石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

有給使い切る国の1位はフランス、日本は・・・最下位だって!

2010-08-15 23:40:05 | 活動レポート
以前、私のイタリア在住時代の経験として、とにかく「みんなよく休む!」というのを紹介したことがあります。初めてイタリアで勤務した年(2001年)の夏、すべての決定権を持つ直属のボスが「俺、7月はいないからよろしく」と言って本当にいなくなってしまった時は、すっごいカルチャーショックを受けたものでした。「お前もちゃんと休めよ」と言われて、恐る恐る「じゃあ1週間、まるまる休んでもいい?」と聞いたら「1週間じゃ夏休みにならない。2週間休め」と返されたのもまた衝撃的でしたね。

エクスペディアの「有給休暇調査2010」を読んで、そんな思い出が再び頭の中に蘇ってきました。この国際比較によると、有給休暇を最も消化しているのはフランス人で、有給休暇37日中、35日を使って消化率93%だそうです。平均でこの数字ということは、多くの労働者がほぼ100%消化している、ということなのでしょうね。そして、その対極にいるのが我が日本人! 17日中、9日の利用で、消化率は56%です。恐らく多くの人が、1週間以内の取得に留まっているのでしょうね。ちなみに、ロイターによる調査でも同様の結果が出ているようです。

また、与えられた有給休暇をすべて利用する人の割合が、欧州では7割から8割なのに、日本はたったの6%だと言うのも凄いことですね。むしろ、日本で有給休暇を完全消化している人が6%もいることを知って驚いてしまう人の方が多いのかも知れません(苦笑)。

有給を取れない理由として、「仕事が忙しい」というのが一番になっていますが、これは実際のところ、どうなんでしょう? 「自分がいないとこの仕事は回らない」と思っていても、実は、いなくても(他の同僚たちのカバーによって)ちゃんと回ることの方が多かったりします。むしろ、しっかり休むことで心身の状態を回復したり、仕事から離れていろんなことをすることで新しいアイデアを得たりして、復帰後により生産性の高い仕事を出来るケースの方が多いのではないでしょうか?

日本でいかに有給の消化率を上げていくか、これ、とっても大事な課題です。有給の取得に何らかのインセンティブをもたせ、未消化には罰則を設けるような「アメとムチ」政策しかないのかも知れませんが、他に良いアイデアがあったらぜひお聞かせ下さい!