梅雨入りと同時にクチナシの花が咲きはじめた。
数年前に読んだ中丸薫さんの「古代天皇家と日本正史」副タイトル万世一系の超秘密と言う本が気になり、読み返そうと思っていたところに今回の話が来た。
ヒッタイトとかゾロアスター教とか歴史の時間に習った名詞が幾つも出て来たが、私達が習った物とは全く違う。歴史は勝者の都合のよいように書かれているので分かっている事だが…。
朝鮮半島との関わりはとても深く、ヨーロッパの王侯貴族が国は違えど婚姻関係や血縁関係があるように半島の3国間ともそうであり、大化の改新も壬申の乱も一国の事ではなく、全て半島が絡んでいた。7世紀の日本は現代の縮図とあるが、この本が書かれた時点では唐、隋=アメリカのように書かれているが今ならば、それに中国が関わって来る。
そして万世一系はペルシャ、シュメールへ遡る…。偶然だが、眠れない日々が続いた頃、夜中のBSでイエメンの養蜂業を営む家族のドキュメンタリーを見ていると、一瞬だが一対の十六弁の菊の文様のある建物が写っていた。
竹内文書にも世界中に菊の文様が世界中にある事を書いていたのでその裏付けかと思っていたが、それにしても大胆な説で面白く、古代は私達が思っているよりもグローバルな世界だったみたい。
思い返すと、私達は明日香も周り、高松塚古墳にも行っていた。但し、古墳そのものには入れず、レプリカを見ただけだった。
青竜、朱雀、白虎、玄武と天の四方を守る四神の絵があったのを覚えているが、高句麗式であると言う。私達は仏教も何もかも百済のように習ったがそうではなく、国内でも新羅、高句麗と色々あったらしい。
余計な事をくどくど書いたが、要するに七世紀は半島および日本が唐に併合されたかもしれなかったらしく、今とよく似ている。そのような状況で百済の里に行くのは意味のある事であろうと思う。黒い仏像も「守っていた。」と言っているが、そこで開眼というのも意味があるのかと思う。
興味のある方は一読されると良いと思います。今回読み返して、とても面白く前回よりも理解しやすかった。
しかし、ここに来て軽いぎっくり腰になってしまった。
先週出かける事があり、ハイヒール(5㎝)を穿いただけなのに、翌日右の腰が少し重いが、生活には支障は無かった。ところが水曜日、ちょっとことで腰をひねり激痛が走った。
我慢できず、近くの接骨院は午後から休診、スポーツ整体の心得のある薬局へ走った。
原因は右の腰から足先まで子供の頃に骨折したことだった。そのせいで右足首が固くしっかりと指先から踏んで無いので腰に来たらしかった。昨年、そこで足首のサポーターも購入し、指が開くようにパットも使っていたのが大分良くなり慢心して使ってなかった。その頃は足の指や足首回しをしていたのに、最近は全くしてしていなかった。それでも痛みは治まらず、11年前の年末に山梨のおじいちゃんに遠隔で直してもらった時の事を思い出し、自分で1時間ほどエネルギーを流してやっとの事で少し楽になり休んだ。
しかし、私の力では翌日になると腰が重い。接骨院で電気をかけ、アイス治療をし、冷シップをした事から大分楽になった。
ぎっくり腰は初め冷やす事と、椅子に座る事は良くないそうであるが、その後有難い事に2日間運転しても大丈夫だった。
でもまだ、本当ではないので、しっかり足首回しをして直さなければならない。30代40代には子供の頃の怪我の影響は出ないそうだが、老化が出てくる(筋力が落ちる)50、60代に現れ始めるそうである。
心臓病の母はその頃、毎日坂道を散歩していたおかげで90歳近くなっても足だけは丈夫である。多分、運動不足の私に対しての警告であろうと受け取った。