おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

納涼健康講座&映画鑑賞

2012-07-24 21:43:19 | 講演会

5回にわたって開催の高年大学鯱城学園 納涼健康講座 
 第1回 「おしゃれと健康」
 講師:㈱神谷ガーメント・テーラー神谷の代表取締役社長 神谷裕之氏の講演会を聴きに出かけた。
 受講料は500円で 会場では体重・身長の他、血圧、内臓脂肪、体脂肪率、基礎代謝量などの
 測定も行っていた。
 日頃、数値を全く気にしていないのだが、血圧は高め、体重は人に言えないほど増加していてショック!!
 やはり、間食が・・。  階段を避けエレベーター利用、運動はせず・・。 反省することばかり。

 「テーラー神谷」のオーダースーツを愛用していた父はおしゃれな人だったことを懐かしく思い出した。
 講演では「お洒落」と「健康」の意外な関係性と簡単にお洒落になるテクニックとして、
    明るい色の軽量のジャケット
    毎日、出掛ける前にカラーコーディネイトを考える  etc.
    
    脳の活性化にウォーキング、ダンス、好奇心を持つ、外見を気にする と言った内容だった。

    他にテレビで放映された映像で職人さんによる洋服の出来がるプロセスなどが紹介された。
    1着10万円程度から高いものは180万円もするそうだが、生地によって価格が大きく開くそうだ。
     

講演終了後、時間があったのでミリオン座にて上映中の「The Lady」を鑑賞。
国際社会から大きな注目を集めている軍事政権が長く続いたミャンマー、その民主化運動の
リーダーであるアウンサンスーチーの孤独な闘いを支えた家族の愛を描いた物語だ。
生活の中でも、強い意志を持ち、長い自宅軟禁生活の中でも凛とした姿は国民の支えと
なっていることを知った。
小説・竹山道夫著「ビルマの竪琴」を読み、中井貴一主演で映画も観たが、私にとってミャンマーは
遠い存在だった。
今後はこの国の出来事に関心を持って新聞記事など眼を留めると思う。
               

 


憲法週間記念「講演と映画の会」

2012-04-27 23:32:41 | 講演会

名古屋市の主催で憲法週間記念として鶴舞の名古屋市公会堂で講演(90分)を聴きに出かけた。

 講師 : ノンフィクション作家・評論家 柳田邦男氏
 演題 : 「言葉の力、生きる力」
〈要旨〉
言葉の力を考えると人は物語を生きていると捉えると意味がわかる。
主婦でもサラリーマンでも人生は波乱に満ちたものであり、特に戦争を経験した人は凄い人生である。
書くことにより、人に話すことにより、人は生きる力を得、また末期のがん患者では
痛みや苦しみをやわらぐそうだ。

 講演の中で、紹介があった本や映画

  田中俊一さんの歌集「歯と瞼(まぶた)」
  歯で棒をくわえ文字盤をたどって瞼でOKをだし、書いた作品だそうだ。
  難病のALSを患いながら亡くなるまで詠んだ短歌が掲載されており、正岡子規もそうだったように
  書くことによりつらい中でも生きようと再起させてくれる力が湧くのだそうだ。

  「いのちの初夜」北条民雄
  ハンセン病の診断を受け、療養施設に入ってからの出来ごとや感じたことを書いた私小説。

  サン・テグジュベリの童話「星の王子さま」のなかから
  きつねのセリフで「大切なことは目に見えない。心で見なくては・・」と。
 
  自主映画「風のかたち」(伊勢真一監督)
  小児がんと闘う子どもたちのサマーキャンプを描いたドキュメンタリー映画

  映画「大丈夫」
  “大丈夫”は小児科医・細谷亮太先生の言葉で映画を観るひとりひとりへの励ましのことば
  だそうだ。
 
講演の後、人権啓発映画「桃香の自由帳」(36分)を観た。 
テーマは人と人の絆で人と人とが寄り添い共に生きる温かい世の中とは何かを
語りかける内容の映画だった。
柳田邦男さんの講演とあって、ホ-ルは満席に近い聴衆でロビーでは
「人権を理解するコンクール」入賞作品が展示され、会場では漫画家やなせたかしさん
デザインの人権イメージキャラクターもステージに登場し、会場をわかせた。

  




 

 



 

 

 


日本語ボランティア研修2011(3月度) 

2012-03-10 22:00:01 | 講演会

東海日本語ネットワーク主催の研修会が国際センターで開かれ出席した。

   テーマ:とりあえず日本語で
         -もしも・・・あなたが外国人と「日本語で話す」としたら
   講 師:荒川洋平(東京外語大学 留学生日本語教育センター准教授)

〈要旨〉
  これからの日本は、外国人が今よりもさらに増えていくことが予想され、日本語学習者も
 確実に増えていくはずなので、私たちは外国人と話す機会が増えていくことになる。
 でも、実際外国人と日本語で話すとき、どのような話し方、接し方をしたらいいのか。
 不安に思う人も少なくないのでは。
 外国人と日本語でやりとりする、さらに外国人どうしが日本語でやりとりすることを
 「対外日本語コミュニケーション」と名づけ、いろいろな場面で実際に起こりうる例をもとに
 視点の相違や日本人の思い込み、外国人の誤解などユーモアを交え話された。

   ① 言いかえの技法
      和語       漢語      カタカナ語
     (決まり)     (規則)     (ルール)
     (ひるめし)    (昼食)        (ランチ)
     (頂き)      (頂上)     (トップ)

   ② こんなシチュエーションの時、日本語ではなんと言いますか?

  などの問いかけもあり、興味深い内容の90分だった。
    

   
  


公開講座「いま」を読み解く

2012-02-19 21:27:41 | 講演会

2/18(土)名古屋女性会館主催の公開講座へ出かけた。
 テーマ:「性犯罪被害者の声を聴いてください」
 講 師:アコースティックデュオ 「PANSAKU」

講師紹介によると
「PANSAKU」は、2008年4月結成のギターボーカルをつとめる「ぱん」と
カホン&コーラスをつとめる「SAKU」の女性アコースティックデュオ。
曲はオリジナル中心で「心」をテーマにうたっており、2010年6月に「ぱん」が自らの
レイプ被害体験をもとに作った曲、「SUTAND」を発表し各地の性被害者支援イベントで
ライブ講演を音楽を通して声に出せない被害者を励ますと同時に、性暴力・性犯罪被害
への理解を訴えているとのこと。
「ぱん」さんの話
パンが大好きで、昼間はパン屋さんで働き夜は音楽活動と充実した毎日を過ごしていた
ある日、2004年7月夜、帰る途中のコンビニ駐車場で突然助手席に乗り込んで来た男に
刃物を突き付けられ、お金を盗られ、運転させられて行った場所でレイプされた。
命だけは助かったものの、その日から肉体的、精神的に変わってしまい、未だに体調が
安定せず、苦しんでいる。
相談した家族は「もう、その話は口にするな」「忘れろ!」と言い、死んだ方が良かった
のではと思うこともあったそうだ。
今、一緒に活動している「SAKU」さんや廻りの友人たちにも助けられこの活動をしているとのこと。

講座を聴いて
こういうことはドラマや映画での世界での出来事のような気がしていたが、
実際には本当に身近に起こり得ることで、警察に届けず泣き寝入りしている人が多いと聞く。
そのため、犯人もなかなか捕まらず同じ犯罪を繰り返しているのだろう。
以前、朝日新聞出版・小林美佳著「性犯罪被害にあうということ」という本を読んだことがある。
あってはならないことだが、自分、そして身近な人が犯罪に巻き込まれたらどうしたらよいか・・

    どんな出来事があっても  どんな言葉言われても
    変わらない君におくることば  これだけは伝えたい
    君は愛されているもの  それが本当のすがた
    君は愛されているもの  この言葉が響きわたるために・・・
「PAN」さんのつらい経験を語る勇気と活動に感動し、美しいハーモニーの歌声に
会場からは大きな拍手が起こった。付随して愛知県警本部住民サービス課犯罪被害者
支援室員からも性犯罪に関わるお話しがあった。