Wake Up !

一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

父の旅立ち

2014-02-28 23:11:17 | 日々のつぶやき

今、私はとても今まで味わった事がないようなとてもすっきりして清々しい気分になっている。

先週の土曜日、ノワタリさんのお力をお借りして父の納骨をした。

その朝 起きる起きる直前、不思議な夢を見た。初めは下に海を見下ろせる図書館?だろうか大きな建物があったがその外れで渡り廊下を歩きバラックのような建物に入ろうとした途端、爆発事故が起きて隣を歩いていた人が爆風で飛ばされ見えなくなり、黒焦げの柱や飛ばされた窓枠を片付ている夢だった。

目覚めた時、とてもリアルな感触で「これ何???、こんな大事な日に!」と、気にかかりノワタリさんにお尋ねしたが、

「別に何も入ってこないけど~」とその時言われたが、この夢が後で大きな意味を持っていたことに気づく。

家を出る前、「お父さんの旅立ちね。」と、ノワタリさんがおっしゃられたので、母は赤飯とお霊供を炊き、お神酒と仏壇に供えた。

墓地は人がやっと一人歩けるほどの急な山道を少し上った処にあり、今風の霊園ではないので、妹がリュックに骨壺を背負い、手分けして手に花としきび持ち、いつものお清め3点セットは私がリュックの背負って上った。

母と3人で墓地に着きノワタリさんに連絡を取る。

「こちらは勝手にしますから。」と言われ、遠隔をして頂いた。

こちらは落ち葉をかたづけ掃除し、手分けして清め、二人で納骨棺の蓋を開けて中も清めたが、驚いた事に中から朽ちた箒、容器の崩れたクレンザーと金たわしが洗面器に入ったものがあり、骨壺が一つ朽ちてバラバラになった箱の中に入っていた。それらをかたづけ拭いたところで父の骨壺を入れ、中に光と空気を連絡があるまで蓋を開けていた。

墓石の前に父の好きだった菓子類、焼き鳥(母と妹は半分呆れ顔)、ピーナッツとビールとお神酒を供えると、私達もお経をあげた。

ノワタリさんから涙声で電話を頂いた。

「良かったですね。国常立命様や他の神様方も出られて、さくらさくらの歌が出たんですよ。花開くって不思議ですね。天へ昇られましたね。」と言われ、私達は、さくらさくらの歌が出て神様方に守られて上に上がるなんてなんと父はとても幸せだと感じた。

その後途中で母を降し、 私と妹は骨壺の箱、古い幾つかの塔婆を、お焚き上げをするため海へ向かった。

火事を起こすと大変なので防風壁の前に出たが、すこぶる風が強い。妹は火事を起こさないかと心配していたと言うが、私はいつもここでお焚き上げをしているので別段気にしてなかった。

うっかりして缶を忘れたので周辺を捜して一斗缶に入れて燃やすと、深すぎて煙ばかりで燃えず、父の骨壺の箱の中に塔婆をピラミッドのように立て火をつけると強風にあおられて瞬く間に墓地から持ち帰った物は燃え、振り返るとゴミ袋まで後ろで燃えていたので慌てて水を掛けて妹が消した。

古い骨壺の箱のベニヤ板や塔婆の端くれがあったのでそれも燃やさなければならなかったのだろう。

そこでもノワタリさんにお手伝いして頂き、ほとんど燃え尽きた頃、連絡を頂いた。

ノワタリさんの声はとても興奮されていて

「白い雲が見えます。瑞雲ですね~。上に上られてお父さんはニコニコされてますよ~。」と言われ、

「じゃあ~、父は良い処に行ったんですね。有難うございます。」

「ええ、そうですよ。」その後妹と代ったが、

「私達二人の父親で良かった。」と父が言った事を伝えられた時は、私達はとてもうれしく涙が出た。

父が亡くなって早く気付けばよかったとか、ああすればよかったと後悔することばかりだったが、その言葉をもらったおかげでそれは消えた。

さて、灰をどうするかと思った途端、丁度良い事に母が余計に墓地に塵取りと箒を持って行ったのがまだ車にある事を思い出した。それだけでなく、水も余計に車にあり、火を消すのに使ったが計算されたように全てが用意されているみたいだった。

光明真言を唱えながら、灰とお霊供や供え物を流し、お清めの水、塩、お神酒を流し、神棚のサカキ、水、塩、お神酒と最後に白い菊を投げ込んだ。

海を見ながら龍神様のご真言をあげていると、とても海が遠くまでキラキラ光り綺麗だった。妹もそれに気づき、

「海の水も綺麗だけど、とてもキラキラ輝いて綺麗ね~。」

と言いながら、石段をあがる前に数枚の写真を撮った。

携帯で撮ったのだが、また肉眼では見えなかったものが写っていて、とても暖かく良いものだった。PCの調子が悪いので来週載せる予定。

車に乗り込むとどちらからか、

「あ~、とてもスッキリした気分…。」

朝からバタバタして もうとっくに昼も過ぎ、体は疲れているはずなのに気分は晴々して背中がほんわかと暖かい。こんな清々しい感覚って初めてだと思う。

何よりも父の言葉が有難かった。

帰宅すると午後の2時、遅い昼食を取ったが、その時母が妹の上着が燃えて穴が開いているのを見つけ、また

「これで良く済んだね。」と驚いたが、二人ともそれまで全く気付かなかった。

その晩はみんなでへ行き、ゆっくり過ごした。

 

 

 


壊れた…

2014-02-26 21:32:20 | 日々のつぶやき

前回upしてから10日も経ってしまったが、パソコンの通信速度がとても遅くなりネットを開くのもウンザリしていた。

この時期、いつもの事だが何かとトラブルが生じる事が多い。

1月の末、突然携帯が壊れ相手の声が聞こえなくなった。

クラス会の名簿作りをしていて連絡を取り合っていたケンちゃんが連絡してきた。

「もしもし…。」と話していたところ、雑音が多くなり聞こえなくなったが、相手は聞こえるらしく切るのは私。

後で聞くと、

「もしもし…あれ!聞こえん。プチッ」の繰り返しで携帯にはケンちゃんの名前が5個続いていた。

スマホにしようかとも思ったが、また購入したのはガラゲー。新しいのでケンちゃんには丁寧に謝った。

しかしわたしは10年間に4個めである。なんと不経済な事だ。

その上、1月の下旬頃からパソコンは業務用も私用もNTTから光を勧められた途端、速度が極端に遅くなり画像のあるものは出てこなくなり、 おかげでネットショッピングは出来ないのでお財布には良いのかも?

延々と待った挙句「このページは表示できません」の文字が表示される。後10日ばかり待たないと光にはならないが待つしかないと諦めている。

遅くなり始めた頃、イノシシではなく野生の猿が何処からか出てきて屋根伝いに走り屋根が途切れると電線を走って渡って行った。

朝8時過ぎからお昼まで市役所の職員とおまわりさんがあちこちと走り回りうちにも母屋とこちらの屋上に数回上がったが、猿の方が上手であざ笑うかのようにあちこちと走り、私の家にも3度やって来たが、人が太刀打ちできる速さではなかった。

網の中におびき寄せる餌を入れていたが、食パン1枚というしょぼい物で引っかかる訳は無く、通りを買い物袋を持って歩くのは止められ、半日騒いだが何処かへ消えて行った。

60年近く生きているが街中で大きな猿を見たのは初めての事でそれだけ山が荒れているのだろうかと思う。

またここに来て昨日20年余りよく働いてくれた業務用のファックスも壊れた。ベルが鳴りっぱなしでファックスを受け付けなくなった。この場合は「良く働いてくれたね。有難う。」と労いたい。しかし仕事にならないので家庭用ので対応した。

今回は仕事にはどうにか差しさわりがないので助かっている。

先日のインスタントラーメンの匂いは

「お父さんが食べたいそうよ。すぐ仏前に供えてね。」と、ノワタリさんに教えられて父の好きだった徳島製粉の「金ちゃんラーメン」を買ってお椀に入れて供えた。

「いいわね。分かる人が傍に居てて。」と、ノワタリさんは言われるが、昨年亡くなったむっちゃんも父も私には言いやすいらしく食べ物を知らせてきたが、金ちゃんラーメンは思いのほか美味しかった。

 

 


神棚のお引越し

2014-02-16 22:48:24 | 日々のつぶやき

前回から、あっという間に結構時間が経ってしまった。

あの頃 気分も滅入っていたが、体も重く何もする気がせず他もすべて停滞していた。

その訳は 母が私の処で生活し始めた事もあり、母屋の茶の間にあった仏壇をこの機会に買い替えて座敷の神棚の位置に置くようにした。こちらの都合で神棚を動かして良いものか迷っていたのでノワタリさんに1月の10日頃相談すると、移動した方が良いとの事だった。

しかし、なぜか私は節分までにすればよいと思っていたのでそのままにしておいた。

四十九が過ぎる頃 疲れが出るとの言葉のごとく、私達は体調があまり良くなかったが、母と二人で仏壇を見に行ったり、満中陰志の品を選びに出かけたが、どちらもその時決める事は出来なかった。

その後ノワタリさんと電話で話していると、驚いたように

「え!まだなの?あなたはわかっていると思ったのに!神事はすぐ実行よ。早くしなさいね。」と注意された。

思い返すと、ノワタリさんのお宅でも

「神様がお移りになるから…。」と言って、家の中で移動されたり、新たな神様が来られたり他へ移られたりした事を数回聞いていた。

神事はすぐにしなければならない。今回の事もそのせいかとも思ったが、今までも困った時しか私達には連絡しなかったので、物だけでなく人間関係も整理する段階であったのだろうと思った。

私は早速神棚を居間に移し、仏壇が増えるのでもうこれ以上家具は増やしたくなかったので不要な物を処分する為、家の中を片づけ始めた。

まず手始めに本棚三個分を二個にする為、三日間夜な夜な真夜中まで片付けたが、それでも30冊ほどもう一度読んで処分を決める分は籠に入れた。その後引き出し類、台所、押し入れ、物置と休日は一日中片づけた。気づいた事は不用品の山、紙ゴミの中で暮らしているという事だった。

使わなくなったMDや壊れている不要なミニコンポ、シーツ、布団、袋類を捨てたが、クローゼットの衣類は衣替えまで待つ事にした。それでも2週間掛り、母屋の台所まで片付ると、封を切った高野豆腐や麩が幾つも出てきてストック戸棚を整理し、ラベルを付け、高齢の母が使いやすくするようにしたら、スッキリしまた活力も戻って来た。

その後、仏壇もお返しも一度ですんなりと決まり、きれいになった処で仏壇が運ばれ、それまで泣きそうなくらい悪筆の父のお位牌の文字だったのがやっとまともな文字のお位牌が一緒に届いた。

そんな菩提寺の和尚でなく、ノワタリさんに新しい仏壇のお清めとお位牌の御魂入れを遠隔でお頼みした。

2月11日の朝 父は甘辛両党だったので、ビールやお酒と果物、バームクーヘンやラスクや卵焼きを供えてノワタリさんと連絡取りながら遠隔でして頂いた。それは有難い事にとても丁寧で心のこもったものだった。

9時前から始めたがすべて終えたのは11時近くで、涙声が電話の向こうから聞こえた。

「お不動さんって後ろに炎を背負ってますよね。ご真言が出ましてね。お不動様に守られてますよお父さんは幸せですね。」と言われ、先祖のお位牌もして頂いた。

「皆さん、落ち着いて穏やかですよ。まあ~、それぞれは色々とありますが…、落ち着います。」

その言葉を頂いた時、私達は父がお不動様に導かれあの世に行った事と、神仏の存在を改めて確認し、私達も涙が出てきた。私が10年近くノワタリさんのお供をして歩いたのは霊能者になる修行ではなく、土地の因縁の解消もあるが、先祖も望んでいたのだろうと思った。

その後すぐに白木のお位牌を玄関先でお焚き上げをすると、白木の燃える甘い香りがした。

その甘い香りは夜になっても玄関に通じる階段にずっと漂っていた。

その数日後、隣町のドラッグストアの駐車場で車を降りた時にその香りが漂ってきた。先日も部屋で何もないのに父の好きだったインスタントラーメンの匂いがした事があった。父はそうやって存在を知らせているのだろう。

私はまだ父が隣室で休んでいるような気がしてならない。