京都・宇治の県祭中止に 梵天渡御や露店なし、神事のみ
京都新聞 より 210420
「暗夜の奇祭」で知られ、毎年6月5日深夜から6日未明に宇治市で催される県祭(あがたまつり)が、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続いて今年も中止される。県神社や宇治神社、市観光協会などでつくる県祭安全対策推進協議会が20日、発表。
同協議会によると、祭りのハイライトで県神社と県祭奉賛会がそれぞれ行う梵天(ぼんてん)渡御や、同市中心部での露店の出店を取りやめ、神事のみを両神社で営む。
県祭は、19年には10万5千人が訪れた。中止は新型インフルエンザの影響を受けた2009年と、コロナ禍の昨年に続く3回目で、2年連続の中止は初めてという。