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印象に残ったセリフ(ドラマより)

2014-03-13 10:36:16 | 感想
「明日、ママがいない」

このドラマが始まった当初は、施設団体などから批判され、スポンサー8社全てがCM放送を見合わせるという異例の事態となりました。
最初は“過激なドラマが始まったなぁ~”という感じで私は見ていましたが、毎回いろんなことを考えさせられました。

#8より

実母が事件を起こして警察に逮捕されてしまったため、児童養護施設に預けられることになった少女
預けられている間に素敵な里親と出会い本当の親子のような関係を築き始めた矢先、実母が引き取りに施設にやってくる。
しかし、実母は反省している様子はなく、子供より男が大切な様子。
今は男がいないけれど、再び男ができれば少女のことを傷つけることは目に見えていた。
それでも、実母の申し出は断れない。

その時に、施設長が膝をついてその少女に言った言葉

「私は…こうのとりです。少子化の日本とは言え、私たちの数も足りず、てんやわんやの忙しさです。
言い訳するつもりはありませんが、ときどき、間違えてしまうことがあるんです。
ときどき、間違えて赤ちゃんを別のヒトのところに届けてしまうんです。
そこであなたにもう一度、ホントのママを選びなおしていただきたいんです。
 生んだのは親ではありません、いっぱいの愛情を持って育て上げるのが本当の親なんです、
事実の親と真実の親は違うんです」

そして少女は実母ではなく自分を心から愛してくれている里親を選びます。


#9より

「他人の幸せを自分の尺度ではかるな」

人はそれぞれの環境の中で生きていくうちに、各々の価値観が形成され、自分が思う幸せと他人が思う幸せが異なってしまう。

自分の価値観で考えた幸せは本当の幸せなのだろうか?
自分の価値観で考えた幸せの中で生きていると言える人はいるのだろうか?
自分の価値観で考えた幸せは煩悩によるものが多い…
煩悩による幸せは追いかけてもすぐに逃げてしまう…
幸せでなかったら不幸なのか?
もしかしたら(各々の価値観を無くした)人としての幸せは誰でも同じではないか?

こんな面倒臭い事を考えずに生きていけたら幸せかもしれないな~(←これも私の価値観で考えた幸せ基準ですね)

本当の幸せを知るため、幸せになるためには、たまには考えないとね…