おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

名古屋中央卸売市場本場見学&新年会

2015-01-22 22:37:06 | 歩いて知ろう会

朝から雨で寒い日となったが、今日はクラブ仲間と熱田区にある名古屋中央卸売市場本場を見学に出かけた。
すでに、市場の中は終了し、活気ある様子は目にすることは出来なかったが、担当者
からプロジェクター画面操作による説明を受けることができた。
名古屋市によって解説された中央卸売市場は本場と呼ばれるこの場所と西春日井郡豊山町にある北部市場、港区にある南部市場があるそうだ。
私たちの胃袋を満たすには、海と大地からの新鮮な食べ物がここを通って供給されているんだと広い敷地内ある施設の一部を見て廻った。

見学終了後は、お迎えバスに乗り「賀城園」で例会を兼ねて新年会を行った。
新役員選出と27年度の活動方針を検討。年に4~5回の集まりだが、気心の知れたメンバーばかりで、久しぶりの再会に話に花が咲いた。
昨年末からこの1月は忘年会、新年会続きで忙しい。私は苦手だが、飲める、歌える、芸達者な人には最高に楽しい時節なのだろう。
  

 


めいとう なつかシネマ「自転車泥棒」

2015-01-22 00:19:21 | 映画

めいとう なつかシネマvol.16「自転車泥棒」を鑑賞。
ここではいつも名東文化小劇場の館長さんが、上映前に約5分程、作品の解説をして
下さるが、私はこれが一つの楽しみにもなっている。

お話によると、日本では昭和25年公開され、イタリアでは第二次世界大戦後の
1948年の公開でニューリアリズム(新写実主義)作品の代表作とのこと。
主役の親子はオーディションで選ばれた素人で、父親役の主人公は実際に
失業中の電気工。ストーリーと同じような境遇なので、ドキュメンタリータッチに
リアルさが増している。
子役も監督が街で見つけ出した少年で、表情も自然で抜群の演技だった。

ストーリーは長い失業の末、やっと職を得るが、自転車が必要なため、家財を
質に入れて自転車を手にいれるが、目を離したすきに盗まれてしまう。親子で
死に物狂いになって捜すが、自転車は戻らない。
このままでは職を失う為、追い詰められて今度は自分が自転車泥棒を働き
捕まってしまう。

画面ではイタリアの街並み、職を求めて安定所に並ぶ貧窮した様子がリアルに
描かれており、土砂降りの雨の中、自転車泥棒をさがす親子の姿は切なく哀しい。
このシリーズは、いつも観終わった後、余韻が残る名画ばかり。
しかも ワンコイン¥500の安さ。時間を作ってでも観なきゃ!
次回は3/18(水)「二人でお茶を」