石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

民主党政調の部門会議が目白押し

2010-08-05 23:20:24 | 活動レポート
先日お伝えした民主党政策調査会の部門別会議、立て続けに会合が行われています。私も新人だけに、出来るだけ多くの部門会議に出席して、主な検討課題、概算要求に向けた方向性、今後の議論の進め方、などについて把握しようと努めています。ただ、多くの部門会議を今週、一気に開催しているので、時間が重複するケースが続出。残念ながら全部の部門会合には出られません。そこで、田中政策秘書と役割を分担しながら対応しています。

8月2日のブログでお伝えした金融財政部門会議の後、私自身が参加したのは以下の部門会議です:

 8月3日(火曜日)
  ー環境部門会議
  ー行政刷新PT事前ガイダンス

 8月4日(水曜日)
  ー外務部門会議(冒頭だけ)
  ー総務部門会議
  ー厚生労働部門会議

 8月5日(木曜日)
  ー経済産業部門会議


ちなみに、法務部門、農水部門(分野別会議も含む)、公務員制度改革PTは田中秘書に出て貰いました。

さて、いずれの部門会議も、主な議題の一つとして、平成23年度予算の概算要求に向けて方向性を確認することが含まれていました。10%の削減に向けての基本姿勢(おおむね一律に削減するのか、マニフェストや成長戦略に従ってしっかりメリハリをつけるのか)、10%を超える深掘りの部分についての考え方(積極的に深掘りするのかしないのか)、特別枠に要望する事項の内容、などについて、省毎に微妙にスタンスが違います。ただ、特別枠の配分方法がはっきりと固まっていない現時点では、いずれの省もはっきりした対応を決めかねている、という状況ですね。

いろいろな部門会議に参加した上で、私が一番問題意識を持っているのは、概算要求の時点で部門(省庁)横断的な取り組みがほとんど出来ていないことです。

各部門で提案している重要事項・優先事項には、実は重複している項目が多くあります。例えば、環境でも経済産業でも総務でも環境を新たな成長産業として位置づける「グリーン・ニューディール」に関する提案をしているし、総務でも厚生労働でも経済産業でも医療分野を重点項目に挙げています。こういう省庁横断的な課題を、概算要求の段階から基礎的な関連付けをしておくことで、重複を避けたより効率的な予算配分ができる、引いては特別枠に回せる予算額が大きくなると思うのですが、どうでしょう?

縦割りの省庁(官僚)サイドにそれが出来ないのであれば、民主党の部門会議でその旗振りをすることこそ、真の政治主導になると思います。すでにいくつかの部門会議でそのことをぶつけていますが、これからも声を上げていきたいと思います。

さて、明日は臨時国会の最終日。夕方5時から締めの参議院本会議が行われます。その前段に、各委員会の会合も行われるので、私が(暫定的に)所属する総務委員会、国家基本政策委員会、そして政治倫理確立および選挙に関する特別委員会に出席します。また、民主党政調の部門会議は、防衛、文部科学、国土交通があるので、すべて参加する予定でいます。

さて、明日も予定がびっしり。張り切って行きます!