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秩父事件から140年 秩父困民党の蜂起

2024年11月09日 | 日記

 今年は秩父事件から140年。1884年(明治17年)10月31日、秩父地方の農民が生活に窮して負債延納や減税を求めて武装蜂起。数千人の農民が終結。一時、大宮郷(現秩父市)を占拠。自由民権運動と結びつき、単なる暴動ではなく、略奪や放火、強姦などを禁止、規律をもって行動。

 高利貸しの横暴や新政府の政策の批判を展開。困窮する農民の救済を求めて決死の行動。しかし、政府軍の出動で10日余りで鎮圧。田代栄助ら指導者は逮捕され死刑。戦前は「暴動」「暴徒」として扱われてきたが、戦後、史実の研究、発掘などで再評価。近世日本における明治新政府の悪政に対する大規模な農民一揆。

 明治新政府を震撼させた出来事。歴史に残る埼玉における民衆の闘い。

八潮駅前のフレスポ屋上駐車場から。秩父武甲山。三角錐の山容だが、右側は秩父セメントにより削り取られた。