社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

労働保険事務組合の役割は終わったのでしょうか??

2012年09月17日 08時56分01秒 | Weblog
再度テンプレートを変えました。

前のテンプレートはオレンジ色で、私が好きな色合いだったのですが…。

疲れた目には厳しいかな…と思いまして。

今回は、シンプルなものを選んでみました。


労働保険事務組合を作ることが難しくなったことは、何回か書きました。

行政が作らせてくれないんですよ。

それが全国的なことなのかどうかはわかりませんが…。

それゆえ、現在、我県で新しく設立される事務組合は、他の事務組合の継承です。


では、労働保険事務組合の役割は終わったのでしょうか??

よく「終わった。」という説?の根拠となるのが「報奨金減額」です。

「昔は報奨金が結構あった。しかし、今は減らされる一方だ。」

「報奨金の使い道が限られてきた。」

ゆえに「行政は、事務組合の役割は終わったと考えている。」ということですね。


一方、「事務組合の役割は終わっていない。」という説の根拠は…。

「特別加入の意義」です。

特に建設業では、下請事業主に対して特別加入を推奨しており、特別加入をしていない下請事業主に対して現場への立ち入りを禁じている元請すらあります。

また意外に重宝するのが…。

事業主印の省略です。

離職票が事務組合の印で発行できるのは便利です。


私自身は事務組合の今後はわからないのですが…。

今の所は、「持っておいて損はない。」ということでしょうか。
コメント
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