイプ。(ま、私が気遣いできない部類の最たる人間なので、そう思うだけかもしれませんが)アホな私が何度骨折を繰り返しても、嫌な顔ひとつしないで、看護してくれる娘です。
私には過ぎた娘だと、いつも感謝しています。ただね、彼女は時折突拍子もないことをやってのける。少なくとも彼女よりは、いわゆる平均的日本人タイプに近い私からすれば、過去、何度彼女に度肝を抜かれたかしれません。
それにしても、今回のはキツかった。
彼が自国セネガルで、満足な働き口もなく、くすぶっていたのは約一年前。そんな折、数年前に来日して日本人と結婚した幼馴染が、ご夫婦で帰国されたのだと。久し振りの再会を果たし、彼の様子を見て、一緒に日本で働こう!と強く勧められて来日したのが半年前。しかし来日して直ぐに就労ビザは下りません。つまり、無職。
そんな時に娘と出会いました。(現在は就労ビザも下り、幼馴染が働く会社で仕事を始めました)最初は付き合うことにも反対しました。家に連れてくることも拒否。(これにはまぁ、彼とは関係なく、私のトラウマが起因でしたが)
初対面は、あれは娘に仕組まれた・・・のかな。ほろ酔い気分の私は、娘に導かれるままある店へ。
そこで、ニコニコしながら待っていた彼。
そっか、この人に恋しちゃったか。
恋しちゃったんなら仕方ないよね。ま、別に結婚する訳じゃないし。今、35歳のこの時に、幸せな時間を過ごせるパートナーが彼だというのなら、温かく見守るか・・・。
そんなことを思いながら、ここ4ヶ月、彼らを優しい気持ちで見守ってきたつもり。
1ヶ月ほど前に、娘の爆弾発言を聞いて、私はまず、彼に対して激怒しました。いつもは怒ることなんて、あんまり無いんですけどね、私。でもそんな私が本気で怒りました。
娘のことを本当に気遣っているなら、何故避妊をしなかったのか。
そこには、日本で誰かと結婚して国籍を得て、日本で不自由なく働くため、娘を利用しようという気持ちはなかったのか。
私は、娘が利用されようとしているのではないかと疑い、そうだとしたら、絶対に許せない・・・と思いました。
突然の妊娠という結果は、彼を迎え入れ、温かく応援しようとしていた、私への裏切りの様にも感じました。
娘には、手を変え品を変え、思いつく限りのことを、何度も訴え、何度も話し合いました。
何年か付き合ってみて、本当に信頼に値する人だと思ったら、結婚も祝福するつもりでした。それも分かっていて、何故、今?
彼がどんなにいい人なのかは知らないけれど、奇襲攻撃のようにこんな無責任なことをするような人を、私は信用できない。そんな人の子供を産むのが、本当にあなたの幸せなのか。
今じゃハーフなんて、そう珍しいことではないかもれないけど、黒人だということで、差別されたり悲しい目にあったりするかもしれない我が子に、どうやって気持ちを添わせていくつもりなのか。
経済的な後ろ盾のない彼と、結婚なんかして幸せになれるのか。
それでも彼女の気持ちはブレません。
私の言葉に対し、静かに彼女の考えを述べます。
妊娠がハッキリと分かる前から、つわりは始まっていました。彼女が私のお腹にいた時、つわりが酷くて、入院しなければどうにもならない状態になりました。母娘ですから体質も似ているのか、相当辛そうなつわりです。
そろそろ弱音を吐かないかな。
こんなに辛いのは無理・・・と、諦めてくれないかな・・・。
酷いことを考える日が続きました。
そんな私の期待を見透かしたように、どんなに体調が悪くても仕事は休まない。愚痴もこぼさない。自分一人で何とか乗り越えようとする娘。「仕事はギリギリまで続けます。産んだらすぐに復帰して、自分でちゃんと稼ぎます。出来るだけままには迷惑を掛けないように努力します」
迷惑?迷惑を掛けられたくないんじゃないよ。
私はただただ、あなたに幸せになって欲しいだけだよ。
そんな時、娘の3人の母(親友Cさん・もこちん・私)と娘とで、近くの温泉施設に行くことに。
私が出したSOSに、2人が応えてくれたのでした。
そこでも全員が産むことに反対。じっとみんなの意見を聞いていた娘でしたが「それでもやっぱりこの子を産むという気持ちに変わりはない」と。
「今まで沢山の男の人と付き合ってきたけど、一度も結婚したいと思ったことは無いの。子供だって今まで全然欲しいと思わなかった。けど、彼は、このままこの後の人生を、共に過ごしたら幸せかもしれないって、初めて思えた人なの。この人の子供だったら、欲しいかもって思ったの。」
家に帰ってからも、二人で話をしました。
「自分のことを大切に思ってくれている人たちが、みんなで反対する。悲しくて、孤独で、胸が締め付けられるようだった」そう言って、声を殺して泣く娘。
それまで3人の母が、彼女の言うことに異を唱えることなど一度もありませんでした。彼女にとっても、否定されることは余程堪えたのでしょう。
「けどね、みんなが言ってることは、全部尤もなことだよね。彼がどういう人なのかを知るには時間が短すぎるんじゃないか。おまけに経済力も無い。そんな中で子供を産もうなんて、無謀なんじゃないかって。あなたに苦労をさせたくない、悲しい思いをさせたくないって、みんなあなたのことを思ってくれてのことだよね」
「分かってる。申し訳ないとも思ってる。でもね、みんなが思う結婚の条件と、私が思う条件、全然違うんだよ。彼に、経済的に柱になって欲しいなんて思ってない。勿論一生懸命家族のために働いて欲しいとは思ってるけど、彼に養ってもらうために結婚したいんじゃないの。彼は日本に居れば外国人だし、黒人だってことで、就労条件も決して良くはない。そこは私が柱になればいいの。私は家族のために、一生懸命働いて、稼いでいく自信がある。」
母娘と言えども、ここまで固い決心をしている娘を、私にはもうどうすることも出来ない。
毎日毎日考えました。
では、私に出来ることは何?
愛する娘に、私がしてあげられることは何だろう。
もうね、結局ね、娘を信じて、見守ろうと、そういう結論に達しました。
娘が信じている彼を、何故私は自分の怒りで許すことが出来ないのだろう。そんなに自分が大事か?娘のことより、自分の気持ちの方が大事なのか?自問自答を繰り返しました。でも彼への怒りも簡単には納まってくれません。自分自身の気持ちなのに、コントロールできない。こんなんじゃダメだ。
現在娘のお腹の中には、小さいながら懸命に生きようとする命が脈打っています。私の中で、一時は闇に葬り去ろうとした命。ですが、娘が本当に産むと決めたのなら、それは私にとっても大切な命。私に出来ることがあるなら、協力しよう。
ハンドメイドサイトを開設し、自分の夢の実現に一歩ずつ近づいている途中です。そしてそれを応援してくださる方も少なからずいらっしゃいます。その方々には本当に申し訳ないと思いますし、私の我儘かもしれませんが、今自分にとって一番大切なことを見失ってはいけない。
ブログ開始から2年と4ヶ月。沢山の皆様に応援して頂き、ここまで続けられたことに、心から感謝を申し上げます。
でもね、これで終わる訳ではありません。
下手の横好きで、文章を書くことはとても好きですし、皆さまとの交流もとても楽しい。細々と続けながら、本当に娘がこの家を出ていける日が来たら、またこれまで通り、完全復活しようと思っております。
差し当たって私が娘にしてやれることは、毎日のキチンとした食事を作ることだと思いました。お腹の子の身体を作っていくであろう、娘が口にする物。出来るだけ添加物を摂らないで済むよう、食材から料理をすること。そして初めての妊娠を不安に思っている娘と、毎日たくさんお喋りしよう。そして一緒にたくさん笑おう。
そんな訳で当面は、休みである週末を使って、無理のない記事投稿をしていきたいと、そう思っております。
予定日は9月初旬。
どんなちびくろサンボが生まれてくるのかな・・・
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今はもう、私以外の2人の母たちも応援してくれています。
日本語が達者な幼馴染と共に、彼、アジちゃんは、私への謝罪と挨拶に、高い敷居を跨ぎに来ました。思うことの全てをぶちまけて、幼馴染にその都度通訳して貰い、私の気持ちも軽くなりました。
あとひとつ、とても懸念していた第二夫のこと。彼は交際することさえ、実は猛反対していたので、伝えることにかなり躊躇しました。娘が意を決して電話した数日前の夜。言葉に詰まっている娘に「どうしたん?何?なんやねんな。」「うん、あのさ、子供産むことになった。」一瞬絶句しましたが「そっかー、そうなんや。ビックリしたわー。でもそっかー、それは、おめでとうやな。元気な子ぉ産まなあかんな。身体に気ぃつけなあかんでー。」
自分の気持ちを全部飲み込んで、第一声でおめでとうと言ってくれた第二夫には、心から感謝しました。私が出来なかったことを、ちゃんとやってくれましたから。
でも、その後私にだけは電話で「あかんもう、正気でいられへん。ヤケ酒と祝い酒、どっちか分からんけど、今日は飲む!」そう言って、一升の日本酒を空けてしまい、まだ飲み足りひん・・・と今度はLINEで呟きながら、追加のお酒を買いに行った第二夫のその後は・・・私にも分かりません。お酒、強くないのに・・・。笑
娘が選んだ道が、良かったのかどうかは、誰にも分かりません。そしてこれから娘の前に立ちはだかる苦労や困難は、娘自身が乗り越えていくしかありません。それでもきっと、彼女が後悔することは無いんだろうなぁ・・・と、余り頼りにならない母は考えます。
長く長く重い記事を、最後までご覧くださって、ありがとうございました。これからは、ちょっとのんびり目の「ねこなんて大っ嫌い」を、どうぞよろしくお願いいたします。
ポチ、ありがとうございました~
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お嬢さまのつわり 収まってくれると良いですね
あれは.. 辛いですから..
そして乗り越えた後の食欲との闘いもたいへん..
体調に気をつけて 元気な赤ちゃんを産んで欲しいな..
生まれてくる赤ちゃん 大切な命ですから
慈しんで育てて欲しいな..
ままのお気持ちを思うと 私も娘がいる親として
よくよく理解できます
怒りもあるし 心配なことだらけですね
昨日ね.. 偶然ですが 大学時代の友人から連絡がきました
大学時代の共通に友人に職場でばったりあったんですって
その共通の友人が パキスタン人の男性と国際結婚(それも再婚です)して
今は3人のお子さんのママさんですって
びっくりしました~
離婚して 再婚相手がパキスタン人の方だったので..
でもね.. 友人が見たその彼女はとてもしあわせそうだったそうです
下のお子さんはまだ5歳ですが ハーフさんで
とっても可愛かったって言ってました
きっとご夫婦が仲が良くって おしあわせなのでしょうね
親は子供が大切なので しあわせになって欲しいですね
でも親が思うしあわせと子供が思うしあわせは違うのかもしれませんね
うまく表現できませんが.. すみません
ブログはままのペースで更新してくださいね
もちろん ハンドメイドも..
今は お嬢さまの体調管理と生まれてくる赤ちゃんのために
時間を使ってあげてください
ご無理なくです..
ご報告ありがとうございます
(1番にコメント入れるの勇気がいりました~)
ホント、申し訳ありませんm(_ _)m
こんなぶっちゃけ記事、どうかなぁ・・・とは思ったのですが
理由も言わず、急に投稿が減って
変だなぁと思われるのもどうかと思い
思い切って投稿させて頂きました。
娘は「あと少しだよね。あと少しで
この吐き気も治まってくれるんだよね。おぇ~」と
言いながら頑張っております(^w^)
「うん、ままは、産むその日までつわりあったけどね」と
鬼のような助言をする母でございます(*≧艸≦)
ご友人、そうなんですね。
今がお幸せそうなら、本当に良かったですね。
ここ1ヶ月、来るに来れなかったアジちゃんが
久し振りに昨日から泊まりに来ています。
今朝もみんなで朝食をとり「美味しいね、美味しいね」と
言いながら、いっぱい食べていっぱい笑いました。
この1ヶ月が、余程堪えたのか、アジちゃんはまだ
私に対して、まま、ごめんなさい、っていう顔を
ずっとしています。
時折娘に向ける、とても優しくて愛しそうな表情を
見ていると、何だかホッとします。
まだまだ分かりませんけどね、とにかく今は
産まれてくる子と、娘のことを
第一に考えてやりたいなぁと思っております。
記事投稿は減りますが、ブログには、毎日お邪魔させて
頂きます(^-^ )♪
色々とお気遣い、ありがとうございますm(_ _)m
これからもどうぞよろしくお願いします!
(そもそもコメント入れるってことが凄い勇気です!)爆
感謝いたします(*^。^*)
ドキドキしながら、拝読しました。
ままんの気持ち、とっても分かります。
反対する気持ち、それでも産みたいと
望むお姉ちゃんを見て、だったら応援しようって
思う気持ち、アジちゃんへの気持ち、
私は子を持ったことはないけれど、
でも、痛い程わかる。
お姉ちゃん、その子が宿って、お母さんになったんだね。
もう娘というだけじゃなく、お母さんなんだよね。
我が子を守る(産む)ために、踏ん張ったんだよね。
そんな母さんに、その母さんも全身でぶつかって、
そして今、前進全力で、
娘である一人の母を子を守ろうとしている。
おかっぱ、どうにも、涙が止まらんとです。
お姉ちゃん、
元気な子が産まれますように、
お身体を大事にしてください。
ままんも、ままんの体にも気を付けて、
過ごして下さいね。
これからも、いろんな事があるかもしれないけど、
ままんやお姉ちゃんの事を、
ずっと応援しています。
(ちなみに昨日が娘達の結婚記念日でした)
結婚にたどり着くまで
書けば長くなりますが
心配することが多々あったので
ママさんのお気持ちがよく分かります。
お食事に気を配っておられるという
ママさんの気配りに涙が出そうになりました。
ママさんも、娘さんも、ご無理のないようお願いします。
また、ゆっくりとお邪魔させて頂きますので、、、
何かねぇ、あたしたちって、ぶっちゃけ系でしょ?
これだけは書かない・・・とか
やっぱり出来なくてね、ぜ~んぶ書いちゃったf(^^;)
こういうことが起きると、毎度のことだけど
頭ハゲそうなくらい考えさせられるし
己の小ささにほとほと愛想が尽きるんだよね。
そんなあたしの気持ち、分かってくださるかーーー!笑
そうだねー。あたしには結構弱音を吐いていた娘が
私でさえ敵だと思ったんだろうね、
お腹の子を産むことに関しては。
だから自分が守るしかないんだっていう
その気迫に、最後は負けちゃったよね。
「でもさぁ、これ、普通の結婚して妊娠してたら
夕飯とかも自分で作るんだよねー。ままに作って貰って
食べられるなんて、なんて甘えた妊婦だろうね~」って
言ったりしています。
私もつわりで入院した時は、その後実家に帰って
1ヶ月くらい母かずえの手料理を食べさせて貰ったんだよね。
最近、その頃のことをよく思い出します。
今の私に出来ることなんて、ほんっとこの程度だけど
でもそれはきっと、その程度で良いんだろうね。
娘の人生は、娘自身が切り拓いていかなきゃ
いけないものなんだろうからね。
激励のお言葉、ありがとうございます!
健康と、怪我には十二分に気を付けて
がんばって参りま~すヽ(^。^)丿
いつもほんと、ありがと。
お嬢さんの結婚記念日、おめでとうございました!(^-^ )
そうですよね、みんなそれぞれにドラマがありますよね。
それを乗り越えての結婚記念日、本当に良かったですね!
ご理解くださって、ありがとうございますm(_ _)m
娘を持つと一様に、皆さん同じような思いをされますよねー。
最初はね、義務的に料理して
会話も無く、ギスギスした空気が漂う中
食事も別々でとったりしていたんですよ。
ひっどい環境ですf(^^;)
それでもやっぱり、もし産むのだとしたら・・・と
考えたら、無意識だったと思うのですが
料理には気を付けていた気がするんです。
いよいよ産むと決まったら、意識的に
インスタント物やレトルト、出来合いの物は
避けるようになりました。
これも母親としての本能かもしれませんね。
ありがとうございますm(_ _)m
ボチボチの投稿になると思いますが
どうかこれからもよろしくお願いいたします!!
特に嫁さんは出来たときにどうしようか迷ってますって私に言いにきたんですよ!!
やりたいこともあるしとかどうのって。。
びっくりしたからままさんと同じようなこと言いました。
じゃあなぜ気をつけないの?
レイプじゃないでしょ!!
同意のもとで看護師でありながらわかって避妊しないで自分の欲望にかられてできたからってその子に責任はない!!
って言ってやりました。。
授かった命は大切にしてほしいって・・
親としてはちゃんと順序を踏んで欲しかったんですけどね。。
ま。。いろいろありますけどそれぞれが幸せにやってくれてることを願っています。
昨年ディナーショーに行ったときどこのお国の方かわかりませんが照明を暗くすると白目しかわからないくらいの肌色の方でした。
奥さんは日本人でお子さんがハーフ
肌色はパパの色より薄かったです。
と~~ってもかわいい男の子でしたよ!!
きっとままさんも産まれてきたらかわいくてしょうがないんじゃないでしょうか。。
友人の娘さんはブラジル人と一緒になりました。
彼女は孫は目に入れても痛くないようですがお婿さんの話はしたことありません。。
でしゃばって言えばアジちゃんが親子をきちんとしっかり養って大切にできればままさんも納得するんでしょうね。。
親ってね。。
いつまでたっても親ですね!!
もう両親はいませんが私も親になってしかも血の繋がらない3人の子を育てるなんて言ったら猛反対だったかもです(笑)
娘さんの強い意志が感じます
大丈夫ですよ!!きっと
暖かく見守ってあげてください
余計なこと言ってごめんなさい。。
でも・・・やっぱりめでたいかな?
ポンお姉ちゃんおめでとう♪
私は自分の家庭を持てなかったから、家族になりたいと思える人に出会えて子どもを授かった事はうらやましい(^^)
ままさんは心配で仕方ないよね~!
でも腹くくって頑張って(っ`・ω・´)っ
ブログ更新減るのは寂しいけど、その分中身が濃い内容になりそうだね(笑)
ままさんが悩んで大変な時も、記事の更新や私のブログにまでコメントしてくれてありがとう♪
これからは無理しないでね~!
でもたまにはのぞいてね(*>∇<)ノ
おぉ~!お嫁さん、強烈でしたね(^w^)
そうそう、実はお互いに責任があるんですよね。
だから娘にも言いました。
そしたら、最初は避妊してくれって
何度も言ったらしいんですが、
その内娘自身が、出来ても良いかなって思ったんだと。こらーっ!
それじゃぁもう、何も言えませんよね(ToT)
でもあたしはあじちゃんと違って
闇に葬ろうとしちゃいましたからね。
どんなことしてでも、娘の幸せを守りたいって
思っちゃって。
それは私の価値観ではかった幸せでしたけど。
ディナーショーで、そんな方がいらっしゃいましたか。
娘の友人の妹さんも、ガーナの人と結婚したって聞いて
私が想像するより、今は結構多いのかな、って思いました。
でしゃばってだなんて!そうです、そうなんです。
カタカナの方のアジちゃんが、娘と子供のことを
しっかり愛して、夫の務めを果たしてくれれば
それで何の文句もありません。
うんうん、実はあじちゃんが一番
ものっすごい結婚をなさったのではないかと思いますよ。
血の繋がらない3人の子供を育てるなんて
もう有無を言わさず、大反対すると思う~(*≧艸≦)
でもね、毎日ブログを拝見していて思うんですよ。
誠心誠意がんばってこられたあじちゃんには
こんな素敵な幸せが訪れている・・・。
それは本当に嬉しいことで、励まされることでも
あるんです。
コメントし辛いこんな記事に、沢山の励ましのお言葉を
ありがとうございましたm(_ _)m
とっても、とっても嬉しかったです(^-^ )
コメントし辛かったのに
素通り出来なかった?
申し訳な~い (´▽`;) '`'`
そうね~。今となっては
おめでとう!と言って頂くのが、一番嬉しいのかな。
娘自身も、結婚したいと思える人が現れるなんて
ホント、信じてなかったんだよー。
娘が一番ビックリしてるのかもしれないな。
うん、まぁね~。心配は心配だけど
もうこの1ヶ月で腹括ったし
怖いものはもう無いかなf(^^;)
もしアジちゃんが、知らん顔して
とっととお国に帰ったとしても
それはそれでいっかなーと思ってる自分もいるしね。笑
出来ればずっと娘と一緒に幸せに暮らして欲しいけども。
ブログの更新も、あたし何やってんだろ・・・って
思わなくも無かったんだけどね。
でもその時だけはブログに集中できたし
コメントを入れる時も、入り込むことが出来て
助けられたようなものだったよ(^-^ )
ありがと~♪記事投稿は減るけど
これまで通り、毎日お邪魔させて頂きますよ。
楽しい記事を、楽しみに拝見させて頂きま~すヽ(^。^)丿