稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

金賞

2011年02月02日 20時58分00秒 | ノンジャンル
笠間稲荷と双璧だった、イルミネーションの作品です。
よく見ると今まで登場したイルミネーションの作品とは何かチョット違う印象を受けませんか?
一つは、空に未だ明るさが残っていることですが、この時間帯に撮ることが画面に広がりと立体感(遠近感と言っても良いでしょう)を作り上げます。
二つ目は、手前に何やらくるくると円を描いている紫の光は、ぶら下がったイルミネーションが風で揺れているところが長時間露光でこの様に幻想的に表現されたところです。
中央へシンボル的にオレンジ色の三角形のタワーを配し、これを中心にして見事なフレーミングの作品が創ることが出来ました。
この時間帯にこの風が来たことの幸運と、それを逃さずにしっかりと捉えることが出来た感性と運動神経に敬意を表します。
空気が澄んだ師走の夕方に寒い風が吹き出し、これからイルミネーションが夢の世界を見せてくれる刻に変わって行きます。

課題  師走の風景」  金賞

タイトル  「風のいたずら」  福田 義康(笠間)



次の課題「1月の絵になるショット」は6日からスタートします。
お楽しみに!

銀賞

2011年02月01日 16時02分00秒 | ノンジャンル
またまた、笠間稲荷の年末風景です。
もうお正月も間近で、神社のスタッフも職人さん達もせわしない感じで動いている雰囲気が画面からも、タイトルからも伝わってきます。
賽銭箱を手前に大きく入れたフレーミングはなかなか迫力があり、こんな時でもお客さんを逃さない神社のしたたかさも感じられて、このカメラポジションはとても面白く感じました。
構図では賽銭箱、巫女さん達、職人さん達、本殿が賽銭箱を主役にして絶妙なバランスで配されています。
ここでも、嵐の前の静けさを感じるな~。

課題  「師走の風景」  銀賞

タイトル  「もうすぐ整います」  桜井 ケイシ(笠間)