経済産業大臣 法務大臣の辞任 「身の丈」「雨男」発言に 英語検定の延期

　安倍改造内閣の重要閣僚が相次いで辞任。大臣の暴言も相次ぐ。
環境大臣の「セクシー」発言に始まり、幹事長の台風被害は「まずまずに収まった」発言。
挙句に文科大臣の「身の丈」発言で英語検定試験の延期。
　有権者にメロンだ、たらこだと指示して配った大臣。
選挙のウグイス嬢に規定を上回る報酬を払った国会議員。
その妻の疑惑と自身は有権者にじゃがいもを配ったという大臣。
笑い話で済ませる問題ではない。即刻、議員辞職すべきでは。
「私は潔白」などと言って大臣辞任するのも訳が分からない。
これ以上の追及を逃れるため、の方便としか。安倍総理もまるで他人事。
言葉では「任命責任は私にあり、責任を感じている」と口では言うが、
「ではどうするの？」とこちらが聴きたい。
党総裁としても、大臣を任命した総理としても、徹底的に真相を明らかにする、となぜ言わぬ。
　そんなことを期待しても無理と言うべきか。
こんなことを言わせる政府の情けなさ。

そろそろ朝夕の冷え込みも。山は紅葉が始まっている。

首里城炎上 一刻も早い再建を

　紅蓮の炎が首里城を覆う。
炎上し崩落する首里城を見つめる沖縄の人々。
衝撃的で悲しい映像が繰り返し報道される。
　かつては、沖縄経済は米軍基地なくしては成り立たない、と言われてきたが、
今は、観光を始めとする産業で沖縄経済は発展しつつあるという。
　米軍基地撤去を言うと沖縄県民の暮らしが成り立たない、などと基地賛成派の
言い分がまかり通っていたが、最近は全く聞こえてこない。
首里城はそうした平和産業としてのシンボルでもあったのでは。
　一刻も早い再建を、と思う。

首里城の中を歩いた。立ち止まってスケッチ。
ガジュマルの根、月桃の紅い実などに引きつけられる。