石川社中の音楽独り言

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意外と多い三連符と三拍子の勘違い

2014-07-11 02:48:34 | 音楽基礎知識

一般的にギターが上手いと言われている人の中にでも三連符を三拍子と

時々勘違いしている人がいます・・・意外だけど本当です。

要するに必ずしも、腕やテクニックと音楽の基礎知識とは比例してないと言うことでしょうか


私自身も若い頃はがむしゃらに、ただ弾きまくるタイプだったので、細かな音楽のいろは等

特に考えなかったし、弾けるから自分には必要ないんだと思ってました

乱暴ですが音楽に譜面等一切関係ない・・・くらいに思ってました


でも そのうちに更なる成長をしたいと強く願うようになり、その方法を色々模索してたら

色んな音楽のいろはの事を勘違いして覚えていたり、ピアノ教室に通う子供が

最初の2・3年で身に付ける様な知識さえも、持ち合わせてなかった事に気が付き

〔これじゃあ・・幾ら楽器だけ何とか弾けても、今以上の成長は今後自分にないなあ〕と感じ



それから結構頑張って知識や理論を身につけました・・・所謂 後付の理論・知識ですね

それは今現在も続いています

まあ 今から考えれば最初から知識があるより、後付タイプのほうが知識や理論の

吸収率が良く逆に伸びる・・思ってますが 

これは若干言い訳と負け惜しみも半分位入っています



ただ私は幸か不幸か、自分の成長の扉を開くには 足りない知識を埋めなければ・・と

途中から強く感じましたが・・・・必ずしも そのタイプの人ばかりではないようで

そこで冒頭の話に戻る事になるけれど・・・




ある程度ギターの腕があるし又音学歴も長い 例えばAさんに・・・・

 〔Aさん  ちょっと三拍子でギターをストロークして!〕

・・・と言うと 案外Aさんは 〔ああ・・・私 三連符はちょっと苦手で・・〕 ・・・?????

ってな事が教室をしているとよくあります・・・最初は勘違いで言ってると思ってたけれど

残念ながら そうでもないようで・・・




まあ今更だけど簡単に説明します



拍子は大きな意味で1小節を4つくくりか 2つくくりか 3つくくりかで カウントする事で

それぞれ4拍子・2拍子・3拍子に分かれています・・・リズムの取り方は何通りもあるけれど

まあひとつの例を挙げます


座った姿勢で2拍子は両手で両足の腿か或いはひざ辺りをトンと同時に叩きます

その次に両手で拍手をするようにパンと叩きます・・・つまりトン・パン・トン・パンの

繰り返しですね・・・同じ速さでやるのがコツです



4拍子は 両手で膝をトン・トンと2回叩き拍手でパン・パンと2回叩くようにします

先ほどの2拍子と同じ速さでやります・・・慣れたら歌いながらやると2・4拍子の違いが

分かりやすくなります・・・たとえば今流れている〔ありのままの~〕でもどうでしょう

あり ではなく の~と同時にトンとしたほうがいいです




三拍子はトン・パン・パンで繰り返したらどうでしょうか・・歌は今の曲が思い出せないけれど

スタンダードの〔エーデルワイス〕辺りでどうでしょう・・・・まあ大まかですがこれが拍子です

これに対して三連符は先ほどのトンとかパンの一つの音をタタタと均等に三等分すると言うことです

(1拍三連の場合)



1拍に対し均等と言う事がポイントでタータタでもタタータでもタタターでもありません

タタタです・・・・慣れれば簡単にリズムが取れるようになると思います




さて音を文章で説明するのは毎回難しいと感じますが 何かの参考にでもなれば嬉しいです。