こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

市内小中学校の研究発表会

2019年11月20日 | 日記
 昨日、市内の小中一貫教育の研究発表会が行われた。
午前午後、一日の研究発表会。
中学校1校に小学校2校のブロックで小中一貫教育を推進。
その一年間の研究発表。八潮中、潮止小、松の木小の3校が公開授業。
私は午前中は潮止小、午後は八潮中へ。
 公開授業は、小学校4年生の道徳、1年生の図工、支援学級の生活単元学習。
中学校では3年生の命の授業、2年生の美術、1年生の社会を参観。
いろいろと感じることあり。
最後の研究発表会、全体会はやや無理があるのでは。
学校関係者のグループと私のような一般関係者のグループに分けて
もっと自由に意見を交換できるような研究会にしてはどうか。
 道徳は教科となり、評価もすることになった授業。
人の行いを、仮定の話の中で評価し、自分はどうするのかと問いかけても
「評価する」ことを前提にすれば、おのずと答えは明確。
子どもたち一人ひとりの個性や創造的な考えは除かれることに。
まだ成長過程の子どもたちの「行動」「考え」を道徳の授業で正解を示すこと
それ自体に無理がある。
 国の教育政策の押し付けに学校も先生たちも、そして何より子どもたちが
多大な迷惑を被っているのでは。
 教育は優れて人間的な営み。教員一人ひとりの人間的な豊かさなしには成立しない。
そのためには学校に自由と民主主義、人権保障の精神が満ち溢れていること。
真理探究への自由な保障こそ、教育実践の基本では。
 こんなことを考えながら、校内を歩き回った。
子どもたちとの触れ合いがとても楽しい一日であった。