Wake Up !

一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

ただ糸を買うだけで苦労するとは

2024-10-01 17:01:20 | 日々のつぶやき

 前回 世相の事書いたが、以前邪魔が入った事があったので1~2時間で消してしまった。

今回、町の商店街が消えていくと共に 手に入れることが困難になった商品が多くなった事に愕然とした。

昨年麻素地のパンツを3着買ったが、今年履こうとしたら5キロやせたので全く緩くて履けない。お直しと思ったが、いつもお世話になった人は眩暈がひどく廃業され、大々的にリフォームをされていたお店も同時期に廃業されていた。 探し回った挙句隣町のスーパーにあるチェーン店のようなお店で直してもらった。

その店は洋裁のわかる人もあれば ただ縫うだけの人もいる。後ろだけゴムになっているのでゴムを短くしてもらったが、2日程履いただけでゴムの縫い目が切れてしまった。

ほどいてみると、ただ1筋ミシン目があるだけで補強されていなかった。仕方がないので3着とも自分でやり直す事にしたが、さて微妙な中間色の糸は専門店しか置いていない。

市内に2,3件あったボタン店ももう無くなってしまい、今度は南隣の町のスーパーにミシンから手芸品まで扱っていお店があると聞いて訪ねて行ったが、2月に閉店との事。

その町の商店街の手芸品店へも行ったが、閉店していた。何処で買えばいいのだろう???困っていると、以前商店街で営業されてた方が自宅でされているのを教えてもらってやっと手に入った。

糸といえども、ウール用、薄物用、ニット用、ポリエステル等々種類が多くお店へ行くと毛糸の見本帳のようなもので色合わせをして購入したが、以前と違い壁一面のきれいなボタンの箱は見当たらなかった。 洋裁をされている方はどうしているのかしらと思う。

妹に話すと、今年4月から編み物講座を受けているが、肝心の毛糸が手に入らない。3月で手芸店がそこも閉店したそうだ。先生に聞くと、初心者で小物を編むぐらいだったら、100均の毛糸でいいでしょうという事になったという。

 依然知り合いの姑さんの遺品を整理していたら、沢山のボタンを入れた袋があったという。昔は 洋服を捨ててもボタンなど使えるものは大事に取り置いていた。そう考えると、子供の頃は古いセーターをほどきやかんの湯気をとおして伸ばし、再生していたがいつのころからかする事もなくなりそのような器具も見当たらくなった。

 昔の洋服の方が良いものがあるので 5.60年前の母のおさがりを私は外出着にしているし、母の不要になった物を直して使おうと思っていたのに 糸でこんなに苦労するとは…

世の中が 安さと利便性を求めた結果がこうなのか? 100均に多く出た商品の業界やグローバル化で賃金の安い所で作られる日本古来の下駄のまがい物、ベトナムで刺繍する呉服などあるが、20年前にお得意様が普及品なら山ほど輸入があるがどうしてもいるのに廃業されて手に入らなくなった帽子のことを話されていた事を思い出した。

何か寂しい話である。

 


ケンちゃん

2024-09-05 17:51:16 | 日々のつぶやき

 ケンちゃんと呼んでいた知り合いが数人いた。

まず一人目は 妹と同い年の幼なじみで隣のケンちゃん。毎日、うちに「けいこちゃん、遊ぼうや。」と言って来ていた。

とても綺麗な男の子だった。バイトで喫茶店へ行って居た頃、友人のゆみこちゃんが「おかまのケンちゃん」と言っていた。

おかまのケンちゃんって誰? 話をしているうちに隣のケンちゃんだと分かった。彼を目当てに若い女性が店へ通っていたらしいが、 オーナーが同性愛者であるので知らない人はそう思ったらしい. その店はおしゃれな小物やアクセサリーが置いてあり 若い人の集まる店で 正月や連休、そこへ行けば誰かには会うような所で、周辺にもおしゃれなブティックが並び、この町の一番華やかで良い時代だった。

その頃の彼は女の子にモテたであろうが、全く関心がなさそうで、車だったみたいであった。そのうち仕事を替えて生業に付いた。でも趣味は変わらなかった。

彼が20代半ばの春の彼岸の大雨の夜、車の事故で亡くなった。改造した小さなハンドルになっていたらしい。とても痛ましい事故だった。

 2人目のケンちゃんは 同級生である。小学校、中学と一緒の事が多かった。10年前、中学の急遽クラス会をすることになり、地元の者が クラスメイトの行方を捜した。

彼とは高校が違うので 卒業以来あったことはない。個人情報保護法のせいで その高校の卒業名簿を借りても何の情報もなく、住所も電話も勤務先も何も載ってなく 白紙のまま名前が出ているだけだった。

偶然1998年の電話帳を見つけ、その住所に同じ姓が5件あり一つ一つ掛けて、彼の電話がわかった。

電話すると、息子さんだと言うがよく似た声。 数時間後 彼からの連絡があったが、クラス会の当日は娘さんが婚約者を連れてくるので残念ながら出席できないとの事だった。

勤め先を早期退職趣味の趣味のレゲエバーを経営しているとの事だった。後日、私も誘われたが その周辺のクラスメイトは彼の店に集まって数回飲んだらしい。

それから周1くらいで電話のやり取りが始まったが、会うことはなかった。 合コンするからおいでと誘何度かわれたが、いまさら感で気が引けるので 行かなかった。

数年後、伯母の葬儀で九州へ行った夜の電話が最後になってしまった。後日、彼の名前が新聞のお悔やみ欄に出ていた事を知らされた。合わずじまいだった。

3人目のケンちゃんは60歳で定年を迎えた後、地元で居酒屋を開いた。

「食べに行くよ。」と言ったまま、ユキちゃんも亡くなりそのままだったが、近くのスーパーで出会った時はゲッソリ痩せていて 声をかけると、

大腸癌の手術をしたとの事、コロナもあったことから彼の店があるかどうかもわからない。

70歳を迎えるとそんなものかと悲しくなる。


笑いそうな夏

2024-09-04 17:57:24 | 日々のつぶやき

 学生時代の夏の話である

同じ下宿の友人たちと近くの海辺の海水浴場へ行った。

夕方まで海岸で遊び 5時前シャワーを使おうとしたら 水が出ない! え!どうしよう…、管理人さんに聞くと、

「今は夕飯の準備をしているから 出ないけど落ち着いたら出るからね。」

 と言う言葉を信じて1時間待ち 出ない…。 2時間待っても出ないし、あたりは日がしずみ暗くなりかけていた。

信じられない事だけど、周辺の新興住宅地の水源は地下水だけで 水事情は悪かったのです。そのうち夕飯の後片づけの時間になるはずでいくら待っても出ないので私たちは国道までとぼとぼと歩いた。

 しかし、もう市内へのバスは終わっていた。

学生で お金はない。

 みんなでおしゃべりしながら、やっと市内へ入ったころには真っ暗。

そのうち 縁日に出会った。遊ぶ余裕もなく、下宿に着いたのは10時近く 当然銭湯にも行けず、洗濯場で冷たい水を浴びて塩を落としたが、小松政夫の惨め~みじめ~、が聞こえそうである。

何故か 夏の終わりの今思い出してしまった。

その後 友人の男の子が話を聞いて中秋の名月の夜その海岸へマイカーで連れて行ってくれた。(同じ下宿の女の子が好きだったらしい)

丁度翌日の試験はないので 彼の車に乗り出かけた。

大きなお月様が浮かんでいる、思わず海へ走り出てザブンと入ってしまった。そのまま泳ぐと手を動かす度、きらきらと夜光虫がヒカル。みんなで泳げば怖くない。

 連れて行ってくれた男の子は予期せぬ出来事で 砂浜で唖然としていた。

満足して海から上がった私たちは 彼の車を濡らすことが出来ないので、袋やバッグを置き腰を浮かして下宿まで送ってもらい、また洗濯場の冷たい水道を浴びる事になった。

翌日登校すると、もう話は伝わっており 憧れの君から軽蔑の目で見られ、嫌味を言われた。所詮そのくらいの男か?

でも、お月様は大きくってきれいだった事を覚えといるが、それ以来ドライブのお誘いはなかった。

 

 

 

 


スマホが前提?

2024-08-30 16:25:57 | 日々のつぶやき

 先日、 アマゾンでトラブルが起きた。実際は起きてなく私の勘違いだったので 何もしなくてよかったのだが。

スマホで買い物はしないし ○○ペイというものも使用していない。クレジットカードもあまり使いたくないので代引き、コンビニ払いに最近はしている。

今年の春 いつも使用しているサイトでカードが使えなかった。調べてもらうとトラブルはなく、ただ単に不調だという事だったが、その事を友人に話すと その友人は仕事にカードを使用していたので 普通より一桁多い枠で使用していた。

ある時、使おうとしたら使用できなくなっており カード会社に連絡をとると、 インドネシアで使用されていた。普段そんなところで使うこともないので 当然カードを使用中止にしたとの返事。

「そんな場合、先に名義人に連絡するのではと言ったら、とても多いのでそんな事は出来ない。」との返事だったが、そんなに多いの? 怖くなってしまった。

話が横道にそれてしまったが、以前はメールに写真も載せていたが今回アマゾンで返信にスマホで撮った写真を入れるように言われたが、 PCで何度もチャレンジしたが なぜかうまくいかなかった。

2年前 潰れ梅を自分用に手配したら、先方の入力ミスだと思うが、知らない人に送られて その人は心当たりが無いとアマゾンからメールが来た。

人に贈るのに潰れ梅を送るだろうか?先方さんはさぞ驚いただろうと思う。電話で経緯を話すと、すぐに誤送の先程のメールも発送したメールも跡形もなく消されていた。

高齢者は戸惑ってしまうのです。スーパーやコンビニ、ドラッグストアまでなにがしかのポイントに結びついている。でも連絡のあるポイント数はわずかな物。なんだこの人はビールばかり買ってとなるだろう。

 もう一人の友人は固定電話のみで、いつも留守電にしていて 話し出すと電話に出てきたり、後でかけてくる。持ちたくないそうである。私もできればそうしたいほうである。

 

 

 

 

 

 

 


アランドロン様

2024-08-19 21:09:10 | 日々のつぶやき

 アランドロンさんが 亡くなったという。

彼の映画では「太陽がいっぱい」がベストだと思っている。

高校、大学と映画館へ行くとよ好むと好まざるをえずく映画が上映されていた。

3本建ての田舎の映画館ではよくあった。しかし 私はベルモンドのファンである。

彼一人がその映画をしょっている場合 相手役の女優がだれであれ面白いと思った事はない。

現ナマに手を出すな、冒険者たちなどギャバンとリノバンチュラがいてこそ楽しめた。彼自身はチ。ン。ピ。ラとしか思えなかった。

それでも映画館に足を運ぶと彼の映画が多く リスボン特急(ミシェルコロンビエのエンディング曲が良かった)、ビッグガン ボルサリーノ、太陽は知っている。。..。等々 週末映画館に入りびっていた私は見た。

やたら 顔のUPとかストップモーションでエンド曲が流れたり、のたうち回って亡くなったりした映画が多かったが、私は彼の鼻から口にかけてが好みではない。

ファンの方ごめんなさい。同じような顔をした元奥さんのナタリードロンもサムライでは存在感を感じたが、個人教授、も一度愛してでは不思議に不思議によくスクリーンとかロードショウの表紙になっていた。

ラストシーンのプールだったかしら 現ナマが水の上に浮かび上がるシーンが強烈で「現ナマに手を出すな」と書いてしまいましたが、ジャンギャバンと共演したのは

「地下室のメロディ」でした。すみません。

ただ一つ また私の青春が終わっていった事を感じ寂しい。