なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【鈴鹿】鈴鹿スカイライン閉鎖直前に 七人山から地獄谷・御在所岳へ

2011年12月14日 | 鈴鹿

12月11日 ときどき

 国道477号(鈴鹿スカイライン)が12月15日から冬季閉鎖になる。
その前に武平峠から、歩いてみよう。
この間 雨乞岳に登った時、行けなかったコクイ谷を久しぶりに歩いてみたかった。


 鈴鹿スカイラインへ続く麓は、紅葉がとてもきれいだった。目の前に現れた御在所岳には
うっすら雪も見えていた。


 武平峠駐車場には、まだ一台も車は駐まってなかった。広い駐車場でトイレもある。


 駐車場から武平トンネルへ向かう手前に「武平峠 →」と書かれた看板があるので、そこから山道に入っていく。 8:15


 よく踏まれた道を登っていく。 


 武平峠に着いた。
 

 以前は武平峠から雨乞岳に通じる登山道があったのだが・・・崩壊している。

一旦滋賀県側の国道477号へ降りて、国道沿いの雨乞岳登山口から入った方が容易だが、せっかく三重県側へ駐車して登ってきたのだから崩壊した山腹をトラバースする。

ザレ場だが、薄く積もった雪と寒さで適度に凝っていて歩きやすい



 荒れた谷を少し登り対岸の植林帯に入る。


 そこで登山道に出た。


 ここで国道から登ってくる登山道と合流。ここからはしっかりした登山道を行く。


 危険箇所はロープがあるが、特に危険とは思わない。 


 道は迷う所はない、雨乞岳を示すプレートがある。
麓は紅葉がきれいだったけど、山はもう冬景色だ。
昨日午後から降った雪が溶けずに残っていた。
雨乞岳へのメジャーな登山ルートだけど、誰とも会わずに静かな山行だ。


 登り始めて30分くらいで先行する登山者を確認した。 


 沢谷乗越あたりで先行登山者を追い越す。


 神崎川(愛知川源流)に入る。



 クラ谷分岐。 そのままコクイ谷へは行かず、この前 行かなかった七人山へも寄っていく。



 ここから沢沿いの踏み跡を登っていく。



 沢沿いの道を登ると七人山の展望がある。 



 ここからクラ谷にでるまでガレ場は崩壊しているので注意して歩く。 



 沢を渡る。水は少ないので容易に渡れる。 



 クラ谷は広くて明るい谷だ。気持ちよく歩くことが出来る。



 細いブナが多い。この細さが優しい感じを演出している。 



 谷を登るが、登山道は狭くなる。ここは少し注意しよう。



 よく踏まれた登山道を行くと、広い樹林帯が広がり、七人山のコルに出る。

 

 七人山には、コルから右手の稜線を登る。



 秋の味覚、栗のイガイガが雪に埋もれていた。あっという間に季節が深まった。 


 コルから5分ほどで七人山本峰 標高1073m。に到着。


 イブネの台地が近くに見える。


 七人山東峰 標高1067m。
(後で地形図を確認すると、両峰とも1080mを越えていたのだが・・。)

 



 下山はコルまで戻らずに南斜面を下る。


 クラ谷を経てコクイ谷分岐へ。コクイ谷の→の方へ下りていく。


 コクイ谷へは沢谷を通って行く。

 



 足場が悪くなるので注意して通過する。

 



 対岸の赤テが巻いてある岩の上に上がる。
この沢は滝になって落ちている。ここは滝の上部だ。 


 対岸にわたり滝を眺める。



 滝上部から見る。 



 滝上部にあるプレート 


 沢谷からコクイ谷に下りる。



コクイ谷は広い谷だ。 



 クロ谷出合い。ここで初めて登山者に会う。少しルートが分かりにくいようだった。



 クロ谷出合い。石にペンキマークがあった。 



 斜面が崩壊し木が倒れていた。雨が降るとまだまだ崩壊が進みそうだ。 



 行く手には倒木の梯子。この倒木の梯子を登る。 



 川沿いを歩きやすい所を探して進む。 

 

 川から斜面の踏み跡へ上がる。



炭焼き窯跡がいくつかある。 

 
 数分歩いて愛知川を渡る。 



 コクイ谷出合に着いた。

ここから御在所岳を目指す。上水晶谷方面へ向かう。



 上水晶谷はきれいな谷だ。



 つららがあった。昨日から急に気温が下がったのだ。 



 上水晶谷から地獄谷に入る。
標識などはないが、よく見ると黄テープが木に巻かれてあった。 



 水はそんなに多いことはない。歩きやすい所を選んで登る。

 

 時々、氷の芸術がある。



 地獄谷のナメ滝が現れた。 巻いて登っていくのだけど、雪と氷で滑りやすい。気を付けて登る。

 

 巻き道からナメ滝を見る。 


 ナメ滝の上部。 



 



 滝をクリアし、まだまだ地獄谷を詰める。 



 上水晶尾根が見えてきた。 



 望湖台の岩場も見えた。後もう少しだ。



 谷から山の斜面に取り付く。 


 かなり急登だ。木々を掴みながら登る。 



 望湖台直下に近づくとテープが多く木に付いていた。



 この岩の横から上がる。



 望湖台へ出る。  登山者も観光客も誰も居ない。
   もう午後3時過ぎているし、寒いからね。


 上水晶尾根の稜線が目の前に広がる。



 七人山、雨乞岳方面を見る。 



 どんよりした雲の間から日が射していた。



 御在所岳山頂。最高点1212m。



 御在所岳一等三角点にも寄る。標高1209m。



 鎌ヶ岳方面。



 御在所岳から最短ルートで武平峠へ下りる。



 下山時、セントレアの方がよく見えた。



 鎌ヶ岳が段々近くなる。



 武平峠に到着した。 午後3:50

この山行の後、七人山の標高や登山ルートについて考察することが出来た。
この周辺をもっと歩いてみたいと思った。


今日のルート


←ルート拡大(クリック)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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おはようございます~ (がんちゃん)
2011-12-21 06:17:09
はじめまして 
マイブログにご訪問いただき有難うございます
足跡からの訪問です
なかちゃんず は良く鈴鹿を歩かれていますね~
七人山へは コクイ谷分岐から登りましたが
沢谷へのくだりは 初めてです
地獄谷からのコースも まだ 未踏で
大変参考になります
また ボチボチ寄せていただきますので
宜しく お願いいたします
御在所の麓に 単身赴任中です~
返信する
Unknown (中ちゃんず)
2011-12-21 22:28:36
がんちゃん、こんにちは。
鈴鹿の山が好きなので、よく登りに行きます。
沢谷、コクイ谷、なかなか面白い谷です。
地獄谷は、これから積雪すると厳しいかも知れません。
ナメ滝を高巻きにして滝上に上がって滝を見るのは、ちょっと気持ちよいですけどね。
また、お立ち寄り下さいね。
ブックマークに登録させて頂きますね。
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