破たんしているアベノミクスの副作用が、
さまざまな面で噴き出ている。
先月末の日銀の政策委員会では、さらなる
金融緩和として、現在のマイナス金利をさ
らに大きくすることを見送った。
そして日銀総裁は「口座維持手数料」の導
入について触れている。
文字通り、銀行に口座を持つだけで「手数
料」をとることだ。
アベノミクスによるマイナス金利は、とり
わけ地方銀行を疲弊させている。
本来の銀行業務からの利益が壊されている
からだ。
マイナス金利をさらに増やせば、銀行の収
入は一気に減少。だから、全ての預金者か
ら「口座維持手数料」を取ればということ
らしい。
いまでも、ATMを利用するたびに手数料を
とられているのに、さらに取られる。
庶民はとっくにマイナス金利だ。
その上、「口座維持手数料」となれば、銀
行に預金することが「罰則」となる。
消費税10%値上げとともに、この国の政
権は、庶民からなんぼでも取れると思って
いるらしい。
「桜を見る会」で、自らの後援会員に税金
で飲み食いさせる総理大臣がいる限り、こ
んなとんでもない政治が続く。
菅原、河井両大臣は選挙民の「買収」の疑
いで閣僚を辞任した。3人目は誰かという
声があるなか、総理大臣であったというこ
とが明らかになったのではないか。
アベノミクスを止めさせるためにも、徹底
的な追及を!