老後のおしゃれはむずかしい。

朝も早くから激しい雷雨。

9時から歯医者の予約をしていたので行ってみると、私一人だった。

「きれいにお手入れされています。」って褒められた。

暑くて洗面所も長くいたくないのでいい加減な歯の磨き方をしていたので、ちょっと嬉しかった

いつもいったん褒められた後、少し文句を言われるが、

今日は何も言われなかった。

入れ歯も抜けた歯もないので、

お陰でなんでも美味しく食べることができる。

歯は白い宝石、大事にしなくてはね。

このままいくと、最後まで入れ歯なしで食べれるかもと期待している。

帰宅後、まだ雨が降っていたので、

お客さんは少ないだろうと、近くの美容院へ。

パーマや毛染めのお客さんがすでに入っていた。

みんなおしゃれなんだ。

お盆も近いし、みんな思うことは一緒なのだ。

一度美容院で毛染めをする、しない、で

揉めているのを見たことがある。

お客さんは、毛染めをしてほしいのだが、

スタッフは「これ以上できない。」と断っている。

見るとお客さんはそれと本当にヒドい毛をしていた。

「そこを何とか。」とお客さんが哀願していたが、スタッフは頑として聞き入れなかったようだった。

毛染めをすると髪の毛が痛む。

だから私は髪はいつも短くショートカット、オンリーだ。

自分でヘヤーマニキュアを１か月に一度するだけ。

それ以外、ヘヤーの手入れは何もしないが、

特に髪の毛は痛んでいない。

毛染めは髪が伸びるとクッキリと段差がつくのを見てビックリしたことがある。

バス旅行で前の席に座っている女性の後頭部が５cmほどの段差で真っ白、あとは見事な真っ黒の髪だった。

白髪が後頭部にまん丸の円を描いていた。

円形ハゲならぬ円形白髪、

本人は多分気が付いていないと思う。

なぜなら頭のテッペンは自分でなかなか見えないところだから。

あまりにコントラストの差が激しいのを見て、

私は毛染めだけはやめようと思った。