議員会館はまだ比較的静かですが、ボチボチ行き交う人々の数も増えてきて、喧噪を取り戻しつつあります。明日ぐらいからは各種会議もドシドシ入ってくるので、議員会館もほぼ通常モードに戻ってくるのでしょうね。
さて、今日は午後に民主党政調の障がい者政策PTの第1回会合が行われたので、私も参加してきました。もともと障がい者政策は専門というわけではなかったのですが、その勉強を始めるきっかけを与えてくれたのは、この1年半の政治活動の間に訪問した各地の障がい者施設での経験です。また、NTTの特例子会社であるNTTクラルティに訪問して、職場見学をさせていただいたことも大いに刺激になりました。
今日は、第1回の会合ということで、これまで民主党政権の下で議論が進められてきた「障がい者制度改革の推進会議」での論議経過と、6月29日に閣議決定がされた「障がい者制度改革推進のための基本的な方向について」の内容、さらには関係省庁における取り組みの状況等についてヒアリングを受け、意見交換するという内容でした。ちなみに、障がい者政策は部門横断的な課題であるということで、政調の部門会議を横断する形でPT(プロジェクトチーム)が作られており、今日の会合にも主管である厚生労働省だけでなく、内閣府、総務省、文科省、国交省、経産省、外務省などからも関係者が参加していました。こういう省庁横断的な議論の枠組み、大事ですね。
今後PTで議論していく課題としては、
などがあります。大きな方向性としては、障がい者権利条約の批准に向けて、向こう5年間を集中的な取り組み期間と設定して、必要な国内法の整備を図りつつ、「障がいの有無にかかわらず、相互に個性の差異と多様性を尊重して、人格を認め合う共生社会の実現を図る」こととしています。
結局今日はあまり時間がなくて、省庁からのブリーフィングもテーマ&時間が限られていて、包括的な議論は出来ず仕舞いでした。それでも、住宅のバリアフリー化に向けての取り組みや、教育に関わる施策などでとても参考になる議論が交わされました。また、「個別分野でいろいろと具体的な施策が提案されているのは良いが、ちゃんと予算が付くのかどうかが問題だ!」という当然の意見も。結局、来年度の予算編成に向けて必要な予算が確保できるかどうかというのが、5カ年計画の運命を占う重要なステップになるでしょう。みんなで頑張って行かないといけないですね。
個人的には、今日は「雇用・労働」に関わる話がなかったので残念でした。雇用率制度のあり方、職場での適切な労働環境確保の問題、福祉的就労への労働法規の適用問題、さらには労働を通じて生活が出来る報酬制度のあり方など、雇用・労働に関わる課題は大きいと思うのです。今後の会合でぜひ議論していきたいです。
この障がい者政策PT、今後も出来る限りフォローしていきますので、ぜひ皆さんからもご意見をお寄せ下さい!
さて、今日は午後に民主党政調の障がい者政策PTの第1回会合が行われたので、私も参加してきました。もともと障がい者政策は専門というわけではなかったのですが、その勉強を始めるきっかけを与えてくれたのは、この1年半の政治活動の間に訪問した各地の障がい者施設での経験です。また、NTTの特例子会社であるNTTクラルティに訪問して、職場見学をさせていただいたことも大いに刺激になりました。
今日は、第1回の会合ということで、これまで民主党政権の下で議論が進められてきた「障がい者制度改革の推進会議」での論議経過と、6月29日に閣議決定がされた「障がい者制度改革推進のための基本的な方向について」の内容、さらには関係省庁における取り組みの状況等についてヒアリングを受け、意見交換するという内容でした。ちなみに、障がい者政策は部門横断的な課題であるということで、政調の部門会議を横断する形でPT(プロジェクトチーム)が作られており、今日の会合にも主管である厚生労働省だけでなく、内閣府、総務省、文科省、国交省、経産省、外務省などからも関係者が参加していました。こういう省庁横断的な議論の枠組み、大事ですね。
今後PTで議論していく課題としては、
・障がい者権利条約の批准(外務省)
・障がい者基本法改正案(内閣府)
・障がい者差別禁止法案(内閣府)
・障がい者総合福祉法案(仮称)(厚労省)
・障がい者虐待防止法案(厚労省)
・障がい者基本法改正案(内閣府)
・障がい者差別禁止法案(内閣府)
・障がい者総合福祉法案(仮称)(厚労省)
・障がい者虐待防止法案(厚労省)
などがあります。大きな方向性としては、障がい者権利条約の批准に向けて、向こう5年間を集中的な取り組み期間と設定して、必要な国内法の整備を図りつつ、「障がいの有無にかかわらず、相互に個性の差異と多様性を尊重して、人格を認め合う共生社会の実現を図る」こととしています。
結局今日はあまり時間がなくて、省庁からのブリーフィングもテーマ&時間が限られていて、包括的な議論は出来ず仕舞いでした。それでも、住宅のバリアフリー化に向けての取り組みや、教育に関わる施策などでとても参考になる議論が交わされました。また、「個別分野でいろいろと具体的な施策が提案されているのは良いが、ちゃんと予算が付くのかどうかが問題だ!」という当然の意見も。結局、来年度の予算編成に向けて必要な予算が確保できるかどうかというのが、5カ年計画の運命を占う重要なステップになるでしょう。みんなで頑張って行かないといけないですね。
個人的には、今日は「雇用・労働」に関わる話がなかったので残念でした。雇用率制度のあり方、職場での適切な労働環境確保の問題、福祉的就労への労働法規の適用問題、さらには労働を通じて生活が出来る報酬制度のあり方など、雇用・労働に関わる課題は大きいと思うのです。今後の会合でぜひ議論していきたいです。
この障がい者政策PT、今後も出来る限りフォローしていきますので、ぜひ皆さんからもご意見をお寄せ下さい!