エスバーツとは? (SBIRTS)
聞きなれない言葉で、私も今朝のしんぶん
「赤旗」で知った。
これは先日開かれた「全日本断酒連盟」の
第56回全国大会の報告の記事に書かれて
いた。
S=Screening(ふるいわけ)
BI=Brief intervention(簡易介入)
RT=Referral to Treatment(専門治療への紹介)
S=Self-help group(自助グループへの紹介)
アルコール依存症も早期発見が大切だ。
SとBIにより、病院につなげることができ
るかである。
しかし依存症は「否認症」といわれるよう
に、本人は認めない。認めても「まだ大丈
夫」だと専門治療に結び付かないまま、重
症化していく。
アルコールは周囲の人たちが気付くケース
が高い。しかしギャンブルは見えない。
借金の多重債務が発覚してようやく分かり、
家族や親せきが借金を返済すると再びギャ
ンブルにのめり込んでいく。
だからこそ専門の治療が大事だが、依存症
そのものは治らない。あるのは「回復」だ
けだ。
だからこそ、最後のS=自助グループとつ
ながっていくこと。この道しかない。
カジノ推進勢力の自民・公明、維新は、依
存症の実態を知ろうとしない。
それよりもギャングるによる「金儲け」し
か目に入らいない。
北海道では、苫小牧市が議会として、多数
決で誘致決議をした。
日本共産党市議団は、最後まで反対の論陣
をはって抵抗していた。
多数決できめれば何をやってもよいという
姿勢こそ問われている。
釧路市でもカジノ誘致は現市長の元で、続
行している。
市民の声と議会構成のズレ、民主主義が問
われている。