長期優良住宅の普及の促進に関する法律が2009年の6月4日に施行されてから17年が経ちます。
日本の住宅は建て替えの文化でしたが、資源の浪費や解体時に出る廃棄物の排出を抑え、
国全体の方向性として住宅を長期にわたり使用する事は、
環境への負荷を低減しようとするものです。
それに伴い、建替えにかかる費用の削減にもつながります。
長期優良住宅は国民の住宅に対する負担の軽減にもなるのです。
弊社では、木造住宅に長期優良住宅の認定を標準的に施工させていただいております。
長期優良住宅の主な必要条件は、
①耐震性
②耐久性能
③維持管理の容易性
④延べ床面積
⑤省エネルギー性
⑥居住環境
⑦維持管理
の上記7項目に分けられます。
簡単ではありますが、順番に説明していきます。
①耐震性
耐震等級2以上とする
耐震等級とは1~3まであり、数字が大きいほうが耐震性能が高いといえます。
(1が低く、3が高い)
弊社では、耐震等級3を必要条件として目指しております。
耐力壁(たいりょくへき)・・・住宅にかかる力(地震や風力)を支える壁
接合部(せつごうぶ)・・・金物で固定
などを計算の上、より強い住宅にするべく配置していきます。
②耐久性能とは、劣化対策の一部として、点検口を設けたり、
床下に人が潜って点検できるスペースを確保し設計することです。
③維持管理とは、内部の劣化に対して、更新時の工事を容易にする事を前提とした設計。
④延べ床面積は、優良な住戸環境に必要な面積を確保する必要があります。
⑤省エネルギー性とは、夏は涼しく、冬は暖かい室内をエアコンの力だけに頼ることのない、
断熱性能などの高さです。
⑥居住環境とは、景観や形成の事です。
⑦維持管理とは、住宅の履歴書を作成し、記録することで、更新時の施工の際に、
住宅がどのような状態か確認する為の書類を作成しておくと言う事です。
分かりやすくするために、要約して書きましたので、
語弊があるかもしれませんが、
要点といたしましては、
大きく間違ってはいないと思いまうす。
現在、清水区横砂の住宅新築工事を担当させていただいております。
まだ解体~地盤調査の段階ですが、
地盤調査の結果も地盤改良の必要もなく、順調に進んでおります。
着工前
解体中
解体後
これから、お施主様とも打ち合わせをして、
納得のいく長期的に優良となる住宅を施工させていただきますので、
今後のブログを首を長くしてお待ち下さい。
工事管理課 寺田サンダー
本 社 : 静岡市清水区興津本町192 tel 0120-844-384
静岡 支店 : 静岡市駿河区曲金2丁目3-8 tel 0120-333-271
沼津営業所: 沼津市五月町12-27 tel 0120-333-271