関西電力幹部に３億２０００万円の贈り物

　まるで一般社会常識とはかけ離れた今回の事案。
時代劇の映画に登場するような「菓子折りの底に金貨や札束」
「おぬしもワルよのう」と悪代官（関電幹部）が
「越後屋（元助役）」と高笑いする場面そのもののような。
福島原発事故での「想定外」で責任を取らない東京電力幹部と
今回の関西電力幹部の非常識は、「原子力村」と言われた電力会社と
立地自治体、原発関連企業の癒着構造そのもの。
それを支えているのが政府の原発政策。
　こんな人たちが言う「安全な原発」など誰が信用するというのか。
　進退を問われて、「国民の信頼回復に全力を上げるのが課せられた仕事」
「辞職はしない」とのこと。
　これでは、犯罪を犯した者が、「犯罪をなくすために全力を」と
言うようなもの。
まったくひどい話。

上越線水上駅近くに展示されているD５１の雄姿。

今日も３０度？ 地球温暖化は今そこにある危機 小泉進次郎環境大臣のセクシー発言

　今日もいい天気。いつもなら秋晴れの爽やかな天気、と言うのだが。
気温は今日も３０度越え？
　ひどいことになっている。
国連の気候行動サミットでの１６歳のグレタ・トゥンベリさんの怒りのスピーチ。
この声と行動に世界で若者たちが授業をボイコットして４００万人も街頭に。
翻って、さっそうと登場した安倍改造内閣の環境大臣、小泉進次郎氏の「環境問題は楽しくセクシーに」
の発言に批判が殺到。情けない。
日本では何を言っても「ワァーワァーキャーキャー」とアイドルのように騒がれるが
世界ではそうはいかない。日本の政治の成熟度を問われるような。
　グレタさんのスピーチと小泉大臣のの発言に、同じ日本国民として恥ずかしい限り。

旧中川土手に彼岸花が咲く。彼岸の日にしっかりと。