高年大学クラブ「歩いて知ろう会」メンバー46名で八事山「興正寺」へ出かけた。
地下鉄鶴舞線・名城線「八事駅」下車し、①番出口から徒歩で3~4分くらいの所にあった。
総門をくぐり、都会の喧騒を離れた豊かな自然に包まれた八事の杜に佇む建造物
を鯱城学園OBボランティアの方の案内でみて廻った。
資料によると、貞享3年(1686年)開山天瑞圓和尚が八事の地に寺を建立、
開山三百余年、尾張徳川家との絆も深い修行と信仰の霊地となっている。
中門をくぐるとすぐ、五重塔、その先に本堂・霊牌殿があり、中で法話を聞くことが出来た。
9月中旬とは言え、まだ夏の強い日差しの中、境内と山内を散策、能満堂、九品仏、大日堂と観て廻った。
この大日堂が八事山内で最も高い所にある建物だそうで、堂内には1967年に徳川二代藩主光友公が、
母の供養のために鋳造させた高さ3.8m、重さ2トンの大日如来像が安置されていた。
普門園という庭園があり、歴史的文化価値の高い建物が回廊で結ばれており、渡る風に少し秋の
気配を感じた。
境内を約3Km程散策した後、程近い場所にある「浜木綿」にて全員で会食し、散会した。