お帰り 2013年01月19日 | 日記 幼き日から思い出の中にある茶箪笥が手元にもどってきた。 そっと 懐かしく 触れた。 関東より戦争で父母と一緒に疎開したのは私3歳と聞く。 その時持ってきた物だったのだろう。 箪笥の横に消え入りそうな文字。 母が若き日に勤めていた東京根岸小学校の記念品だ。 97歳で亡くなる寸前までこのときの教え子が母を訪ねて来てたのを知っている。 贈られて80年。 思い出の袋からいっぱいのものが飛び出してきた。