読者 :
古神道の一霊四魂の考え方が不正確で不要だとのお返事。予想外でビックリです。神宮にも『荒祭宮』があり「天照皇大御神の荒御魂」と書かれていたので、四魂の考えは神道の基本なのだと、正しいのだとばかり思っていました。
この神宮の表記と、一霊四魂は全く別の事です。
一霊四魂は、あくまでも人の心の構造を説明した表現です。
記事 :
一霊四魂の思想とは、一体の霊体(直霊)に四種類の魂が合体したものが、人の心を構成する考えですが、私は、これは不正確で不要だと思っています。
旅する自己の魂と内在神との、大きく2つで十分です。
伊勢神宮HPより :
荒御魂とは、神様の御魂のおだやかな御姿を「和魂(にぎみたま)」と申し上げるのに対して、時にのぞんで格別に顕著なご神威をあらわされる御魂のお働きを「荒御魂(あらみたま)」とたたえます。
自己の魂は、ある意味この世に旅しに来て現れた荒御魂とも
言えます。 内在神は、和魂として根源存在と連動します。
また、別の次元の表現をすれば、
荒御魂は、人の肉体・霊体との相関。
和魂は、人の心・内在神との相関。 とも言えます。
高次な表現では、
地球の荒御魂は、国常立太神(クニトコタチオオカミ)。
和魂は、天照太御神。(アマテラスオホミカミ) とも言えます。
考えてみると、私達の肉体は、地球から借りている物です。
地球上で人類が発生して以来、連綿と地球上で出来た作物
を食べながら、人から人へと繋がって来たのです。
地球上の水や土の成分が、形を変えて回っているだけです。
エントロピーの循環とも科学では言うそうです。
地球のエネルギー成分は、増えもせず、減りもせず、ただ現れ
る形だけが変化しているに過ぎないのです。
霊的には、現実界で生きる人間は、地球の荒御魂と和魂の
結晶体であるので、大変かけがえの無い物です。
自分の肉体を粗末に扱えば、地球霊に申し訳が立ちません。
人間は死んで、地球に借りていた肉体を返す時に、どれだけ
大事に肉体を使用していたかを閻魔様に診られます。
たとえ病の為に、消え入る様な肉体でも、最後の最後まで
自身が出来る最善の心遣いをしなければ成りません。
太古の昔に地球上に人類が発生した時に、地球の荒御魂と
和魂の間で、契約が有った様です。
①自分の肉体を含む、地球上の全ての生き物を大事にして
荒御魂を育て、
②自分の心・内在神を大事にして和魂を太らせた、
人間の魂は、地球の循環から解放して自由にする約束が有
る様です。
自分の肉体を大事に使いながら、感謝想起で暮らせる事は
色々な面から見ても、本当に有り難いことです。
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