終わりと書いて また追記してお叱りを受けそうだが、どうしてもこれだけはと思う気が起きたので書く。
昨晩の事うたた寝をしていると誰もいないのに灯りがついた。
超高齢の親の為、数日前に玄関の戸を開けると灯りが付くようにセンサー付きのLED電球に取り換えていたが、寝ていたのにその時目覚めて、玄関の灯りをガラス戸越しに見た。
誰かが扉を開けたのでもない。ムムム...また霊現象か?と思った途端背筋に寒気が走った。
この1か月間、いつもの事だが、寅卯天中殺の私はこの2,3月は気が滅入りやすい。
しかし、昨日もマイナスの気の強いお得意さんへ行き、足元から痺れの様な痛みと頭痛を感じながら外で車と靴底を清めたが、左足が纏足をされたみたいに30分くらい痛みが続いた。
仕事柄、海岸の集落へ行くことが多いため、その後も「あ、ここもちょっと受けるな。」と思いながら帰宅した。そんな事もあり、お風呂で清める予定にはしていたが、灯りの件でノワタリさんに連絡を取った。
「顔も一枚被ってますよ。鈴を全身に振りたたいて、清めてください。そして玄関に盛り塩してる~?」
「ええ、ドアの内側にしてますよ。」
「ドアの外側にも置いて~。でも以前より余裕が出来ましたね。前みたいにきつくわないですね。」と、言われたので外にも盛り塩をしてセイジの葉をてんこ盛りにしていぶした後、清めたが、3時近くまで眠れなかった。
今朝、もう一度確認の為連絡を取ると、いきなりお経のような感じの歌が出て「エイ!」と九字を切った。
「ずっと綺麗になってたんだけど、ごめんね急に歌が出たもんだから。」とおっしゃる。
「ダメですね。やはり憑きますね。嫌になるわね。」
「ダメじゃないですよ。すぐわかるんだから、気づかず人格を乗っ取られるのとは違いますから、私も入るけどすぐ出ていくから、そんなになりますよ。」と、慰められた。
「こちらも落ち着きませんけど、あの世もそうなのかしらね。」と、言うと
「うん~、ちょっと待って...、あの世はてんやわんやですって。」と言って、二人で笑った。
こちらの人口もかなり減るみたいだが、あの世でも淘汰されるらしいのであちらも必死で今回のようなことが起きるらしい。
学生の頃の下宿で何度か書いたが、憑かれて人格を乗っ取られ、言いようのない気分の悪さで、寝ようにも寝付けず辛い思いをした。それが始まりで上に行くまで私に憑き、ずっと辛い思いをしたが、それは帰省しても私達家族は家を建て替えたことから一層キツイ影響を受けたが、それがずっと霊現象のせいだとは誰も気づいていなかった。
幸いにも私は難を逃れ、上の階の住人がその後自殺した。しかし、その下宿に入った途端、体重は減り、体力は落ち、坂道をスーパーの買い物袋を持ち歩くのでも大変だった。
おまけに疲れると極端に食べる事が出来ず、無理に食べると吐く有り様だった。
その頃、中の良かったパンダとIの二人とは昨年の引田の件でせっかく連絡を取りだしたにもかかわらず、行き違いになってしまったが、この1年余り、自分にはずっと蓋をしていた感情が起きてきた。なぜ?だろうといつも気になっていた。
ノワタリさんと話していて
「その頃いた二人に助けられたんですよ。だからその時に会わねばならなかった人たちね。上の人よりもあなたのお役目が大きかったから助かったですけど、此処まで来るのにはなかなかな思いをしたでしょうね。」
と、言われて目からうろこが落ちた。気になっていたのは私には彼らに対して感謝の気持ちが欠けていたからだと気付かされた。
二人に届かかなくても「有難う。感謝してるわ。元気でね。」と心の底から思ったら、気持ちも祓っていただいた体もとても軽く晴れ晴れとしてきた。
最後に「今、あなたの総決算の時期に来てるそうですよ。」と聞かされた。
私の長かったトンネルの出口に来ているらしい…。
一足先に抜け出ている母はいつも楽天的で米寿を迎えるが10歳は軽く若く見え、生き生きしている。父も薬とアルコールで歩くのがヨチヨチ歩きになっていたが、今は頭はクレバーで足元もしっかりしてきて二人とも自立していてありがたい事である。
「そうですね、ひと踏ん張りして次の人に渡したら、好きな事をするわ。」と言うと、
「私もこの数年ですよ。そんな余裕が出来たのわ。」と言われた。
今、とても清々しい気持ちになっている。有難うございました。