めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

戦争と女たち

2018-06-24 06:01:22 | 日記
6/23(土)




不味いラーメンを食べて出掛けます。(捨てる勇気はない)

シャッターが閉まってますが、隅の通用口から入れました。




鶴田浩二に髪を掴まれてる色っぽい女性は、この後どんな目に遭うのでしょうか?

この映画館の次回特集が待ち遠しいです。




一作しか観てないので判断材料が少ないのですが、ビビッときてはいます。

結婚しても良い女性のカテゴリーに入れるのでしょうか?

期待してますよ!

104 樺太1945年夏 氷雪の門




戦争末期の樺太が舞台です。

大きな島の南半分が日本の領土でした。

九州くらいの大きさですが、対面するソビエトとは中立条約を結んでいるのでわずか1個師団の守備隊

しか配備されていません。

沖縄が落ち、原爆が落とされて敗色濃厚になって、満を持してソビエトの軍隊が進撃してきました。

弱ってる犬を蹴りつける感じですか。

玉音放送が流れ、抵抗を禁じられた日本軍をあざ笑うように実弾を雨あられと降らせてきます。

もちろん民間人との区別もなく、虐殺があちこちで繰り広げられます。

電話局で交換手をしている若い女性達が主人公ですが、顔と名前が一致するのは藤田弓子だけだな。

(若い頃から老け顔)

面影がわずかに分かるのが木内みどり。

避難の命令が出てるのですが、職場を守るために多くの女性は留まりますが、遂に上陸作戦が始まり

続々と押し寄せてくるソビエト兵。

遂に囲まれた電話局から、最後の通信「さようなら」の後にみんなで青酸カリを飲んで自決したのでした。

悲惨な話でした。

トークショー付きです。(特別料金1,500円)




主役?の二木てるみさんとよく見る顔の下村さんのお話。

見た通りの反戦映画で、しかもソビエトの扱い方が極悪非道です。

韓国や中国映画の中の日本兵みたいなもんでしょうか。

東映系の映画館で大々的に上映する予定でポスターまで作っていましたが、ソビエトから強力な抗議が

きました。

流行りの忖度が働いて、東映は上映を中止し、ごく小さな映画館で公開はされたものの2週間も経たずに

終了したそうです。

役人をはじめとして空気を読む国民性ですから仕方ないですね。

自殺した9人の女性達は、国の仕事をしていたからか、靖国神社に祀られてるそうですが、上映に先立って

みんなで参拝に行こうという誘いは二木さんは断ったそうです。

まるきり政治利用ですもんね。

最近の若い人は、韓国行って焼肉ウマウマ〜と喜んでるけど、こういう過去がある事も知って欲しいと

訴えてます。

事務所のハセピョン批判か?

こないだ、韓国行って焼肉食べて、買い物したい〜と言ってましたから。

若い人に伝えたいのに、観客の多くが年寄りなのは映画の内容からみても仕方ないですかね。

明子姉さん?みたいな支配人が引きつった笑みを浮かべてますが、




忖度できない?二木さんは中々話を止めません。(笑)




お約束か。

特にリリーさんは全く時間の事なんか考えないで喋り続けてたな。

松山千春的な。

105 背後の人




池部良がセクシーです。

入院した先の看護婦といい仲になりますが、彼女には謎の男が付きまとってます。

ただ、男女の仲には見えないんだよな?

池部の事が好きみたいだし?

美人ではないのですが、なんだか気になるタイプのヒロイン桑野みゆきでした。

事情を知った池部は、2人を助けようとするのですが、どう見ても刑事風の池部に反発する謎の男。

(私にもそう見える)

満願成就まで数日!となったところで残念な結果になりました。

明日はカレー作るよ!と平井のママが言ってましたが、雨降りなのでおとなしく家飲み。