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医師と患者

2009-08-14 11:22:23 | 日記(~2023年)
医師は体のしくみや病気のこと、その治療法についてよく知っているけれども、
個々の患者さんの状態がいつも分かっているわけではないと思います

患者からすれば、主治医は自分(患者)の病気や状態のことを一番理解していると思ってしまう
しかし、主治医からすれば何十人・何百人いる患者の一人にすぎない

外来の場合、一人の患者さんの診察時間は15分くらいだろうか…
その間に、患者さんから症状を聞いて、カルテに書いて、血液検査やレントゲンなどのデータをみたり…と、
短い時間にいろんな事を判断し対応しなければならない

また、診察時間内に前回の診察からの自分の様子を全て話せるわけではないし、話しそびれることもある
医師は前回の診察の患者さんの様子を思い出すのにも時間がかかるだろうし、
カルテをみないと思いださないこともあるだろう…

私の知り合いで左の卵巣のう腫の手術をして、その後定期的に病院に行っていましたが、
いつも左側のチェックばかりで、右側も卵巣のう腫になっていることに気づかず、
気付いた時にはかなり悪化していて即手術となってしまったそうです

せっかく定期検診を受けていたのに早期発見ができなかったことは辛いと思います

医師とて人間です。見落としが絶対ないとはいいきれません
患者側も自分の体や病気についてはある程度知っておく必要があると思います
知識がなければ疑問にも思いません
疑問に思わなければ、医師に質問することも、医師が目を凝らして再度チェックすることもありません

自分の体や病気のことを知れば、早期発見だけでなく予防にもつながると思うのです

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