めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

常連だらけ

2017-01-08 05:49:25 | 日記
4時になったらストーブ点けますから、と小屋番のアンちゃんが言ってました。

確かに太陽が山影に隠れて途端に暗くなります。

椅子に座ってワインを飲みます。

小学校5年の少女が、備え付けの「岳」を読んでます。

長澤まさみが目標だそうです。

私は広瀬すずの方が良いがなぁ?(笑)

薪ストーブなので、中々火が付きません。

新聞紙や、鼻をかんだロール等を投げ込んでアンちゃんが奮闘してます。

まぁ、それが唯一の仕事のように、ストーブの前に座り込んでます。

アルコールランプでお湯を沸かし始めたら、嬉しそうに棚の上から入れ物を出してきて私に見せます。

…空き缶を重ねて、切った貼ったしたモノがゴロゴロしてます。

確かにこんなもんで良いんですよね?

秀山荘で買ったら4,000円くらいしますもんね?

別の常連の若者が、固形燃料の上に細長い鍋を掛けてます。

米を焚くのだそうです。

初めチョロチョロなかぱっぱなんてしなくても、このまま火に掛けておけば炊き上がるそうです。

鍋の上にマーボー豆腐の缶詰を載せて温めてます。

なんか緩くて良いなぁ…

大きなリュックを担いできた常連さんが、小屋の大鍋を借りてキャベツを煮だしました。

ニンニクを利かせて、麺を入れて、みんなに配りだしました。

缶ビール(しかもロング缶!)飲みますか?と差し出してくれます。

小屋で350ml500円のビールを飲んでましたが、営業妨害じゃないんですか?と言うと、小屋番のアンちゃんも笑ってました。

一升瓶(高清水!)が出てきて、どうぞ!と回してくれます。

パラダイスです。

鶏肉とキャベツと葱と鍋の素を持ってきましたが、全く開けるタイミングが無く、大いに飲み食いして酔っ払い、服を着たまま

寝てしまいましたzzz

2017年ですので

2017-01-08 04:58:47 | 日記
本来ならば標高2017mの雲取山に登るのが筋?というものでしょうが、その手前に気になってる山小屋があります。

1/3(火)

ちょっと寝坊して出掛けます。

青梅で乗り換えなんですが、ホリデー快速ってのに乗れて(ってか、最初からこれを狙っていれば、御茶ノ水から乗り換えなし)

青梅から2駅で奥多摩です。

当然そのままバスにも連絡してるんだろうなぁ?とウキウキしてたら…

はぁ?

大菩薩方面のバスはまもなく発車ですが、鴨沢まで行ける丹波行きは…1時間後です。

んなバカな?

案内板をにらんで考えます。

大菩薩行きは、鴨沢の6個手前で左に折れて山梨方面に行ってしまいますが、そこから歩いて鴨沢まで行けそうです。

バスもガラガラです。

登山姿の客は乗ってなくて、地元の人らしき姿も手前で降りていって、ダムを過ぎた辺りで客は私一人に。

乗る人も無く、淡々と停留所名がアナウンスで流れます…

遂に私の降りる停留所です。

リュックを担いで前方の出口にいくと、振り向いた運転手が、「あれ?お客さん居なくなったねぇ?」

本当は鴨沢まで行きたかったんだけど、1時間待つのもなんだからこのバスに乗った、と言うと、運転手さんもんだんだと賛意を示してくれました。

湖沿いの道路をポックリポックリ歩いて40分、1月とは思えない天気で早くも汗をかきながら鴨沢に到着。





ここで登山靴に履き替えます。





このルートは下山には良く使ってますが、登るのは初めてです。





車があればここまで30分は短縮できるのですが…




さて、いよいよ山登りです。





張り紙も良く読んで、不測の事態に備えなければなりません。





概ね道は良く整備されています。





こんな所に畑?を作ってどうするのでしょうねぇ?(枯れてるけど)




汗だらだらですので、





最初の水場で一休み。(1時間くらい)





いい天気です。

小腹が空いたので、Mさんのクリスマスプレゼントを頂きます。





懐かしい味がします。





降りてくる人と一杯すれ違って、挨拶するのも大変ですが、走ってる人も多いです。

山を走るという感覚がイマイチ理解出来ません。

第一すぐに膝をやられてしまうでしょうし。





小屋までコースタイムは3時間なんですが、最近の運動不足が祟って足腰がきつくなってきました。





マジでもう歩けないぞ?の一歩前に





山小屋に到着!





もう二百名山の名前は押入れにしまっておきます。

雲取なんて夢です。(ここでおよそ半分の行程。全然無理)





いい天気ですが、汗で服が濡れて寒いです。




これが噂の三本そろい踏み!





昨年新しく更新したそうです。

素泊まり一泊4,000円です。





テントを持って行けば500円ですが、今の体力では無理です。(寝袋やマットも必要です)

土間に座って寛げます。





だらしなく荷物を広げて、持参のロールパンをタイカレー缶詰に浸して食べるのは定番です。













色々改修を重ねて、居心地良くなってるそうです。









富士山が綺麗に展望できます。





小屋の少し上の水場から引いてきてます。





トイレはバイオ。





大したモンです。









夜は寒そうです。





そう言えば、いつかの正月明けにヨット仲間と登った時は、雪が沢山積もってましたが、今シーズンは11月に大雪になったきりだそうです。

温暖化です。

東南アジア好きですので、私は構いませんが。