社長夜逃げの余波。

　一昨日からブログに書いている「社長の夜逃げの件」については、私が関与すべき問題ではない。去年の６月に縁切りの手紙を出しているからである。

　しかし、全く「知らん振り」もできまい。

　まず、事情を聞いた労働者に「未払賃金立替払制度」について説明した。労災保険で賃金立替をする制度である。早めに労働基準監督署に相談した方がいい事も申し添えた。

　「離職票」だが・・・。税理士が最後までやるのが本来だろう。給与計算も彼がやっていたはずだし。こう言う事態（事実上の倒産）を招いた責任は皆無とはいえない。帳簿を見ていた限りは・・・。

　だから私は、労働者の方には、あえて離職票については触れなかった。

　私が紹介して役員変更の手続を行っていただいた司法書士さんにも一報を入れる。まあ、司法書士さんに問い合わせが行く事はないだろうが・・・。

　社会保険についても、未払いが出たら調査に入るだろうし、最悪、職権で全喪を行うだろう。

　どちらにしろ、社長の信用は、どんどん落ちていくばかり・・・。それが情けない。