こんにちは。『うっきー』です!
今回はアイディースリーの建物の塗装改修工事内容をリポートします!
6月中旬から着工しまして、高圧洗浄を行い、外壁や屋根板金等のシーリング処理をし、
6月末頃から塗装工事に入りました。
築20年の重量鉄骨オーナー様です。
屋根は折板屋根、外壁は主にALCで施工されていて、新築以来、塗装工事はしていない状態です。
工事前、外壁目地部にクラック(割れ目)が入っているのが見られました。
今回は塗装工事前に目地の部分は全て既存の上から新しく防水シーリングを打ちます。
まず接着を良くするプライマーを塗り、それからシーリングを打っていきます。
外壁目地だけでなく、サッシとの取合や、フードなどの外壁貫通部も防水シーリング処理をします。
また、サッシ水切りの中目地も防水処理が必須となります。
工事前、シーリングが劣化し、亀裂が入っているのが分かります。
この部分は劣化したシーリングを撤去してから新しく打ち替えます。
ただ外壁を塗装するだけでなく、下地の防水処理をしっかり行う事で
建物の外装を劣化からお守り致します。
下地の防水シーリング工事が終わり、
乾燥を確認した上で 塗装工事に入っていきます!
塗装の手順は、、
〈折板屋根〉錆止め下地1回→遮熱塗装仕上げ2回
金属屋根なので、錆止め塗装は必須となります!
更に遮熱塗装を塗りますと、真夏でも 天井裏の室内温度が4℃~5℃下がるんですよ!
エアコンの設定温度を1℃上げる事で、電気代が約13%も節約出来るってご存知でした?
お部屋の中でも熱中症になる人が多いと聞きますので
電気代を気にせずにエアコンを使って頂けると思います。
〈外壁ALC〉下塗り1回→中塗り(弾性塗料)2回→パターン吹き1回→シリコン仕上げ2回
外壁ALCは塗膜を厚くすることで防水性能を上げるため、工程が多くなります。
新築時と同じ6回の塗装工程なのです。
今回のお宅は、外壁が傾斜している部分がありました。
この面は非常に雨を受けやすいため、塗装工事の前に防水下地処理をします。
この写真は防水下地後ですが、この上から他の面と同じ塗装をするので
見た目には影響しません。
家の中で過ごしていると、外装の劣化になかなか気づけませんが、
住宅の構造にも影響してくるため、長く住むためにも定期的なメンテナンスが必須となります!
今回は、外壁塗装のその下地の処理の大切さをお届けいたしました。
以上、うっきーでした^^*